妙本寺の南 木々が茂っていて古道が判らない
鎌倉では尾根筋を利用すればわずかの時間で隣の谷戸と行き来することができる
古い資料に妙本寺の総門と二天門のあいだの辺りから屏風山に入る上り口があるように書かれていたことから古道を探ってみたのだが
すでに崩れてしまったのか見つけられなかった
加えてかなり倒木と藪化も進んでいる
小さな平場は処々にあり屏風山自体が防御のための施設とされていたことがよく判る
鎌倉を抱く山々は鎌倉防御のために構築された天然の城壁であったはずだが
新田義貞軍による鎌倉攻撃は想定をはるかに超えた攻撃力であったのだろうか
この辺りには人の立ち入ることを好まない谷戸がほかにもある
撮影はさせていただいたのだが
公開をしないことが条件
自然に近い状態で遺してゆきたいとのことであった