このところ、まだ米騒動は続いているようですね。
うちの近所はないところもあり、あるところも見たのですが、なんか、ぽつぽつと商品棚に残っているような気がします。
うちの地域は早生が出て来たので、地域の米が新米として入って来ているようです。
まだ経過中で何とも言えないので、また、売り場を見たり、この件は様子を見てまた書いていきたいと思います。
米の騒動の最中、台風が来るということで、いやだなあと思っていたのです。
で、今回、線状降水帯を体験したのです。
このところ、生物多様性や自然再興の記事書いてないじゃないか、はやく生物多様性の記事書けよ。と言われるかもしれませんが、ちょっと線状降水帯について、書きたい。(それほどすごかった)
先日過ぎ去った台風10号の予報が最大級クラスだの警戒しろだのと言うので、また備えていたのですが、来る前の雨に線状降水帯が発生しました。
そして、それは、まあ、ばちゃばちゃと、何てことない雨だなあと思うものだったのです。
台風はまだ先で、暴風もない。
カラカラだったから、ちょうど良い雨、とまで思っていたのです。
そして、思ったより、すぐ止んだのです。
それで、晴れたので、台風来てないし、外に出てみたのですね。
そうしたら、近所の川から妙な音が聞こえるのです。ごぼっごぼっ、がっごぼ、がたっだだっ・・・とか。
ん?となって見に行ったら(行ったら行けませんが)、念のため、知らずに何か起きてもあれだしと思って、・・・川が溢れて、漏れ出て、うちの近辺までひたひたと迫っていたんです!!!
そんなの見たことなかった・・・
ほんと、あっという間でした。短い時間に、ばちゃばちゃと聞こえてるなあと思ったぐらいで、そうなったのです。
雨は朝からはゲリラ豪雨的な雨と小雨が降ったり止んだりしながらもありましたが、最後の数時間ぐらいが多かったと思います。
これ、テレビで見ていた通りだな。まさか、うちの近所がこんなことになるなんて、と思ったことが、次の日、我が近辺が線状降水帯、洪水して溢れて、と報道されていました。ほんとテレビ通り、それが写される側になるのって・・・
幸い、うちの近所はすぐ引きました。
けれども別の地域では、床下浸水ぐらいがあったようです。
ちょっと図を描いてみました。例によって、イラストの練習です。ざっとしたものですが・・・(ざっとして練習になるのか?)
セメント三面張り水路、水もわずか。
線状降水帯通過後。
川のいっぱいいっぱいまで、水が来ていて、向こうのほうは溢れていました。後日、近所の人の話では、慌てて、家の用具などを上に上げたと。
その後、水が引いたところは、砂利とか、砂とか。
溢れた時に、何か分からない木材ががたごと、橋につっかえて、これががたごと言っていました。
川岸の田んぼは少々浸かってましたが、ちょうど、減反政策で、役に立ってました。
ほんと、こんな時、水辺に近づかないってのは分かりますね。
だーと何が流れて来ているか分かりません。もしかして、巨大な木材が流れて来ていて、勢いついたまま押し寄せる、なんてこともあろうかと思いますから。
私も特に異常を感じたわけでもなかったのです。避難しろのアラームは鳴りましたが。
ですが、ばちゃばちゃと大雨の最中、川が溢れているのに出て行くのは命がけの話です。まあ、中にいてもそうですが。
どうやら気象庁は警報を早く出すようにしていくみたいですが、そもそも線状降水帯の恐ろしさを教えるほうが良いかもしれません。
私も何も経験したことがないですから、線状降水帯?はあ、何それ美味しいの?状態。
まさか、線状降水帯がこのような、凄まじいものとは思ってなかったです。
そりゃあ、テレビで映っているようになります。
調べて見ると、気象庁のHPでは、
「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域を線状降水帯といいます」
次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群?によって、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度・・・
・・・・そんなもんだったの?(絶句)おっそろしい。
線状降水帯が温暖化によって、増えることは、こちらにも載っていました。
線状降水帯 世界の平均気温 現在より1度程度上昇で1.3倍 試算 | NHK
温暖化については、こちらに
環境省HP
解説資料第1作業部会報告書の解説資料(2023年8月暫定版、環境省作成)[PDF:約15MB]
海洋熱波、酸性化、酸素濃度低下、海面上昇、陸域生物圏の変化(桜の開花日が変わるなど)、極端な高温、大雨の頻度・強度の増加、干ばつ、熱帯低気圧の発生増加、複合的な極端現象の発生増加・・・
気候システムの変化が増加、拡大、熱波増加、気温上昇、世界の水循環が強まる、年々変動が大きくなる、大気循環の変化、
ますます加速し、自然の炭素吸収がなくなる、永久凍土融解などの炭素放出、農作物の不作、人間の健康やストレスの負担・・・・
過去300万年以上前例のない状態になる可能性、数百から数千年間で不可逆的変化が・・・となっていく、海面上昇とか。
まあもう、真っ赤な地図の将来図、押し寄せる海面、海洋熱波とか大循環が止まる話を聞いたら、2100年頃は、本当に人類滅亡するんでないかなと思いますね。
でも、2100年と言ったら、あと、70年のことです。
戦後80年でこのような状態にして、そして80年でそんな状態にする。
あふれかえるほどの100憶の人口となって、灼熱化して、海面上昇して、沈む。燃えながら・・・
おっそろしい終わりです。そんなのは。
それを今生まれた子供、今から生まれる子供が体験するわけです。
そして、これが対策したって改善するか?、あの最高気温が30度ぐらいだった頃など、元に戻るか?
というと、これは日本のネット検索では見つけられませんでして、海外のものを調べてみたら、ある程度、出て来ました。
一言で言うと、元に戻るには何千年とかかる、が、今口々に言っている1,5度に抑えておいたら、今後も今と同じような世界がずっと続けられることになる。ということです。
Climete Poetal
温室効果ガスの排出を止めた場合、気温の上昇が止まる、あるいは「正常」に戻るまでにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
THE ROYAL SOCIETY
20. 温室効果ガスの排出が止まったら、気候は 200 年前の状態に戻りますか? | 王立協会
ただ、2100年も、1000年も今と同じとか、新技術が出ないわけでもないでしょうし、もっとがーと吸収する機械とか出来たり、また、人口が減って来たり、生き方や社会がスローライフ的なものになったら・・・?
100年も1000年もの間に、やはり、私は何かないかな、と思っています。
今後、そっちの分野も研究や実験がされて欲しいと思います。といって、海に鉄をバラまく、という考えもあるみたいですが、そういうものではないですよね。
我々に出来ることは何でしょうね。
もう、これ以上ひどくならないようにし、暑くなる世界を自然を活かして涼しく、自然と共に生き残る。
その他に削減?炭素中立?パネル、風車大量設置して今を維持する?
なんか、それだけ?で済むのかなと。我らの持続可能ではない状態を、見直すことも必要でしょうね。
温暖化については、またおいおい、見ていきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。