安田よしひろ 駅立ちブログ!

日本の安寧。未来への責任。次世代の幸せを憂い、創る。

束石の約束

2015年02月27日 | 駅立ち
早くから4月に向けて動きだした功の一つは、市議会議員になりたいという5人の若者から相談を受けたこと。
共通して感じるのは純粋さ。アドバイスで迷うのは現実とのギャップ。

市議会議員に受かれば世の中をすぐにでも変えられると思っていたあの頃。
世の中の仕組みが分かってきたこの頃。

批判して世の中を変えるのか、中に潜り込んで世の中を変えていくのか。
私は自民党を中から変えていくことで世の中を変えていく。

幕末、敗戦を含め、国家百年の計に思いを致しながらも、時代の要請に柔軟かつ弾力的に対応していくのが地方分権であり、震災の後に地方創生が訪れた。

悪貨は良貨を駆逐するというが、新しい出会いは潮流の節目を感じた。
社会が混沌とした時、必ず決意と希望が世の中を変える。
小さな流れを集めるのも、私の役目。
必ずや、希望の礎となり、新しい自民党に変えてみせる。

今朝はそんな若者から、勇気を頂きました。

心の芯だけ残す

2015年02月26日 | 駅立ち
今晩は冷たい雨なので、予定していたお手伝いの方にはお休みして頂きました。
たまにはこうゆうのもいいんですよ。
見た目は辛いイメージかもしれませんが、雨と雑音が全ての情報や感覚を遮断して、精神的に凄くフリーになれるものなんです。

余計なことを考えないで、心を整える。人混みは意外と無になれるもんです。心の芯だけ残る気がする。

大きなことをするなら、これくらいのこと楽しめるぐらいにならなきゃ、というのは半分ぐらい強がり。

どっちにしても、たいしたことじゃあ ない。本当にこんなことはどうってことはないと思う。
大事なのは、仕事をするかどうかだけしかない。


なつかしい未来

2015年02月26日 | 駅立ち
私の好きな光景。

北海道の夏、命萌ゆる息吹。
東北の秋、人と自然の営み。
京都の冬、文化の奥ゆかしさ。

でも一番良いのは故郷の春。
桜の下で仲間と語れば勝るものなし。

みなさんには、夢とか希望ってありますか?
それはお金や物や旅行ですか?

故郷の繁栄を象徴させる桜。
ご先祖も、戦争で亡くなった方も、疲れている人も、子育て中の人も、皆、そののどかな光景が未来永劫続くことを望んでいる。

なつかしい未来、一緒に探してみませんか?
心の原風景は忘れずに持っているはずです。
(その意味は特に「人口減少社会という希望(広井芳典著)」を参考に)
所沢ではそれが実現出来ると信じて駅に立っています。

今朝は、2002年度 所沢青年会議所で「誇りあるふるさと創造室」で同期委員長でした新井先輩に来て頂きました。
あれから13年…、まだ燃えてますよね!
これからも一緒に、誇りあるふるさとをデザインしていきましょう!
今日は本当にありがとうございます!

頑張り合う!

2015年02月25日 | 駅立ち
今日は、コンプレックスに負けずに歌うゴリ山田カバ男さんと、ハンデキャップに負けずに挑戦し続ける田中愛美さんと偶然に遭遇。

生きるとか、夢とかを励まし合うといった感じじゃない。
もっと強い「頑張り合う」って感じの空間に出会えた夜。

私も君たちに負けないよ。 お互い頑張り合おう!

明るくやってます

2015年02月25日 | 駅立ち
今晩は女性スタッフでご挨拶でした。
普段はおとなしい感じなので、心配していました。
でも、心配していたより度胸があり安心。

明日の夜は、18時からこのメンバーで新所沢東口で挑戦。
女性メンバー大募集! 明るい事務所です。
お店の呼び込みではありません。

森の議会 3

2015年02月25日 | 政治
森の議会の話 3です。
白いうさぎは「気持ちをつなげたか」と聞きました。
意見が違うのは悪いことではないのに、それをグループごとの足し算で結論を出そうとしてしまいました。議論の質は声の大きさでも数でもないのに、それを量に置き換える繊細な場面を乱暴に扱ってしまったことになります。
ここを大事にしないと、こういう案の方が良かったのではないかと後で聞かれた時に説明がつかないことが多くなります。

