ゾッとする話

健太郎の体験したゾッとする話。


※話の内容とは関係なく、画像はほっちゃんの語りでお送りします。




つい三日ほど前のこと・・・・・



朝の通学途中、いつも自転車で通りすぎる幅の狭い橋。

ふだんはなんの気にも留めずに過ぎてしまうのに、この日はなぜか

橋の中央にスニーカーがそろえて置かれていたのが気になって

自転車で通り過ぎながら「誰がこんな所にスニーカーを？」と

あたりをキョロキョロしながら自転車の速度を緩めて見まわしましたが

特に変わった様子はありませんでした。






そのまま学校に着き、授業と部活を終え下校しました。

7時半ごろだったのでもう暗く、家路を急ぎました。

ふと、朝のスニーカーのことを思い出し

あの橋の近くまでくると



そこには



大勢の警察官が橋の上や土手を捜索していました。

あのスニーカーの持ち主を・・・・・



キャー、ゾッとする～！





さ、ゾッとしついでに、もう一つゾッとする話。

これは聞いた話。



Ａさんのお話です。

私のうちのアパートの窓から、少し離れたマンションのベランダが見えます。

新婚さんのようで、夕方になると

奥さんがベランダから旦那さんの帰りをのぞいているのをよく見かけました。

この日の夕方も、奥さんは旦那さんの帰りを待っていたようです。

顔の様子までは見えませんが、ベランダから下を見ているようだったので

帰りを待ちわびているようでした。


辺りが暗くなったので、カーテンを閉めようと窓際へ行くと

マンションのベランダにはまだ奥さんが待っているようでした。

おかしな人だなとは思いましたが、そのままカーテンを閉めました。






翌朝、あの奥さんが気になって

カーテンを開けてあのマンションのベランダを見ると

ブルーシートに覆われていました。


どうやら、私が見ていたのは

すでに首つりをし、死んでいた奥さんだったようなのです。




う～、ゾッとする！

もう、一人で夜中にトイレ行かれんです。






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