A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

リラックスして聴くジャズは・・・・

2011-11-01 | MY FAVORITE ALBUM
Jazz For Relaxation / Marty Paich

最近は仕事を少し再開したことに加え、何だかんだと雑用が集中し毎日のように外出してゆっくり1日を家で過ごすことが無い。現役を引退して悠々自適にジャズとゴルフ三昧ができるかと思ったがそれほど世の中甘くはなかった。元々は仕事人間なので、仕事の感触が戻ってくるとまた時間に追われる生活になってしまうので、そこそこにしておくことにしたいものだ。
さて、ジャズの聴き方にも色々ある。構えて聴くジャズ、盛り上がって聴くジャズ、そして疲れた時にはリラックスして聴くジャズ。ここしばらくは忙しくて、ゆっくりジャズを聴く時間も無かったので、こんな時にはリラックスして聴くジャズが一番だ。LP時代はゆっくりオーディオ装置の前に座らないと聴けなかったが、最近はとりあえず聴くだけならば、車の中でも移動中でも聴く事ができるようにはなった。ながらであってもとりあえずリラックスするための聴き方は色々できるようになったのでありがたい。

先日の辰己哲也オクテットのライブではアレンジャーのマティーペイチが取り上げられていたが、ペイチはアレンジだけではなくピアノの演奏もアレンジ同様軽快なプレーを聴かせてくれる。このペイチは女性をジャケットに使った作品が多い。有名なところでは「踊り子」や「お風呂」だが、このアルバムも別途に横たわる女性が艶かしい。タイトルもリラックスして聴くにはそのものズバリだ。
ミディアムテンポの怪しげな感じのブルースで始まるが、2曲目からはアップテンポな軽快な演奏が続く。基本はトリオの演奏だが、曲によってはバイブとギターが加わって明るい感じに転じる。リラックスするにはゆったりしたいわゆるヒーリングミュージックが思い浮かぶが、このアルバムではその手の曲は見当たらない。軽快なノリでスイングするリズムがジャズを聴く時のRelaxationということだろう。あれこれ理屈を捏ね回すことなく、気楽に聴けるジャズとしてはお気に入りの一枚だ。

1.Dool's Blues
2.Jump For Me
3.There'll Never Be Another You
4.The Lamp Is Low
5.What's New
6.Theme From Lighthouse
7.Lullaby Of The Leaves
8.I'll Remember April

Produced by Robert Scherman
Marty Paich(p)
Howard Roberts(g)
Joe Mondragon(b)
Larry Bunker(ds,vib)
Frank Capp(ds)

Recorded at Radio Recorders, in Hollywood,June 16,1657




Jazz for Relaxation
Mary Paich
Vsop Records
コメント
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