自然のメモ

温暖化の授業見終わった

放送大学の温暖化とイノベーション2018を最後まで聞きましたが、後半になると炭素の貯蔵と隔離は分かりましたが、もうだいぶ前のものですから、すこし現在と違うところもありました。
メガソーラーとか太陽光パネル、風車が乱立するなど、予想されてなかったでしょう。

 

まとめると・・・

産業革命時代から二酸化炭素を排出しており、今まで、500ギガトン排出している。
二酸化炭素と温度上昇の関係から、温度上昇2度までにまでに抑えるなら、800ギガトン内に排出抑制する必要があり、あと残り300ギガトンしか出せない。


現在、人類は毎年10ギガトンを出している。

人類が今後排出出来る二酸化炭素:300ギガトン

毎年10ギガトン×30年=300ギガトンで
このままではあと30年で達する
あと30年しか、ない。(もう30年は切っている)

このまま排出したら、2060年には、氷河が全部消える
目標の2℃に押さえても半分は消える。

人類は二酸化炭素を9.3ギガトン、森林破壊で1ギガトン、合計毎年、10ギガトン排出している。

それを、自然(森林と海洋)が40%吸収している。

 

吸収分があるので、今後の排出の半分でも押さえると、大気に残る二酸化炭素は理論的には0ppmに出来る


何とか目標の通りになったとしても、二酸化炭素の排出が増えたために、海のPHは二酸化炭素が溶けて、酸性に傾く。


理想的な対策が功を奏したとしても、排出の蓄積があるので、1,5度から2度の上昇は避けられない。

 

海洋の温度も高くなり、藻、プランクトン、軟体動物などの移動も数十㎞、プランクトンでは100~400㎞も移動もしている。

 

植物などは気温が高まっても移動できる距離が少ないため、植物が移動しきれず消え、動物たちも生存できなくなる。


自然生態系を保全は、農業のようには容易くいかない。

温暖化が進んでしまうと、社会や自然の生態系が成り立たない
戻すのは、非常に困難

自然生態系について、自然災害や農業の変化に備えると同じように、自然の保全をしていくことが重要。

 

国立公園などの保護区などの見直して、さらに保全すること

劣化した生態系の再生をすること
など

温暖化を乗り越える「計画立案」は「実施と実行する行政や組織の協調」で、うまく協調して機能しないと、温暖化対策の妨げや不適切運営になる。


複数の対応策(コベネフィット)になるものが良い。
きめ細かい対応が良い。等。

 

一つの適応策の道筋に固執する

現地の社会や伝統、文化を考慮しない

逆に現代的ではない伝統的を継続して使う

保険に頼り、ギャンブルのような適応策を打ったりしないようにする

など。

国民生活全体に、さまざま分野を分けて、対応策を政府は検討している。災害とか、農業、漁業、病院など。

 

::::


温暖化が進むと、自然生態系の破壊が懸念されます。


このブログは生態系ネットワーク、絶滅0、自然再生がテーマで、決して温暖化を煽るものではないですが、目の前に大量絶滅の時が迫っていますので、温暖化対策と言わねばならない状況です。

 

私自身は、近くの川を掃除したり、木を育てたりしています。川にも藻や水草がありますし、木も光合成する立派な吸収源です。

世界の大気って、植物があるから、二酸化炭素も上下している。
大気って、植物の呼吸が大きく関わっている。
それを無視して、削減だけするってのも片一方だけの対策で、コベネフィット(複数に渡る有効な対策)ではない。

 

一つの吸収はわずかでも、木々や植物はそういうもの。

今から大量に絶滅するかもしれず、生態系の保全と温暖化対策、このどちらにも当たる対策というのは、コベネフィット・・・良い対策、複合的な対策、対応策になると思います。

 

もちろん、これだけではこれも一つの対策でしかなく、もっといろいろ対応策はやらねばならない状況です。


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