例えば、10が良いというグループと6が良いというグループが、お互い妥協しないで多数決してしまえば、本当は8が一番良くても、6や10で決着してしまいます。住民投票でも10と6を選べと言われてしまい、9や8や7を選べない理由を説明出来ませんでした。気持ちをつなげようと思えば、少なくとも9か7を選べということになったかもしれません。

続けて、白いうさぎはみんなに聞きます。
「子供うさぎはどんな机が欲しいのか?」ここのポイントは、大人のうさぎがどんな机をプレゼントしたいかではなく、子供うさぎが何を欲しいかが大事ということですよね。
先の話で言うと、子供うさぎがもし8の机が欲しかったのであっても、間接代表に委ねればもう8の机は手に入らなくなります。

住民の福祉の増進は、必ずしも議員各々が持つ正義を力で示すことでなく、あくまで住民が何を求めているかを見つめて示されるもの。議員は議会の構成員として、個別的事案の解決だけでなく、市民全体の福祉の向上を目指すことが求められます。

もう一つ、白いうさぎは聞きます。
「同じ気持ちになろうとはしなかったのか?」この意味は、もちろん意見を言った後の“討議”というプロセスのこと。
私は、意見を言った後になぜすぐに多数決を取らずに討論があるのか、無駄な儀式が残っていると感じていました。多くの議会で本会議の委員長報告の後に、討論・採決へと日程が移りますが、その間に賛否が覆るようなことはほとんどありません。

議長を決める選挙などの議会内人事案件では誠に器用に最終日まで妥協案を交渉したりするのですが、議案に関する決定にはそのような努力が頻繁に起こりません。議員は、議会の機能を発揮するため、積極的に議員相互間の自由討議に努め、議論を尽くしていかなければなりません。
議会は住民投票にならないように、最小経費で最大効果をあげなければなりません。白黒うさぎたちは、そこを怒っていたのですね。

以上、長々と綴らせて頂きましたが、まとめると以下が住民投票で私の学ばせて頂いたこと。。
直接民主制と間接民主制の限界を知識として携え、そして討議の重要性を文化として培っている議会こそ目指すべき議会でありました。

そして議会改革では、ルールを変えることより、文化を変えることの方がもっと重要だということに気付きました。12年間の議員生活でよく理解出来ていなかった点をいまさらながら反省しています。
それと最後に、物語に出てくるキツネとタヌキは、マスコミとキャスターたちです。グルになって他人事を飯の糧にしているように感じたからです。

それでは。長い間、お付き合いありがとうございました。


忘れてはいません

2015年02月25日 | 駅立ち
私は、大震災が起きた時に議長をやらせて頂いていた。
市役所への問い合わせは、援助や支援に関するものから、計画停電への不満と表すものへと変わっていった。こちらは暖かくなって来ても、向こうはまだ寒かった時期。

現地に人も物資も情報も届けられない中の焦燥感と、事態を収拾出来ない無力感は思い出せば今でも緊張します。焦りは怒りに変わっていた。

日本は大丈夫か、所沢はどうすれば良いのか、地方議員としての責任に苦しんだ日々。
音楽をする人は音楽で、気持ちのある人は気持ちで伝えていた。
所沢のような地方の中核的な都市が、経済的にも精神的にも自立をし、そんな地方の元気なまちを増やすことで日本を支えることが、地方議員の役割だと決めた。

だいぶ朝も冷え込みを和らいできた。もうすぐ3月になる。
もう忘れちゃったの? と、天国から言われないように、地方から日本を盛り上げていかなければならない。

そんな朝に、「来れる時は全部来ますよ」と、北田君は気持ちよく来てくれて、お陰様で爽やかな朝を迎えられています。

また、三芳町議会の井田議員も駆けつけて頂きました。議会中の忙しい中、本当に友情に感謝します!

色々と感謝して、今日も頑張ります。


自分に質問

2015年02月24日 | 駅立ち
地方創生予算が出てきた2日目の所沢市議会。
予算のバラマキではなく、地域特性に即した課題解決や、若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現に向かうのかを質問します。

今日は「悪いのは国のせいだ」と言えない場面。地域で、身近な生活で、自分たちが出来るだけのことをしているのか。地方政治が機能しているか、が試されています。

不満の吐け口や自尊心の維持のために、誰かを利用するのはやめなければならない。
議員も、職員も、市民も直接的な被害が自分に及ばなければ他人事のようになってはいないか。自分たちの心にも質問をしなければなりません。

