見出し画像

さりげなくHAPPY DAY

苔寺(西芳寺 さいほうじ)~京都


去年の11月に桂離宮に行った時に、
苔寺の近くを通りました。
苔寺は、事前申し込みが必要なので、
苔の綺麗な時季に、
苔寺と鈴虫寺とセットで来よう!ってことにしてました。


その苔の綺麗な時季がやってきましたので、

世界文化遺産 特別名勝史蹟

西芳寺(さいほうじ)別名苔寺へ行って参りました。


勿論、事前申し込みしまして空きのある日に。

ここは、参拝料が4,000円とお高め~ 😅 

しかし、建物や苔や樹木の管理費のことを思えば納得。


事前に予約ナンバーがもらえますので、
それで受付します。


まず、本堂にて写経「延命十句観音経」をします。


参拝後にお庭の方を見学できます。






聖徳太子の別荘地と伝わるこの地に、731年行基菩薩が開山。
1339年夢想国師が臨済宗寺院として中興し、
足利義満公や義政公など数多くの貴人も参詣されました。





西芳寺の庭園は地形を生かし、上段の庭と下段の庭とあり、
上段の庭(通常非公開)は現存最古の枯山水式の石組がみられます。

下段の庭は、「心」の字を象る池を中心とした池泉回遊式となっている。



苔寺というだけあって、
やはり、ふわふわの苔で覆われています。


庭園内には、三つの茶室が園路沿いにあります。







湘南亭(国指定重要文化財)

ここでのお茶会は最高でしょうね。


ここらで、ポツポツと雨が・・・・






木にも、苔がびっしり。








この様に苔の繁茂が始まったのは、江戸末期からのことで、
度重なる紛争や大雨で美しい庭が荒れることにより、
苔が庭全体を覆うようになったそうです。

負の出来事により、美しい苔寺になったとは、
皮肉なことでございます。






スティーブ・ジョブズは禅の教えに影響を受け、
晩年はここを頻繁に参拝されていたそうです。
(特別に、上段の庭にいけたのかな?・・・)





この時季は、新緑と梅雨時なので緑ばかりですが、
紅葉の時季は、紅葉の赤がより映えるでしょうから、
秋もお薦めの時季でしょうね~。






苔にとっては、暑い夏は厳しい





ここで、小さく変身します。😊 


ふわふわの苔は、アマゾンのジャングルであった。

道なきジャングルなので、方向がさっぱり・・・



このガシガシの固い苔の下に行ってしまうと、
上に上がるのが難しそうだ。

何の木の赤ちゃんか?芽吹いているけど、
きっとここで大きくなるのはダメだろね。

このまま苔玉作りたいんですけど~😁 

ちょうど、パラソルありました。
ここで休憩してから、元の姿に戻りま~す。




池をぐるりと周って終了~







120種余りの苔が一面に自生し、
長い歴史を生きぬいてきた樹木と
いろんな生き物が、平和に共存している世界でした。



ここから、すぐ近くにあります「鈴虫寺」へ走ります。。。。

            *****  つづく ***


***  およみいただき、ありがとうございます **
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「おでかけ散歩 京都」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事