安田よしひろ 駅立ちブログ!

日本の安寧。未来への責任。次世代の幸せを憂い、創る。

数値化された居場所

2014年11月06日 | 駅立ち
寅さんや植木等の映画、釣りバカ日誌の はまちゃんはご存知ですよね。
あの人情や個性が織りなす人間模様が、どうして私たちの心を揺さぶるのか。
 
本意を誤解なさらぬようお聞き願いたいのですが。
就労可能な生活保護受給者がパチンコをしている。
苦労しているスポーツ選手や、障害を持った選手が努力している。
これらを聞いた時の自分の感情はそれぞれどうだったでしょう。
 
日本というのは、頑張っている姿を良しとする国なのでしょう。
昔の日本には、その人なりに頑張ってさえいれば居場所があったような気がします。
 
昭和には、慰安旅行の係とか社内運動会で活躍する人などがなんとなく存在できたと聞いたこともあります。
会社という居場所にも、心の居場所があったように感じます。
 
皆さんの会社では、成績という数字と直結する客観的な貢献しか評価されないのですか。
会社は全員を戦士に育て上げようとしているのでしょうね。
もはや不出来な社員を義理人情で一人前に育てあげる寛容さはない。
企業戦士は疲れ果てて社会からこぼれ落ちるか、グルメや旅行で慰めるか。
 
カウンセラーや警官、病院の数が豊かさや安心の指標ではない。
いつ日本はそのことに気付くのでしょうか。
変えられない力不足が悔しい。
 
続きはまた明日に。
今朝は所沢駅東愚痴。


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