山帽子のとまり木

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平尾台の冬景色 2/19 (後半)

2014年02月21日 | 山歩き、
今日は 単独行なので 絶対無理しないと当初から決めて挑んだ
平尾台歩きでした。
が 見上げる空は最近にもない <ピカ一>の上天気 それに風も全くない。
ラッセルすれば も大汗が出るぐらいです。
ただ 見晴らしのいい台上を見渡すと見える範囲では全く歩いているひともない。
すこし寂しいが・・・

ここで 一人<思案橋ブルース>です・・・古いフレーズですんません~!

この上天気と雪原を見れば なんとか頑張ってラッセルすれば 貫山取り付きの
<四方台・分岐点>までは行けるのでは・・・・
そこから先の貫山 登頂はそこで考えればよい。

どうせ 引き返すも同じような難儀するならと 先へ行くことも同じと決心した。
さあ決めたからには 四方台へ向けてゴー。

歩きだした雪原 方向と無雪期のルートは頭にあるので問題ありませんが
くどいようですが とにかく 雪が深い





振り返っての トレースは私のものです。



荒れた洋原群 凍結で ガシャ・ガシャ・・ バリバリといい音がでます。
この方がとても歩きやすいです



これから先の急降下場所 塔ヶ峰分岐から一旦 鞍部へ下るのですが
なんど転んだだろうか、 ほとんど <尻セーブ>状態で 鞍部まで到達したが
結構面白かった

これから また雪原と同じようなこと何度も繰り返しながら 時間かけて進む






さあ ようやく 自称 <心臓破りの急坂>の取り付き近くまで来た
時計みると 既にお昼は廻っている、
ここで お昼にしようとするが この雪では座る場所もない しかたなく
立ったままで おにぎりなど 手軽に 放り込む。

さあこれから <心臓破りの急坂>に挑まないと 四方台までは行けない
ギアは当然ながら 四駆に切り替えないと登れません。

下の写真の 一見すると 今ごろ競技している<ソチオリンピック>のジャンプ台の
ような急坂です。





もう少し 雪原歩きです。





おやおや 動物の足跡は あなたは誰でしょうか



さあ いよいよ 急坂取り付きまで来た







ここで 急坂を登り始めて気付いた。なんと積雪が多い事かと。
この坂は ほぼ北西向きです。北西向きと言うことは・・・・
そうなんです、現場斜面は一つの吹き溜まり状態で 積雪は他所より 多いのです。
これは本日の一番の計算違いの結果となった。

ともあれ 何とかここをクリアしないことには 行き先どうにもならない。









普段の無雪期ならば わずか20数分で 四方台まで 上がれるところで
今回は もう 40分余りかけて まだ 急坂の半ば地点です。



ラッセルと言うよりも 四つん這いになって がむしゃらに 這い上がっていく感じでした。
とにかく雪の中に 入りこんだ足が抜けなく重たくて遅々として時間だけが過ぎてゆく。疲労感も増してきた
ハァ~ ハァ・ フゥ~フゥ なんども立ち止まり また一歩・一歩歩きだす・



 この急坂をなんと一時間半ちかく雪との格闘 ずいぶんと時間かかって ようやく登りきることが出来た。
登りあがってきたときはもう 自分でも バンザイするような気持ちになりました。
疲労困憊で四方台の台上に上がってきたのでした。







ただもう 私の体力もいい加減疲れました、それに雪との格闘も充分達成感がありました
ここから 貫山がよく見えますが またまたこれからの積雪地帯と 貫山直下の急登をこなす体力も登頂意欲
もなくなってきました、

ここまで自分でもよく登ってきました、冗談ですが 無雪期ならば もう鼻歌でも
歌いながら楽々歩ける平尾台です。

今日のような 積雪量は 永年私も 平尾台で楽しませてもらっていますが凄いの一言。 
いやいや 今日と言う今日は これで もう ギブアップです。
体力も限界、使い果たした感じです。

