安田よしひろ 駅立ちブログ!

日本の安寧。未来への責任。次世代の幸せを憂い、創る。

道徳の芽

2019年03月08日 | 駅立ち
教育は、平和で民主的な国家の形成者として必要な資質を備えることが一つの大きな命題です。サッカーのサポーターが掃除をすることや、電車が遅れるとお詫びのアナウンスが流れることは、他国には真似のできない特徴的なことです。イチローが道具を大事にしたり、学校の下駄箱が整理されていたりと、日本人のマナーの良さ、礼節はたいへん誇りになるものです。

三つ子の魂と言うように、道徳は保育との関連性が強いと思っています。保育指針には「道徳性・規範意識の芽生え」という項目があります。これは非常に大事なことだと思います。友達との関わりの中で共感したりし、自分の気持ちを調整したりすることを大人がその場で働きかけることです。叱るより、よく出来たことを褒める。自分がしたことに肯定できる経験を持つことが重要です。そういう経験をした子がスタジアムを掃除できるようになるのだと思います。

教科書とか道徳というと、すぐに教育勅語にかこつけて道徳教育を戦争へ導くためだと活動する人もいます。しかし、民主化を目指した帝国憲法はその時代には本当に画期的な出来事でありましたし、神話的国体観に基づいて日本の国土で政が営まれていたことは歴史的な事実です。様々なご意見があると思いますが、私は、誇れる国家の形成者としての資質を高めるために、保育における道徳教育をもっと推し進めていくことが、未来への責任だと思っています。追いつけ追い越せの時代から、目指し目指される時代へと向かっていきましょう。


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