●○●ヒラメキ!キッズ囲碁○●○

Kは日本棋院「幽玄の間」で8段間近!どうぞご期待ください(*'▽')

小目 ケイマガカリ 二間高バサミ⑤-2

2021年04月28日 | AI研究

今日は、十段戦第5局の日。これまで、両者とも黒番で勝利を収めています。前回はこちらから。

 

 

参考図1

 

前回は、白の14手目で図の7と応じた形を研究しました。今回は、白14で図の1と打った形に注目していきます。

白5で平和なワカレを目指すと、図のようになりそうです。黒8で10に打つのは白8と圧迫されます。12と13の交換の善悪は微妙なところです。

 

 

参考図2

 

続いて、黒は青色と黄色の着点A・B・Cが候補手ですが(青色が最有力候補手)、白色の候補手E・Gの狙いも残っていて、左上の白は、意外と味が悪い恰好をしています。

 

 

参考図3   6=20、17=23

 

参考図1の白7で図の1と打つと、コウ付きの攻め合いとなります。

図のように進んで、コウでのフリカワリになります。最後、黒26ではじっとノビるのがいいのですね。互角です。

 

 

参考図4

 

そして、参考図1の白5で図の1と切ると、少し険しくなります。黒はシチョウ関係がいいので、6と飛ぶことができます。

ここで、白7が面白い手です。次に8の割リ込みを狙っています。この黒8で、1路下に打つことができるかどうか。これは研究中です。

白11で1路上に打てるといいのですが、これは黒に11とコスミツケて捨てられて、シメツケられます。

14~17は参考図1と同じ手段です。次に黒は、A~Cのどれかを選択することになります。これも、全く互角です。


小目 ケイマガカリ 二間高バサミ⑤-1

2021年04月20日 | AI研究

先週は、プロの碁の配信を視聴したり、詰碁を毎日15~25題解くなどして特訓してきました。ネット碁は、8連勝中です。

今回は、二間高バサミの新型の研究をしていきます。前回はこちらから。

 

 

 

今回は、白が12手目にAと押してきた時の応手です。

白Aは、上辺の黒にモタレていって、左辺の黒を狙っている手です。

私は、ここで白がBと打ち、黒がCと新手を放つ形ばかり研究していたのですが、実践では、意外にAと打つ方が多く、この手を研究してみようと思った次第です。

 

 

 

黒は13と応じるのが良いでしょう。白14は頑張った手です。

黒17のマゲは好手で、この石を捨てるにしても、白の形に弱点を残そうとしています。

黒19は様子見の意味があり、白20なら、黒21とハサミツケます。左辺の黒石は取られますが、もともと白の隅だっただけに、これだけの外勢を得ることができれば成功したと言えるでしょう。ちなみに、白18でAやBには黒Cのスベりを推奨します。

 

 

 

次の白の一手の評価値です。白は、すぐにAと切っても黒Bの狙いが残っていてうまくいかないので、他の大場に向かうことになります。

 

 

 

白20で、単に図の1と打ってきた場合は、黒2のトビがシボりを見た良い一手です。白5のキリも黒6の利きがあるので、あまりうまくいきません。図の進行で、黒57.2%です。

 

他にも、攻め合いになる変化など難解なものも多いですが、厚みが好きな方は、黒が打ちやすいと感じるかもしれません。

私は、こういう手筋が頻発する接触戦が好きです。私と対局する方は大変ですね(笑)


実践解説 対Gさん(前編)

2021年04月12日 | AI研究

昨日の対局について、解説のリクエストがありましたので、上げていこうと思います。

第3局の「15子取られながらも勝利」したGさんとの碁です。

私の白番で、面白い手も多かったので紹介します。

 

 

参考図1

 

右下の形は、最近流行している、ハサミにカケる手です。この場合は、黒の一間高バサミにカケ。

白1でAとオサエるのもありますが、Bとハネられて難解な変化に突入します。黒は2とノビ、図のような進行になれば比較的穏やかです。

次に白は、CかDかを選択することになります。

 

 

 

 

参考図2

 

実践進行です。黒1のぶつかりは、白2と頭をたたかれるので疑問でした。白4のサガリも好手で、参考図1の白7と雰囲気が似ています。

しかし、白8がソッポ。Aのハネが好手で、ここに石があると、白14でBと打つことができました。

黒19では、とりあえずAと伸びたいところでした。ここが双方にとっての急所です。

 

