梅の季節は短くて。
あれもこれもと、気持ちばかりが焦ってしまうこの頃ですが(苦笑)
できることから少しずつ。
まずは青梅で梅酒・梅酢・煮梅を少し。
それから完熟梅を使って、梅ジャム・コンポート・ぽたぽた漬け・梅干しetc・・。
(左側の赤いジャムはルバーブです)
余談ですが、今年の梅ジャムは種ごと保存しました。
種の周りの果肉が取り切れずもったいないし、裏ごしが面倒だということ。
手抜きですが、種の周りが一番おいしいような気がして(笑)
作ってすぐに味わえるもの、時間がおいしくしてくれるもの。
いろいろあって。
そして仕込み始めて年月が流れていくと、年代ものの梅干しや梅酒が誕生してくる嬉しさ。
こればっかりは、時間がたたないと手に入らない。
「どのくらい待てばいいのかなあ・・・」と。仕込んだものをながめながら、思ったりもするけれど。
待つことだけが、出来ることだったりするわけで(笑)
生前の父が仕込んだ梅酒は、一体何年前のものだろうか?と、ふと思ったり。
少しずつ、大切な記念の時にいただいているけれど。
このおいしさは、他では味わえない。
いつになったらこんな梅酒ができるやら。
たとえば作り始めて10年経って、その時に懐かしい気持ちで封を開けることができたら。
それはなんて有難い瞬間だろうかと。そんな時が来るのを祈るように待ちながら。
時間とともに熟成して、美味しくなっていく仕込みもの。
時が積もって、おいしくなって。そんな瞬間に出会えることを楽しみに。
淡々と今年も梅仕事ができること。
それが何より有難いことだと、
梅のなり口を、竹ぐしの先でとりながら、、そんなことを今年も思っています。
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