今朝は、そんな気概を持つ若手のリーダーが横に。地域経済と子育て、やり抜こう!。

森の議会 2

2015年02月24日 | 政治
さて、茶色のうさぎと灰色のうさぎは考え方が違っていました。これは、とても大事なことで、首長と違い多方面から論点を明らかにするためには有効です。議員の数が少なくなればこの機能は損なわれます。また、数が多いと意見を集約することが困難になるので、ほとんどの議会では会派制を布いています。

本来、地域のことは政党などの国政にあまり左右されるべきではないかもしれませんが、会派はほとんど公党の影響を受けていたりします。
ここに地方議会における間接民主制の危うさが見え隠れしてきます。森の中でも茶色いうさぎと灰色のうさぎは、目的である子供うさぎのことはそっちのけで、それぞれの仲間を集め始めました。本来の目的ではなく威信をかけた単純な勝ち負けにすり替わってしまったようですね。
うさぎの森では子供の家族は結果が出ても何だか釈然としませんでした。政治的な思惑という黒いうさぎがいたのですが、とても隠れるのが上手で、ここには間接民主制の限界が見え隠れします。

さて、議会制度はいくら調査をして論点を明らかにしても、結局は数で決まってしまいます。これはこれでしょうがないことで、多数決でも結果は議会の意思となり、議員もそれを了としなければなりません。ですからポイントはそこまでのプロセスがどうだったかということになります。

もちろん、少数意見を尊重することはよく言われていることですが今回のポイントはそこではありません。議員は調査、質疑、意見、討論という流れの後に、議案を採決していきますが、うさぎの森の中では一体どういうことが起きたでしょう。
そうです。白いうさぎの登場ですよね。何と言ったのでしたっけ?

明日で最後になります。もうちょっとお付き合い下さい。


元気 いただきます!

2015年02月23日 | 駅立ち
小雨の中、浦和から帰ってきた同級生と握手!
いつの間にか、声をかけて頂ける方も増えてます。
笑顔で通り過ぎて頂いている方には、Facebookやブログを見て頂いている方もいらっしゃるのかな?と、ワクワクしています。

見かけたら是非、一声かけて下さい。
マラソンランナーのような状態ですので、すっごく元気が出るんです!

よろしくお願いします!

森の議会 1

2015年02月23日 | 政治
3日間にわたってお届けさせて頂いた「うさぎの森の話」の表題には、間接代表という造語を使いましたが、正式には代表民主政治における間接民主制というべきで、議会制民主主義とほぼ同じ意味です。

憲法解釈では、国政レベル、地方レベルにおいても間接民主制を基本とし、直接民主制を間接民主制の補完物と捉えている方が多いと言われています。
住民投票に代表されるような直接民主制こそ民主主義の原点だという議論もありますが、様々な問題が指摘されています。

先ず、所沢の住民投票で感じたことですが、お父さんうさぎとお母さんうさぎのように、同情や信条、つまり「かわいそう」「あまやかすな」といった感情的な判断をする方々には、費用や効果といった客観的な情報を受け入れる気配はあまりありませんでした。
ここは直接民主制の一つの危うさです。

次に、お婆さんうさぎのように、住民投票の設問の内容や情報を理解することが困難な場合があります。実際に私の母も文章を何度みても分からず、何に〇をつけるかの投票方法を理解するのさえ困難でした。
これも直接民主制の危うさであり、諸外国ではマイノリティの権利を侵害するような決定を行ってしまう可能性すら否定できません。

また、お爺さんうさぎのように、普通の生活をしている方では、知りたい情報を調査をする時間や費用、場合によっては権利さえ制限されてしまっています。
議員に調査権や政務活動費、議会図書館等があるのはこれを乗り越えるためのものだと理解しています。

つまり、直接民主制が補完的と位置付けられる理由の一部にはこのような限界があるからなのかと感じました。だから、議員と議会がつくられたのです。
代わりに、調べ、論点を明らかにし、決める。茶色のうさぎと灰色のうさぎはまさしく議員として、森の広場は議会として機能するようになります。

明日は、間接民主制の限界についてお届けします。
つまらない話しかもしれませんが、もう少しお付き合い下さい。



身近な信頼

2015年02月23日 | 駅立ち
今日から、平成27年度 所沢市議会第一回定例会が始まります。

市議会議員として最終の議会となります。数ヶ月に一回の議会なのに、一般質問をするだけで精一杯だった頃に比べれば、いつの間にかベテランになったなという感想です。

また、議会活動だけでなく、身内にも言えないご相談であるとか、どこに相談して良いかといった最初の気軽なお問い合わせを多く頂くようになりました。

生活に最も近い政治家である市議会議員として、身近で信頼され、気軽に相談して頂けるような活動ができたことは本懐であり、議員になって良かったと感じています。

それと同時に、無力感や新たな指命を感じてもおります。
最後まで頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

