オオキツネノカミソリ と 涼の滝を求めて ７：３１

この山麓一帯の自生地には　他所で見られる以上の
大群落は信じられないほどの　広範囲に展開されて
同行者　一同改めて　驚きの連続です。

オオキツネノカミソリ （大狐の剃刀）ヒガンバナ科

「花の咲いている様子がどことなくヒガンバナに似ています。でも近づくと花の形が全く異なることがわかります。葉は夏には枯れ、そのあとに花茎が伸びて花を咲かせます。つまり花の咲いている時期には葉はありません。花被片は６片で斜めに開きます。」



林床一面に咲き乱れた　キツネノカミソリ
まるで　足の置き場にも困る・・・そんな表現が　あてはまるほど。
それも　群落　～また～群落　それも延々と



ところどころでは　木漏れ日も射して　怪しい雰囲気？も。







岩岳川の苔むした　渓流の　水辺と堰の　小滝に　涼しそうです。





これはまた　一段と鮮やかな　カミソリの花束になりそう。
せっかく　撮ってきたので　一挙にアップ。







これだけの群生地は　見飽きることないほど　圧巻そのものでした。

充分すぎるほども　カミソリの花観賞のあとは　すぐ近くの　求菩堤山へ
修験道の山として　こちらでは　名の知れた山　霊峰です。



周回する　山道には幾多の修験の場が点在してその　足跡は今なお
現在進行形で至るところに　祠が　鎮座しています



立ちはだかる垂直に切れ落ちた　巨大な　岩肌には　イワタバコの花　一輪。

そして　今日は欲張りの企画　今だメンバー誰一人として
訪ねたことない　築城町の山深く　＜真川内の滝＞を探しに。

牧ノ原キャンプ場　「まこちの里」の管理の職員の方に訪ねるも
店内に掲示してある　滝の写真を指差して・・・
自分は行った経験ないが　と今一つ　案内にも淡泊でした。
ま　取り敢えず行ってみようとなった。

暑い中　　案内表示もない中　ひたすら　まぼろし？？の滝求めて。
林道を約一時間をはるかにオーバーしたところに　やっと　この案内道標あり。



ここから更に２０分と書いてある。　とにかくここまで来たからには
なんとしても　辿りついてみようと　悪路　難路を行く。
昼尚薄暗い　苔むした渓流沿いの　あまりトレース
無き山道を詰めていく　
やっとの思いで　目的の＜真川内の滝＞につく。


水量は思ったほどないが　落ちる飛沫で滝つぼ近くに居れば
汗した身体はもう　別世界のすずしさでした。
必死で探して来ただけに　涼しさも格別。





足場のよい人気の　名爆はいくらでもある　

が　今回我が隊が探して　挑んだ滝は　名も知れず　また訪れる人もすくないであろう。
とても短時間では難しい山奥にあった。
それだけに　ある意味では　なかなか　貴重な面白い穴場の滝でした。

楽して　見れる滝ではなかっただけに私個人的には　想い出に残る
滝で最高の面白い　滝めぐりとなった。
取り付きの長いのが多少難点でもあるが　いつもの山歩きと思えばなんのことはない。
こんなマイナーの　滝巡りもこの時期しか出来ない面白さ　私てきには最高の
滝探しでした。

まぼろし？の滝探しに　付きあってくれた　山友の皆さんには余分な企画だったのでは
と案じつつも　感謝したいと思うことでした。

今回都合で行けなかった
隣の＜東尾の滝＞にも私は機会作って行きたいと思っている。
ちょっとした　ミステリアス的な山奥の滝探し・・・
こんなのも時には　いいのでは？そんな思いの楽しい一日になりました

情報によれば　厳冬期の氷爆もなかなか見ごたえある滝のひとつとか。
機会あればぜひまた　その時期再訪したいと願っている。