最近、中盤以降は石の弱点に気が付くことができるかどうかが重要なのではないかと考えています。前回の続き、手順図はこちらから。
白1と切断されては、いよいよ黒が厳しいです。
黒2では3に打つのが一番まぎれたと思います。白は目2つでも生きればいいです。3に打つことができたので安心しました。
仕方なく黒16で左下の白を取り切りましたが、右下から白17と手を付けていきました。このくらい広ければ、何とかなるだろうと。
実践は、最後に白39から逃げ出すのが読み筋で、黒5子を取って治まってしまっては勝負ありです。
この碁を研究してみてわかったことは、
- 石はしっかり、そして味よくとりきる。
- 逃げる立場でも、相手の弱点を突く好手は隠されている。
- 相手の石は価値の低い方向に押し込む、逆に自分の石は形よく(眼形を作りやすい形)逃げることを心掛ける。
そして、石は普通は切れないように打った方がいいですが、さばく立場では軽やかに、を心掛けましょう。
私も、これからも特訓して上達していきます。実践経験をどんどん積んでいきましょう!