完 間接代表の反省

2015年02月22日 | 駅立ち
さらに昨日の続き


「みんな、気持ちをつなげたのかい」
広場のうさぎたちは何のことだか分かりません。

続けて、白いうさぎはみんなに聞きます。
「子供うさぎはいつからどんな机が欲しいのか聞いたことがあるの?」
「茶色のうさぎさんと灰色のうさぎさんは、同じ気持ちになろうとはしなかったのかい?」
広場のうさぎたちは、白いうさぎの簡単な二つの質問に何も答えられませんでした。

茶色いうさぎは、こう言いました。
「でも、みんなで話し合ってルールを決めたんだよ」

白いうさぎは答えました。
「遊ぶことにだってルールは必要でしょ。でも一番大事なのはみんなで一緒に楽しく遊ぼうという気持ちだと思わない?」

次に、灰色うさぎは、こう言いました。
「でも、何と言われても僕は間違ってないと思うんだ」

そして、白いうさぎは答えました。
「自分が間違っていると思う必要はないよ。みんな間違ってなんかないさ」
「ただ、子供うさぎの喜ぶ顔を見るためには、みんなが少しずつ自分の気持ちを削ってあげるだけだよ。」

そして、白いうさぎはみんなに言いました。
「みんな、僕に広場にある自分の好きな花を一本ずつ摘んできてよ。」
広場のうさぎたちは言われた通り、白いうさぎに思い思いの花を届けました。

すると、白いうさぎはそれを花束にして子供うさぎにあげました。
「心配かけてごめんね。もう、大丈夫だよ。」
子供うさぎは嬉しそうに涙をふきました。

それから広場では、子供うさぎとみんなで一緒にどんな机にするか仲良く話し合いましたとさ。

そんな森のお話でした。


間接民主制の討議の重要性、まさに知識として残さなければなりませんね。
直接民主制と間接民主制の限界を理解した上で、日本の民主主義制度を文化として培っていかなければなりません。

続 間接代表の反省

2015年02月21日 | 駅立ち
昨日の続き。

お父さんうさぎとお母さんうさぎは、他のうさぎの話を聞きません。
お爺さんうさぎは、もっと詳しく知りたいと言い、お婆さんうさぎは、難しくてよく分からないと言いました。
森はいまだに大騒ぎ。このままだとみんな仲良く暮らすことが出来ません。

そこでお爺さんうさぎは灰色のうさぎに頼んで、自分の代わりに調べてもらいました。
また、お婆さんうさぎは茶色のうさぎに分かりやすく説明をしてもらうことにしました。
おかげで森の仲間は、どう考えたら良いかを知ることが出来ました。

それでどうなるの?と子供うさぎが尋ねましたが、家族の気持ちは同じにはなりませんでした。
だからまた、灰色と茶色のうさぎに相談をしました。
でも困ったことに灰色うさぎと茶色のうさぎの考え方が違うようです。

そこで、灰色のうさぎと茶色のうさぎは同じ気持ちの仲間を広場に多く連れてきた方が勝ちとしようということにしました。
そうして、茶色のうさぎと灰色のうさぎはそれぞれ自分の仲間を集め始めます。
なんだか子供うさぎのことは忘れてしまっているようですが…。

次の日、茶色のうさぎは友達が多かったので、灰色うさぎより多く仲間を連れてきました。
普段はおとなしい白黒うさぎまで、連れてこられて怒っています。
黒いうさぎは広場には来ませんでした。

茶色のうさぎだけは喜んでいますが、子供うさぎは自分のせいでこんな大騒ぎになってしまったのかと悲しい気持ちになりました。
お父さんうさぎもお母さんうさぎも、そんなことはないよと子供を慰めますが元気がありません。
これで上手くいくと思ったのに。お爺さんうさぎもお婆さんうさぎも困ってしまいました。

すると、広場の中央へ白いうさぎがやって来ました。そしてこう言うのです。

続きはまた明日。
ちなみに白いうさぎは私ではありません。

写真は、今年2月7日に行われた第4回 所沢市議会 政策討論会の様子。座長を務めさせて頂きました。