7月1~31日まで、日本三大祭りのひとつである、
祇園祭の神事が行われます。
この時期に京都へ行くと、
「コンコンチキチン、コンチキチン」
と祇園囃子が、どこからか聞こえてきます。
京都の夏って、
祇園祭で始まり、大文字の送り火で終わるような感覚が
私にはあります。
料理教室仲間と月一で集まり、食べ歩きしていましたが、
コロナ禍になってからは、なかなか集まれませんでしたが、
今回、半年ぶりで祇園に集合できました。
まずは、八坂神社へ参拝。
暑い時期なのに、修学旅行生も来ていましたよ。
稲穂で作った亀がうまく作ってあるので、
関心して見入ってしまいました。
今回ランチに行かせてもらったのは、
八坂神社のすぐ横にあります「柚子屋旅館」
薄暗い感じなので、見逃しそうになりますが旅館なのです。
ここで、柚子懐石のコースを頂きます。
石段を上がって行きますと、
京都らしい奥行のある旅館の玄関。
入口の横には、おくどさん。
旅館の中の食事処「一心居」に通されます。
中庭には滝が作ってあり、涼がとれます。
せっかくなので、柚子酒を頂きました。
柚子風味たっぷりのお酒(軽)で気分がスッキリ!します。
柚子懐石コースには、季節のおばんざいが16品
右下の生麩の田楽、お代わりしたいくらいだったな。
おばんざいを食べ終えると、今度は・・・・
笹の葉の香りとともに持ってこられたのは?
鮎の焼いたんでした。
お皿の上で泳いでおります。
頭の先から尾の先まで、美味しゅう頂きました。
鮎の次は、いよいよ柚子雑炊。
ぐつぐつしたんで、持ってきはります。
青柚子を少し回しかけ頂きます。
夏は、体が陽に偏りがちなので、
酸で陰を少し養うのもいいですね。
家でも、トマト、玉ねぎ、ズッキーニのマリネが常備となり、
なんとか食欲をそそっています。
雑炊をペロリと平らげたましたら、最後に甘味。
八つ橋みたいな味(シナモン)のやわらか~い大福みたいなのでした。
八坂神社に行った時は、暑くてキンキンでしたが、
涼しいとこでランチ頂き、目で味で涼もとれ落ち着きました。
半年ぶりなので、近くのカフェでゆっくりお茶して、
夕方家路に着く前に、くずきり食べに行きました。
「鍵善良房」(かぎぜんよしふさ)
八坂神社から祇園四条に行く間にあります。
創業300年の「鍵善良房」さんは、入った所で販売され、
奥に広い甘味処があります。
やっぱり、鍵善さんの「くずきり」食べないとね。
黒蜜と白蜜とどちらか選べましたが、全員黒蜜を選択。
くずきりはのど越しよく、つるんと美味しい!
しかし、甘いの苦手な私には蜜が甘かったかな😅
京の夏の伝統の味が頂けて良かったです。
*** およみいただき、ありがとうございます。