《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)
夏場の朝比奈の切り通しは、特に近年のコロナの影響であろうか藪がひどい。
台風によって崩落があれば、立ち入り禁止も長引くに違いない。
このような崩落が鎌倉時代から度々起こっていたはずで、切り通しの整備も度々行われていたようだ。
重要な港である六浦、金沢と鎌倉を結ぶ産業道路が朝比奈の切り通しであった。
昭和31年に金沢街道(県道204号線)が通るまで、この切り通しの道が使われていたというのだからすごい。
現在、朝比奈の切り通しは、階段状に仕立てられている。
古くはどのような形態であったのだろう。
人が荷物を担いでいたのであれば階段でもいいが、荷車を用いたとすれば平坦であったはず。
江戸時代には切り通しの途中に茶屋があったともいわれている。
かなりの人通りであったに違いない。
雨の後に関わらず湧水が多い。
時に道が川になる。
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