 

 

 

参考図3

 

白としては、黒6にキリが入ったのは嫌ですが、右辺でできる限り得をすることを目指す進行です。

実践は、黒はAとマゲました。確かに好点なのですが、Bと左下を黒地化しつつ、白の攻めを狙う、左下から動く手が勝りました。

 

 

 

 

参考図4

 

白2は気づきにくい好手。これを実践で打てたのは自信になりました。利き筋を増やすことができます。

黒5では、普通にAか6が有力で、少し黒が打ちやすそうな形勢でした。

そして、ここが今回の目玉。黒9に対して皆さんならどこに打ちますか?実践はBからある狙いを炸裂させたのですが、何も考えずにCとツナいでしまいそうですね。

(※ヒント 白2によって生じた利き筋を利用したい。)

 

 

 

 

参考図5

 

白1から3が正解です!これも一瞬で見えてきて、ヨミ切った時、我ながら感動しました。

実践は、黒6でAと抜きましたが、仮にアタリにかけられた黒がずっと逃げていくと、白11でちょうどBとCが見合いになるというカラクリです。

実践は、黒A、白6、黒コウ取りと進みましたが、白にはCや11のコウ材があるのに対して、黒はDなどの大損なコウ材しかありません。ここで、白が優勢に転じました。

このような手筋が出現する碁は珍しいです。そして、まだまだ気づいていない良い手が眠っていることを、この碁は教えてくれました。

続く


堂々の予選通過!

2021年04月11日 | Kのつぶやき

今日、県大会の地区予選に出場して、見事全勝で通過しました!

予選会と言えども、ハイレベルな対局が多く、油断できないものばかりでした。

 

第1局は、初戦なので少し緊張していましたが、石を並べているうちに、いつもの私の碁の世界へと入り込むことができ、結果は快勝。

第2局は、得意の三連星布石を展開し、侵入してきた石を睨んで攻めることができ、大石を取って勝利。やはり、石は直接追いかける必要はなく、自分の弱点を消す手を先手で打ち、相手の弱点だけを残して強調できれば、うまい攻めができたと評価できるようです。

第3局は、昨日対局したGさんと打ち、自分だけ15子も石を取られても、10目以上残っているという、不思議な碁でした。

第4局は、教本通りの棋風の方で、私が最も苦手としていたタイプでしたが、少しずつ得をすることができ、最後は相手の見損じで決着。

 

私は、ヨセはそれほど間違わないのですが、石の方向など、基本的な考え方には疎く、学習の分野でした。今回の勝利ポイントは、とにかく弱点を消すように打つ、状況に応じて捨て石をする、相手の弱点をどのように衝いていくのかを深く考えるなど、基本は当然ですが、そこから応用へとステップアップした考え方ができたからだと思います。

他にも、自分から対局相手の方に話しかけることもできました。帰りは、自転車を20分ほど走らせて帰宅。頭をよく使った後の運動はおすすめです。

そういえば、キットカットやポカリスエットなどで栄養補給してコンディションを整えたりもしました。こういう盤面には表れない工夫がものを言うのかもしれません。

 

県大会も、自然体で、粘り強い碁を打ってきます。


4月11日

2021年04月11日 | アシスタントの部屋

突然ですが、Kが大会に出ています!

 

いきさつは、昨日行った碁会所で、強豪Gさんと念願の対戦、そして初勝利(3勝)したのちの出来事です。

「明日の大会には参加するのか?」

「?」

何のことか全くわからずにいると、県のアマチュア戦が明日ここを会場に開催されるとの話でした。

コロナの時代で、去年は大会が全く開催されず、もしくは知る人ぞ知る的なものになっており、もっとオープンであればなあ・・・と思うところでした。

 

そのため、強豪Gさんのお誘いは本当に感謝であり、Kは備えて朝出発しました。ヒラメキ氏はぎりぎりまで迷っていましたが、

Kのサポート役として一歩引き、今回は出場しないこととしました。

 

強豪Gさんとの手合いも完勝であったため、よい機会になればと思います。

2年前、県大会予選でGさんに通用しなかった手筋をすぐ学びなおしたK。昨日対戦した時また同じ手筋が出てきたらしいのですが、研究した通りの応手で難なく返せたとの話でした。

涼しい顔をしていても、あの時の悔しさは忘れていなかったようです。

 

健闘を祈ります!

