山日記の庭のあちこちに 小さい紫色の花が 春先 いっぱい咲きます。
あまりに小さいので 大きさを見定めていただけるよう 定規を傍に置いてみました。
キランソウという花です。
花が咲く前から つやのある小さな葉っぱは 何かやってくれるなと 期待させる存在感があります。
そして、オオイヌノフグリなどやスミレなどが咲くころ キランソウもいっぱい咲き始めます。
ネットで調べたら 紫いろの蘭に似ているから 紫蘭草（シランソウ）が変化してキランソウになったとか
昔から薬草になり、地獄の釜の蓋（ジゴクノカマノフタ）という 別名があったり 地方によっては
イシャイラズ（医者いらず）という名前もあるそうです。
以前 シルバー人材の方に 草取りを頼んだ時 「ここの庭には こんな珍しい花があってうらやましい」と 言われたので「これ 雑草ですよ。皆さんのお家にもあるのだけれど 草としてみんな採っちゃっているのでは？」と 話したことがありました。
除草剤使ったりすると 多分無くなってしまうのでしょうが
薬草になると聞くと これからも 益々大切にしなくてはと 思うお花です。
