6月末から 私たちを楽しませてくれた ヘイケボタルの光。
そろそろ 終わりです。
ヘイケボタルは お隣の農家の方の田んぼに棲んでします。
農家さんが ヘイケボタルを温かい目で見守ってくれているからこそ 今でも 私たちが観察することができるのだと
いつも 感謝しています。
川に棲むゲンジボタルは 魚やザリガニなどに 幼虫時代に食べられてしまいます。
川の上流まで さかのぼって 蛍を守ることは不可能なので 温暖化や環境の変化で ゲンジボタルが減ってきたのだと思われます。
でもヘイケボタルは その田んぼで 生を受けてそこに棲んでいるので
農家さんのやさしさで 毎年発生して 私たちを楽しませてくれるのです。
毎年 お隣のの 農家さんに お願いして 一緒にヘイケボタル楽しませていただいています。
でも 温暖化で 稲の成長も早くなり ヘイケボタルの幼虫の餌となる モノアラガイが 稲の苗に 害も与えるようです。
ヘイケが減ってきて また カップルが成立して 卵を産み付けた後の この時期を見計らって
農薬を使わざるを得ないようです。
ただ 見せてもらっている我々にとっては ただ 残念ですが、
農家さんにも いろいろな事情や段取りもあります。
この土曜日から 急にヘイケボタル減りました。
残念ですが わずかに残った子を見せてもらったりして 今までありがとうございましたと 感謝したいです。
土の中に産み付けられたヘイケボタルの卵が 来年も 無事に帰ってきてくれることを願って・・・
これからは クロマドボタルの幼虫を 楽しみに観察してやってください。
