●○●ヒラメキ!キッズ囲碁○●○

Kは日本棋院「幽玄の間」で8段間近!どうぞご期待ください(*'▽')

上達法です4

2019年01月23日 | Kのつぶやき
上達法です3の続きです。
今回は、私なりの序盤の打ち方を書いていこうと思います。

序盤は、石の方向がとても大事ですよね。
一回間違えると模様がうまくまとまらなくなったり、弱い石ができることがあります。
大きいところ、先着すべき所はどこなのか一緒に考えていきましょう。
序盤は石の位が高く、石と石の幅が広い辺が大きい辺です。
全部星だった場合はどこに打っても同じですが、小目があった場合、小目と星の間が一番広い辺が一番大きい辺です。
ミニ中国流は、この一番大きい辺を先取していることになります。
中国流も、星と小目をバランス良く守っている手になります。

例えば星にカカられたとします。
この時、ケイマなどで受けるべきか、挟むべきかは盤面全体を見渡して見てから決めるべきです。
ケイマは基本的に守りの手で、三々に入られたとしてもコウか、小さく生かすことができます。
その反面、相手がカカッてきたのに対し、即座に攻めていないので、相手は挟みよりは手を抜きやすい形です。
カカッた石は軽いからです。
一間挟みなどでもでもカカッた石は軽いですが、手を抜いた時の損が大きいので、連打せざるを得ない事が多いでしょう。
ここまでまとめてみるとケイマ受けは、ほかに弱い石があるとき、力を溜めたいときに打つ手となりそうです。
挟みはいろいろありますが、石に近い挟みほど、その石の攻めを見た手となりそうです。
他に攻めだけでなく、挟んだ方向に相手を行かせたくないために挟んだり、辺からの開きを兼ねて挟んだりと局面に合わせた挟みを選びたいです。
ケイマ受けは、模様に芯を入れるために打つこともある手で、小目からのケイマシマりより位が高いので、模様を消されづらいため、広げやすいです。
序盤は形をきれいに、手を抜いてもひどい損が無い限り大場を連打していくと、相手は小さいところを打っているだけで、自分ばかり大きい手を打つことができます。
そのため石を軽く保っておき、重い石は早めに捨てておくか、眼形豊富なきれいな形を作りましょう。
あと、どのあたりに地をつけたいか、うっすらと考えながら打ってみると、いいかもしれません。
生きている石の近くは小さく、生きていない石の近くは大きい。
大石も、相手の生きている石の近くだったら捨ててもいいです。
目の前の損よりシメツケや、攻めどり、ほかの大場も打っているのならば、それほど損してなく、むしろ、生きている石の近くに打ってくれたのだから、自分の方が得をしていることになります。
他の大場は、生きていない石があるところだからです。
石を捨てることは良いことなのです。




トリプル碁の結果報告です。

2019年01月18日 | Kのつぶやき
1月14日にトリプル碁(3人一組の団体戦)があり、出場しました。
三回戦の結果で成績を決める大会で、ヒラメキキッズ囲碁から私も含めて3人出場しました。
私が大将で、六~七段の方と対局しました。

初戦、県代表クラスの方に敗れて、コンディションが悪くなりましたが、二回戦で勝利できたので、少し気が楽になりました。
ここまで、私は一勝一敗ですが、副将のヒラメキ氏が天元を思う存分使い二連勝。M君も一勝一敗ですが、私が負けたところをちょうど補うように勝ってくれたので、チームは二連勝で決勝戦に向かいます。
決勝戦である三局目は、私は序盤は優勢だったのですが、中盤無理をしてしまって気づけば1目差で負けていました。
あとは二人に望みをかけるしかない場面です。
既に対局が終わっていたM君は勝利していたと知ったので、副将であるヒラメキ氏の対局を観戦しに行きました。
局面は終盤の入口で、目算をしてみると、ヒラメキ氏がかなり優勢でした。
その後、何事も無く終局。ヒラメキ氏が勝利し、我がチームの優勝が決まりました。

後日談ですが、ヒラメキ氏は全局を天元で打つと決めていたようで、天元打ちに磨きをかけていたようです。その作戦が大成功で、対局相手は何もできずに自然と負けていったとか。本当に完全勝利で三連勝出来たと言っていました。
M君は大会前自信がなかったようで、一勝できればいい方とか言っていたのに、きちんと二勝一敗でチームの優勝に貢献してくれました。
正直、大将の私が負け越して優勝するのは悔しいですが、まずは優勝できてよかったなと思っています。

今回の大会で思ったことは、もう一度初心に帰って練習をやり直したいと感じたことでした。
囲碁を打ち続ける限りどこまででも強くなりたいので、基本的な考え方をもう一度学んでいきたいと思います。
詰碁や手筋などの部分の強みも大事ですが、石の強弱やそれによる石の方向などの基本的なことは、完全に頭に入れて対局したいものです。
これからも頑張っていきます。

応援ありがとうございました!!!