骨腫瘍の手術で入院していた二十歳の時。
ある日、私の病室に男子高校生が入院して来ました。
先天性の病気だったのでしょうか。
数日後に右足の膝上からの切断手術がなされ部屋に戻って来ました。
麻酔が覚め始めると、無くなってしまった足の親指がかゆいと泣き始めました。
手術した日のその夜だけは親が付き添いで寝てよかったのでしょうか。
その子のお母さんが一晩中「ごめんね、ごめんね」と泣きながら体をさすっていました。
あのすすり泣きの声は一生耳から離れません。
「今日も頑張ろう」と思う秋の朝です。
ある日、私の病室に男子高校生が入院して来ました。
先天性の病気だったのでしょうか。
数日後に右足の膝上からの切断手術がなされ部屋に戻って来ました。
麻酔が覚め始めると、無くなってしまった足の親指がかゆいと泣き始めました。
手術した日のその夜だけは親が付き添いで寝てよかったのでしょうか。
その子のお母さんが一晩中「ごめんね、ごめんね」と泣きながら体をさすっていました。
あのすすり泣きの声は一生耳から離れません。
「今日も頑張ろう」と思う秋の朝です。
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