我が地域の田んぼのアスファルト道を歩いていて、思いました。
昔は狭かったかもしれないけど、自然の畔があり、水路で水がすぐ利用出来て良かったなあと。
今は、田んぼが嵩上げされ、水路との連続性0。
そそり立つ田んぼ、セメント三面張りされた通路、連続性なしの川と田んぼ。
生きものの姿など、ほぼ水路にありません。いるのはジャンボタニシ。多数、沸いています。
田舎で、昔は蛍もいたし、ウナギもいたんですがね。
湧水が沸いたところもあったのに。湧き水などどこにもない・・・もったいないですね。
よくもまあ、区画整備して、セメント化して、外来種を増やしてくれたなと思います。
ダム化田んぼの斜面は、外来種ばかり。
秋なのに、オミナエシもどこにもありませんでした。
もう、農地整備、考え直したほうがいいと思いますね。
それで私もまた、アイディアを出してみました。
海川水路田んぼの生態系ネットワークの田んぼ。
私が考えたのは、ダム化田んぼの間、2メートルもの隙間を使って、脇に田んぼを作ること。
ダム化されてますから、間の隙間が広い。
現状の図:収穫だけに焦点を当てた田んぼ
ちょっと伸縮が合ってないで、もっと田んぼはでかいですが・・・
この広い隙間の部分を使って、昔ながらの田んぼを入れます。
昔ながらの土の畔にし、水路との境は低く、いつでも出入りできるように水路がついていて、多くの生き物が行き来できるようにします。
構築の図:空いた空間に、湿田を入れます
余り田んぼとでも言いましょうか。おまけ田んぼ。補助田んぼ。捨て田んぼ。
湿田です。
こうして、昔ながらの田んぼと水路の部分が生まれたら、川、海、水路、田んぼを行き来する生きものや、トキもコウノトリも再び来る・・・?かもしれません。
全体の将来イメージ図。
ここに、捨てられるイネの苗を植えたりしてOK。
そこはおまけの田んぼみたいなものなので、好きに使ってもらっていい。
ほとんどの田んぼでは、稲苗の余りが出ますので、それを植えてもらって収穫してもOK。
まとめると、横のサイドカーみたいな田んぼを使って、水路と川、海などを行き来する生きものたちの生息の場を作ります。
すると、水路に、アユ、ウナギ、鯉、フナ、ドジョウ、ナマズ、ウナギまで出現してくる。(???予定)
(もともといたけど、こんな農地整備やセメント化したせいで、地域絶滅した場合は、再び導入する・私の地域)
それを、おまけ湿田田んぼを作った人々は、採食して良い。
その権利を持つのは、補助田んぼの世話をしている人だけ。
例のひとつ:ピラミッド式たんぼ
さらに、いっそのこと、段々と段をつけたらどうでしょう?ということを考えてみました。
いわゆるピラミッドみたいになります。湿田です。
何なのでしょうね、これは。古来から伝統の田んぼがこのようになっていいものなのか?(笑)
さらに、こうなるのでしたら、全部ではなく、辺り一帯嵩上げして、その周りだけ、嵩を高め、その中は低くしたら?ということを考えてみました。
例のひとつ:嵩上げ式、脇だけ
図は極端な図ですが、あまりうまく描けず、これはもっと田んぼが中にあって、その周囲だけ深い側溝にしたら?とも思っています。
魚道をつけると、詰まったり、鯉やフナなど大きなものが行き来しにくいものもあると思います。
その点、これなら、朝から晩まで、一年中、行き来すら心配することないし、放置でもいけるし、大きなものも行き来出来ます。
この間に、農家の人が行き来する道もつけたら、まるで階段式の遊水地????みたいになりますね(笑)
観光にもどうでしょう。
しかし、何かこう、整備の上に整備を重ねて、先祖伝来の田んぼを壊してしまうのは、自分で描いていても、腑に落ちないです。
こうした壊したら二度と取り戻せない、縄文弥生から数万年の自然の力って、日本の国宝や重要文化財とも同じぐらいの国の家宝だと思うのですよね。
それを継続する、賢明なやり方を取ってもらいたいです。そもそも。
最近、NHKの食の防衛線が放送されました。
シリーズ 食の“防衛線” 第一回 主食コメ・忍び寄る危機 - NHKスペシャル
これは我々の生命線、食糧の問題で、ことは農地整備の話だけで終わらない問題です。
私もまだ分かってないことが多く、今後、調べて行きながら、どうしたらいいのか、考えてみたいと思いました。
本題に戻りますが、今の田んぼを改善するなら?
ということを、また私が、勝手に書き起こしました。
もっと頭の柔軟な方なら、もっと何か良いアイディアを思いつくのでないでしょうか。
アイディアの足しになれば幸いです。
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