自然のメモ

野鳥の会プレスリリース:絶滅危惧ⅠB類(鳥類)「サンカノゴイ」の全国のオスの繁殖個体数が明らかに 国内で確認できたのは17羽のみ!

こちらまた、心配なニュースが入って来ました

 


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/shimotsuke/region/shimotsuke-20240115195259

 

さらに詳しいことは、野鳥の会のHPに載っています。

プレスリリース:絶滅危惧ⅠB類(鳥類)「サンカノゴイ」の全国のオスの繁殖個体数が明らかに 国内で確認できたのは17羽のみ!

 

日本野鳥の会 : プレスリリース:絶滅危惧ⅠB類(鳥類)「サンカノゴイ」の全国のオスの繁殖個体数が明らかに 国内で確認できたのは17羽のみ!

 

 


これは湿地の消失や減少により、ヨシや抽水植物が減少したのが原因で、開発・改変が原因だそうです。
この数はもっと少ない可能性も。


サンカノゴイはある一部でしかもう繁殖してなく、今まであったところも消えたそうです。

 

それで、今ある湿地、ヨシ原がある場などを保全したり、修復や再生して欲しいと言うことです。

水深20cm程度の広大なヨシ原が好適地だそうです。

 

 

この他にも、湿地やヨシ原に住む、繁殖に適した鳥たちが残りわずかで、これはもう絶滅しないでしょうか・・・?

オオヨシゴイ=1~2羽(環境省 2014年)
シマクイナ=2羽(北海道大学 2021年)
シマアオジ=10つがい(日本野鳥の会 2020年)

チュウヒ=136つがい(日本野鳥の会 2020年)
アカモズ=332羽(北海道大学 2020年)

 

これは・・・大変な状況でないでしょうか?

 

 

EUでは、1996年、減少を受けて、イギリスの緊急措置を出したそうです。(この時はまだ、加盟)

EU
イギリスでの(サンカノゴイ)(Botaurus stellaris)の緊急措置

Urgent action for the Bittern (Botaurus stellaris) in the UK

 

そして、官民パートナーシップで、この問題に取り組み、湿地を広げたり、増やした結果、数羽のペアが生まれて、徐々に増えたようです。

今回、私らの政府は何かするでしょうか。

サンカノゴイもひどいですが、その他のシマクイナ、シマアオジもひどいものです。

 

今後、国も遠慮せず、広大なヨシ原を再生してもらいたいですね。

 

今からどんなことがあるかは分かりませんが、今あるヨシ原は大事にしてもらいたいです。

湿地などを再生をするまでに時間もかかりますし、今、継続し続けねば、後が続きません。

 

今後、ヨシ原再生、サンカノゴイの増加に転じるか等、我が国にとって、これは大きな難題です。

今後どこがどう動くか、どういう進み具合になるのか、どういう結果になるのか、我々はこの成り行きを、また見ていかねばなりませんね。

 


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