Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

カナリア諸島へ(第3~4日目)

2010-12-12 23:18:48 | 旅行 -Spain-
12月7日(火)

夜中の3時頃。
すごい物音で起きた。嵐だ~
外を見てみたら、プールの水が波打ってる...
3日目は晴れるはずなのに...

ゆっくり起き、遅めの朝食をテラスでとる。
段々空が明るくなってくる!

やったぁ~!

「冷たい~」と言いながらも、楽しそうに泳ぐ。
 

温かいシャワーを浴びて、今度はビーチへ。

バンガローを出た所の交差点も清々しい。


ブーゲンビリアもやっぱり青い空が似合う。


いつもの遊歩道も足取りが軽い。


ランチを済ませてお会計をしたら、なんとサングリアをサービスしてくれた

うっぐには、チュパチャップス。

お腹も満たされて早速ビーチへ。


やっぱり空は青くなくっちゃ。

んーでも風がまだ冷たい。海には入れない
今日もサングラスで目に砂が入るのを防ぐ。


しばらくビーチで石遊び。
何を作るのかな...


歌ってる歌は、「おや、葉っぱの上に~♪小さな卵~♪」
結局、ママとの合作で『はらぺこあおむし』の出来上がり


その後も、「歩こう~♪歩こう~♪」と歌にあわせて波打ち際を歩く歩く。


今回は一番先まで(地図で言うと一番南まで)。
波の流れが変わり、海の様子も変わる。



この日もうっぐが砂漠の案内役を勤める。
 

晴れると違う表情を魅せてくれます。


砂漠のオアシスの様に建つ「RIU」と言う高級ホテルから。


最後の夕方。
バンガローでお茶を済ませ、テラスでまったりしてるとシャワーが降って来た。
うっぐが、「あっ!虹!」

前回の旅行で初めて虹を見てからすっかり虹のファン

夕飯は、さすがに自炊はせずに外に食べに行きました。

豪華なものではなかったけど、素朴な海の味

最後は、バンガローの猫達が遊びに来てくれました...


翌朝は、まだ暗いうちにチェックアウト
9時の飛行機でマドリードに無事戻ってきました。

火山活動で出来た島らしい地形。

私達に感動をくれた砂浜もこんなちっぽけに見えます...(一番でっぱてるところ)


カナリア諸島。
他の島だったり、季節によってもまた印象が違うのかもしれないけど、
ゆっくりした時間の中でも、自然のパワーをものすごく感じた旅でした

カナリア諸島へ(第2日目)

2010-12-12 22:16:14 | 旅行 -Spain-
12月6日(月)

2日目の朝、うっすら曇り空。

前日に近所のスーパーで朝食になるものを買込み、部屋の前のテラスで朝食。
ゆで卵をほおばるうっぐ。


このバンガローは、ドイツ人の長期滞在の老夫婦や家族連れが殆どで、挨拶も「モーゲン!」とドイツ語。
うっぐは、ドイツ人のおばあちゃんに「ドイツでは、『ニコラス』と言うのよ」とサンタのチョコをもらってご機嫌

それにしても、半そで一枚で朝食を外で食べれるなんて、ホント嬉しい

しばらく様子をみたいけど、やっぱりあまり天気がよくない。
海もバンガローのプールも入るには寒すぎるだろうから、この日はバスに乗って、島の北側にあるLas Palmas(ラスパルマス)へ足を伸ばす。
近くのバス停から30番のバスに乗って約45分(5.95ユーロ/人)

うっぐは、ビーチが本当に好き。

ビーチに出るまでは、いつも「歩けない~抱っこ~

ビーチの様子は、南に比べて、山に囲まれてる印象。

地形で、いい波が入ってくる。ボードの人もチラホラ。


Las Palmasの港はさすがに整備されていて豪華客船までいる
その昔、コロンブスが大航海に出る前の中継地点として、ここに来てたんだと思うと、歴史を感じます...

午後から天気が回復すると信じて、早々にランチを済ませ、Playa de Inglesに戻ってきた。
いつ見てもすごい砂浜。


ヨーロッパ各国の旗も絵になる。


陽はさして来たものの風が冷たく、結局、ビーチ沿いのcafeでお茶する。


このお店は、ビーチ沿いと言うより「砂漠沿い」。


この日は、部屋で簡単に夕食を済ませる。
近所のスーパーでは、やはりドイツ人のおじいちゃん、おばあちゃんで溢れかえっていた。
よく見ると、売っている品々もドイツのものだったりする。
スペイン人に会うのは、お店の定員さんくらい。
私達の隣の部屋のドイツ人の夫婦は、もうそこに住んでいるみたいだし...
寒~いドイツを思えば、ここにいた方が健康にもいいのかも。
18時には、皆さん、テラスでおのおの夕食。
21時は、静まり返ってます...

