BY SPECIAL REQUEST / CARMEN MCRAE
最近仕事が立て込んで連日午前様が続く。
色々な案件が絡み合って、難解なパズルを解いているのか、解のない方程式を解かされいるのか分からない状態。頭の中が常にフル回転中。いつまで続くやら。
こんな時こそ気分転換にジャズでもじっくり聴きたいが、時間もないし頭の中の思考回路も停止中で聴いてもうわの空。なかなかコメントを書くのもしんどい。
昨晩も遅くに帰ってからPCを立ち上げたが、書くことはもちろんあまりあちこちを巡回するのもおっくうな状況であった。
そんな中で、目に留まったのがDUKEさんのブログ。
“MY ONE AND ONLY LOVE”の記事が書かれていた。皆さんのコメントを読むうちに、好きな曲なので、自分の愛聴盤をと思ったがなかなか思い出せない。
自分のブログを検索してみたら、3枚がヒット。どれもが、なるほど確かにお気に入りだと再認識。
他のアルバムと思いを巡らせ、思い出したのがカーメンマクレーと最近買ったCHRIS BOTTIのDVD。
そこで、とりあえずコメントを書いたという次第。
中身を聴き返す暇も無く昨晩はダウン。今朝、たまらずマクレーを聴いてから出勤。
久々に聴いたが、やはりいいアルバムだ。金属的な声も晩年は姉御のど迫力があるが、この頃はまだ若々しさがある。といっても30歳は過ぎている。20代の頃は、可愛い声をだしていたのかなどと、つまらないことが気になる。
頭が働かないときはライナーノーツを拾い読みして書くしかないが新たな発見が。
マクレーは前年の1954年のダウンビートの新人女性歌手。この前にも数枚アルバムがあるが、これが本格的売り出し中の実質的なデビューアルバムのようなもの。
曲も”By Special Request”のタイトルどおり、スタンダードばかり。名盤になる条件は揃っている。
2つのセッションに分かれているが、片方はアコーディオンとハービーマンのフルートの組み合わせ。あまりない組み合わせだが、なかなか息が合って良い感じて溶け合っている。
この2つの楽器結構絶妙な組み合わせかもしれない。
どちらのセッションにも、浮気ですったもんだしてじきに離婚するケニークラークが伴奏に加わっているが・・・「こんな組み合わせのセッションというのはどんな気分なのだろうか」とまたまた妙なところが気になってくる。
そしてライナーノーツから、また新たな史実を知る。
チャーリーパーカーが心臓発作で倒れたこの年の3月12日。この日、マクレーはカーネギーホールの舞台で、このアルバムにも収められているパーカーの曲Yardbird Suiteを歌っていたそうだ。 パーカーを始めてとして、BOPミュージシャンに混じって過ごしたマクレーの青春時代。何か2人には結びつくものがあったのかもしれない。
この経験が息の長いジャズ歌手そしてピアニストとしての一生を支えたのであろう。
1. Just One Of Those Things
2. Sometimes I'm Happy
3. Something To Live For
4. Love Is Here To Stay
5. I Can't get Started With You
6. This Will Make You Laugh
7. Suppertime
8. My One And Only Love*
9. Yardbird Suite*
10. Give Me The Simple Life*
11. I'll Remember April*
12. You Took Advantage Of Me*
Carmen McRae (vol)
acc. by Dick Katz(p)
Mundell Lowe(g-2)
Wendell Marshall(b)
Kenny Clarke(d),
Carmen McRae(p-2)
Billy Strayhorn(p-1)
Recorded in New York, June 14, 1955
(*)
acc. by Matt Mathews(accordion)
Herbie Man(fl)
Mundell Lowe(g)
Wendell Marshall(b)
Kenny Clarke(d)
Recorded in New York, June 16, 1955
最近仕事が立て込んで連日午前様が続く。
色々な案件が絡み合って、難解なパズルを解いているのか、解のない方程式を解かされいるのか分からない状態。頭の中が常にフル回転中。いつまで続くやら。
こんな時こそ気分転換にジャズでもじっくり聴きたいが、時間もないし頭の中の思考回路も停止中で聴いてもうわの空。なかなかコメントを書くのもしんどい。
昨晩も遅くに帰ってからPCを立ち上げたが、書くことはもちろんあまりあちこちを巡回するのもおっくうな状況であった。
そんな中で、目に留まったのがDUKEさんのブログ。
“MY ONE AND ONLY LOVE”の記事が書かれていた。皆さんのコメントを読むうちに、好きな曲なので、自分の愛聴盤をと思ったがなかなか思い出せない。
自分のブログを検索してみたら、3枚がヒット。どれもが、なるほど確かにお気に入りだと再認識。
他のアルバムと思いを巡らせ、思い出したのがカーメンマクレーと最近買ったCHRIS BOTTIのDVD。
そこで、とりあえずコメントを書いたという次第。
中身を聴き返す暇も無く昨晩はダウン。今朝、たまらずマクレーを聴いてから出勤。
久々に聴いたが、やはりいいアルバムだ。金属的な声も晩年は姉御のど迫力があるが、この頃はまだ若々しさがある。といっても30歳は過ぎている。20代の頃は、可愛い声をだしていたのかなどと、つまらないことが気になる。
頭が働かないときはライナーノーツを拾い読みして書くしかないが新たな発見が。
マクレーは前年の1954年のダウンビートの新人女性歌手。この前にも数枚アルバムがあるが、これが本格的売り出し中の実質的なデビューアルバムのようなもの。
曲も”By Special Request”のタイトルどおり、スタンダードばかり。名盤になる条件は揃っている。
2つのセッションに分かれているが、片方はアコーディオンとハービーマンのフルートの組み合わせ。あまりない組み合わせだが、なかなか息が合って良い感じて溶け合っている。
この2つの楽器結構絶妙な組み合わせかもしれない。
どちらのセッションにも、浮気ですったもんだしてじきに離婚するケニークラークが伴奏に加わっているが・・・「こんな組み合わせのセッションというのはどんな気分なのだろうか」とまたまた妙なところが気になってくる。
そしてライナーノーツから、また新たな史実を知る。
チャーリーパーカーが心臓発作で倒れたこの年の3月12日。この日、マクレーはカーネギーホールの舞台で、このアルバムにも収められているパーカーの曲Yardbird Suiteを歌っていたそうだ。 パーカーを始めてとして、BOPミュージシャンに混じって過ごしたマクレーの青春時代。何か2人には結びつくものがあったのかもしれない。
この経験が息の長いジャズ歌手そしてピアニストとしての一生を支えたのであろう。
1. Just One Of Those Things
2. Sometimes I'm Happy
3. Something To Live For
4. Love Is Here To Stay
5. I Can't get Started With You
6. This Will Make You Laugh
7. Suppertime
8. My One And Only Love*
9. Yardbird Suite*
10. Give Me The Simple Life*
11. I'll Remember April*
12. You Took Advantage Of Me*
Carmen McRae (vol)
acc. by Dick Katz(p)
Mundell Lowe(g-2)
Wendell Marshall(b)
Kenny Clarke(d),
Carmen McRae(p-2)
Billy Strayhorn(p-1)
Recorded in New York, June 14, 1955
(*)
acc. by Matt Mathews(accordion)
Herbie Man(fl)
Mundell Lowe(g)
Wendell Marshall(b)
Kenny Clarke(d)
Recorded in New York, June 16, 1955