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先週日曜日の報告から1週間、ようやく天気回復の予報だったので、昨日の内に補修用の資材を購入、加工してリュックに詰め込み早朝4時30分に猛者の援護を受けて一里野を出発した。しかり場から先は固い雪の上に新雪が乗っていて谷側に滑るので非常に歩きにくい。久しぶりの新雪と絶景の中先を急ぐ。小屋に着くと昨日宿泊の4名が百四丈見物から帰っており、中で下山の準備をしていた。その小屋の屋根にはしっかりと雪が積もっていて、計算外の作業を余儀なくされる。当初はさっさと作業して滝の見物に行くつもりだったが、しかり場から先のコンディションとこの余計な作業で、今回は滝見物を諦めた。作業は順調に進み、めくれてしまったブルーシートを再利用。昨年の施工よりガッチリとシートを固定することが出来た。これでしばらくは安心して小屋を使ってもらえる。
【避難小屋利用者に忠告】
小屋の冬季出入口脇で糞尿をしている者が居る。あなたの常識は大丈夫ですか?確かに1階トイレはオーバーユースでどうしようも有りません。やむなく外で用をたっするのなら谷側の見えない木の根元辺りまで行って貰いたい。残雪期、飲料水用の雪は小屋よりも上、ここはみだりに歩き回ってはいけない。汚いものは下の方の見えない所。常識の無い者は北部白山の聖域に立ち入るべからずである。スコップですくっては谷側に2、3回投げたら雪が風に舞って顔に戻ってきて冷たかった。もー勘弁して下さい!
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