貫山への雪山登頂は いさぎよくあきらめ下山の途に付いた。

今回の平尾台・冬景色 、

最後までお付き合い有難うございました。似たような 替わり映えのしない 画像の連続でしたが
雪との格闘、想定外・予想外の平尾台の冬景色シリーズでした。

今日二~三日 好天なので 雪もだいぶ少なくなってはいるでしょうが
台上には未だ たっぷりと積雪あると思われます。

今年の積雪は平尾台も半端でない想定以上の厳しいトレースです。行かれる方は 充分 気をつけられますように。






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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (山帽子)
2014-02-24 08:24:36
亀の山歩きさん
平尾台はこのように すべてが見渡せる
ようなロケーションですので 積雪は
有った時も素晴らしい景観になりますね。
四季折々ほんとにそれぞれ 趣きある
ロケーションで魅力尽きないですね。
我が家から近場ですので有り難いです。
青々とした草原もいいですがこうして
雪のある風景もまた 一味違った感じで
いいものでした、一度お越しくださいね
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RE深い雪 (山帽子)
2014-02-24 08:17:55
ミラさんへ
>平尾台の雪も深かったですね~
そうなんですよね!
ご存知のように 平尾台が積もっても
ほんのちょっぴりが普通なんですが
今冬は珍しく 
凄い積雪で 日頃通っている私たちも
もう 吃驚でしたよ。
今年は雲仙界隈も凄いようでしたね。
来月初旬になれば野焼きも始まります。
また 台上も賑やかになってきて楽しみ
です、またこちらへもおいでください。
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RE若い! (山帽子)
2014-02-24 08:12:32
wagtailさん
>若い!~~
でもないのですが・・・・・
あちらこちらのメンテテナンスは今でも
欠かせません。
ただ 思いだしていただいた頃が一番
苦しいときでしたから、今が有ると思って
日々常に健康の有り難さに感謝している
ところです、
動ける内にもう少しの間 遊ばせて
貰いたいと思っています。


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Unknown (亀の山歩き)
2014-02-22 20:00:54
山帽子さん こんばんは

平尾台の雪景色、雄大ですね。どこか、大陸みたい。
写真がお上手なんですね。
見て、気持ちがいいです。

岩に積もった雪がおもしろいですね。
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深い雪 (ミラ)
2014-02-22 19:59:07
こんばんは。
ご無沙汰ばかりで申し訳ありません~<(__)>
平尾台の雪も深かったですね~

雲仙九千部岳もいつもの2倍の時間がかかり、体力消耗しました~>_<
私は相方のトレース跡を歩くだけでしたが・・・・

それでも春の兆しが見えてきましたね♪
平尾台の花達芽吹きも待ち遠しいですね。
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若い! (wagtail)
2014-02-22 11:59:39
苦労して上り詰めた人だけが体験できる感動、
さぞかし頂上からの眺めはいつもに増したすばらしさだったことでしょう。
それにしても、若い!
コメントを拝読しながら、病んでいた頃の山帽子さんを思い出してしまいました。
まだまだやれますねぇ。
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REそうでしたか (山帽子)
2014-02-22 09:38:45
せきりょうさん
今年の寒波は 平尾台も例外では
ありませんでした。
普段はこれほどの積雪はめったにありませんで
私こそ驚きでした。
>想定外の積雪に悪戦苦闘!~~
余りにもよく知ったところだけに 行けば何とか
なるって思ったいたところも 有りでしたが
想定外でしたね。
それにしても 素晴らしい台上の冬景色
でした。
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Unknown (山帽子)
2014-02-22 09:33:43
コウリンタンポポさん
>満足度120%!!!~~~
そうでしたね。やはり 誰も歩いていない
新雪はそれは それは 超気持ちよかったです。
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そうでしたか! (せきりょう)
2014-02-22 05:42:12
お早うございます。
ようやく寒波去り、昨日から、また平年より暖かい日続くそうです。
そうなると雪解けも加速することでしょうね。

イヤッ!想定外の積雪に悪戦苦闘!
ラッセル時の体力の消耗、相当だったんでしょうね。
無念というより、納得のご判断だったんでしょうね。

でも、チャレンジ精神に拍手です。
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Unknown (コウリンタンポポ)
2014-02-21 19:07:06
満足度120%!!!
トレースお疲れ様でした。
山帽子さんもお気を付けて登られてくださいね\(^o^)/

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REお疲れ~~ (山帽子)
2014-02-21 18:54:21
宮ちぁんへ
>平尾台の雪も凄いですね・・・
今年は英彦山・福智山などここら近辺の
山々も凄い積雪ですね
普段はあほとんど積もらない、積もっても
うっすらだけの雪が普通の平尾台も
今冬は がっぽり積もっていましたよ。
甘く見て歩くと 平尾台も痛い目合う所
でした。
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お疲れ様でした (中間の宮ちぁん)
2014-02-21 12:46:09
平尾台の雪も凄いですね!ラッセルするような処はないと思っていましたが。。。。。心臓破りの急坂は普段でも私は息が上がる場所ですが。。。ストックが手元までスッポリ埋まっていますね!大変だったと想像しますルートがわかるので歩けますが、私なら、帰れなくなって大変だと思いますが!!!また、声かけお願いいたしま~す。
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