 


テンプレートを変更しました

2021年04月10日 | アシスタントの部屋

テンプレートを変更しました!

キャラクターも、スマイリーからスライムベスへ(笑)

 

今年は、Kが躍動する年となると感じ、私どももそわそわしています。

ぜひこの、閉塞感のあるコロナ禍の世の中に希望がもたらされますように。

 

頑張っている人はいまも頑張り続けています。そしてこれからも頑張り続けていくことでしょう。

上を目指す人は今も上を目指し続けています。そしてこれからも上を目指していくことでしょう。

希望がないと嘆くよりも、希望を与えていきましょう。私たちと一緒に  

あなたもどうですか?


強豪相手に初☆白星です!

2021年04月10日 | Kのつぶやき

今日、碁会所に行ってきました。

今回は、この碁会所で一番強い、県代表クラスのGさんとの対局。

これまで2局対局したことがあり、どちらも惜敗でした。今回は、得意の乱戦に持ち込まれないように工夫。

Gさんは早打ちですが、鋭い手を放ってきます。私も何とか応戦し、結局全局とも戦いの碁形に。

私は、自分から仕掛けていくタイプですので、技の出し合いとなった碁もありました。結果は3連勝!1年ぶりの対局だったので、その間に私も少しは上達できたのかな。

 

私はネット対局を重ねて勉強していますが、実際に石を持ち、相手の顔を見ながら対局することはよい特訓になります。

やはり、楽しく打つことができる人が上達しますし、対局を続けていく中でよい友を持つこともできます。

私もそれを意識して、ミッションに用いられたいと考えています。

また機会があれば教えてもらってきます。

 

☆おまけ☆

私が感心したサバキ方です。

 

 

 

 

辺の星に白1とつけてからの攻防で、白11が痺れる手筋!12のキリと、5の下にノビてからの15の左のカケを見合いにしています。

こんな手を実践で打つことができればカッコいいですね。

 


4月10日

2021年04月10日 | アシスタントの部屋

今日も晴天、今日はKとヒラメキ氏が、中央にある碁会所に行っています。

前回は県代表の方と手合いが合わず、残念な様子でしたが、今日はぜひ対局してほしいなあと思います。

彼とは、せれば勝てるのでは?という印象なので、Kの得意な棋風を生かして彼らしい碁を打ってほしいと思います。

がんばれ!

 

一方ヒラメキ氏は、昨晩幽玄の間で19目半の快勝を収め、こちらも期待したいと思います。

なにより、ここの碁会所は雰囲気がいいので、囲碁だけでなくよい交わりもあるといいですね。また、県大会の会場にもなっているので

ぜひ場慣れしてほしいと思います。

そしてディスカウントストアも近いので、買い物も期待しています(笑)

昨日は桜と雪が織りなす和風景、主の奇跡と創造に感謝です。


プロの碁を観戦しました。

2021年04月08日 | Kのつぶやき

今日、十段戦挑戦手合第3局の模様が日本棋院囲碁チャンネル(YouTube)で配信され、私は一日中で視聴していました。

対局は、4コウが生じそうになるなど、変化に富んだ一局となりました。

自分もこんな碁を打てたらな、と思いました。

無難な手から、一手踏み込んだ手を放つことができる。そんなうち手になりたいですね。

ライブ配信は臨場感があり、また、プロ棋士による解説も勉強になります。

昼食のメニューを予想するのも面白いです(笑)

 


日本棋院 YouTube囲碁配信

2021年04月07日 | Kのつぶやき

昨日、日本棋院囲碁チャンネル(YouTube)のタイトル戦を視聴しました。

NHK杯以外のプロの対局を生で見たことがなかったので、新鮮でよい機会となりました。

アマチュアの対局ですと、対局時間はかかって一時間半くらいですが、プロは7時間も集中し続けるとは!

こまめに水分補給をしている様子もうかがえたことから、これが集中力を保持する秘訣なのかもと思いました。

ちなみに、視聴する際は倍速にすることをお勧めします(半分の時間で視聴できます)。