マドリードでは、21時~が夕食タイムだから、ここはスペインか?と不思議な感覚になる。







カナリア諸島へ(第1日目)

2010-12-12 14:13:06 | 旅行 -Spain-
12月5日(日)~8日(水)、連休を使い寒~いマドリードから抜け出し、
3泊4日でカナリア諸島のグラン・カナリア島に行ってきました
カナリア諸島とは、アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある、7つの島からなるスペイン領の群島。
私の中のでのカナリア諸島は、昔いとこのお兄ちゃんがよく聴いていた大瀧詠一の『カナリア諸島にて』くらい。

ここは、一年中常夏。
ヨーロッパからの人たちの保養地・避寒地。
日本で言うならハワイかグアムみたいな感じ。
年末年始をここで過ごす人も多い。

...が、金曜日に突然スペインの殆どの空港の管制塔員がスト!
連休前って事もあって、空港は大パニック。
何十年ぶりに非常事態宣言が出た程。
私達のフライトは日曜日の朝一で、空港近くで前泊するホテルも予約していて、全部パーになるかもとヤキモキしながら、旅の支度をする

そんな中でも節約の為、前泊のホテルで食べる夕飯のお弁当を作る。

今回は、お友達に教えてもらったスペインの家庭料理をおかずに。
トマトやツナの具を餃子みたいに包んで焼き揚げる。
もちろん、うっぐも皮をフォークで押さえるところは手伝う

「エンパナディージャ」
初めてにしては美味しく出来ました♪

一時は日曜日の全部のフライトもキャンセルになって、既に空港近くのホテルにチェックインしていた私達は「何の為にここにいる?」と思っていたけど...夜には解除。ホッ。

翌朝、5時にホテルを出発、無事、予定通り出発

今回は、Ryanairと言う格安航空会社を使ったのだけど、既にOnline Check-inを済ませてるのに座席番号がなく、どうゆう事?と思いながら飛行機までのバスに乗る。
バスのドアが開いた途端、みんな、飛行機に向かって走る走る!
座席が早い者順だった!
私達もなんとか3人並んで座れたけど、こんなの初めての体験

うっぐは、機内ではずーっと寝ていて着陸してから「んーいっぱい寝た~♪」と気持ちのいい目覚め
よかった、よかった!

約3時間のフライト、時差マドリードよりマイナス1時間。
飛行機のドアが開いて、モワ~っと温かく潤った空気が、マドリードでカラカラに乾燥した肌を潤してくれます

空港から私達が滞在するバンガローのあるPlaya de Ingles(プラヤデイングレス)地区までバスで移動。
空港のDeparture口を出て66番のMaspalomas(マスパロマス)行きのバスで20分(3.35ユーロ/人)

ホテルの場所がよく分からない為とりあえずCentre of Playa de Inglesでバスを降り、バス停前にあったレストランでお茶をしながら位置確認をする。
さっそく海沿いの遊歩道に出てみる。

グラン・カナリアは、砂漠の様な大きな砂浜が有名。
早速、出くわす。

広~~い砂浜を見てやっと、南国に来た~って気分が盛り上がる。
(今回もあいにくのどんより天気...)

遊歩道にも南国の香りいっぱいのブーゲンビリアやハイビスカス。




バンガローに到着して、荷物を置いて、Tシャツ、短パンに着替え、ランチをしにビーチ沿いの遊歩道に出掛ける。
町の至る所に有料体重計(50セント)があります...

なんでだろう?
長期滞在の人が多いからかな...

お腹ぺこぺこ。
スペイン料理より断然お得な、Asian Food Buffet (6.75ユーロ/大人)で食べ放題!

ガッツリ頂きました。

さぁ~。パワー充電。
お店の横からビーチに出る。


すごい砂浜にうっぐのテンションも上がる

一応水着は着て来たものの、海で泳ぐには風が強くてちょっと寒い。

所々黒い丸い石があって遊ぼうとする。
けど、ものすごい風!!
うっぐも目に砂が入り、「目が痛い~~
 

私のサングラスを貸してあげて復活!


夫は、日々の疲れを放つ?


お店が立ち並ぶ遊歩道が見えなくなってくると海で泳いでいる人もチラホラ。
いくらなんでも寒いだろう...
海から出てくると「あっ!」
気がつくとここはヌーディスト地区だったみたい。
皆さん、自然な感じでいます...(おじいちゃんばかりでしたが...)


そんな事は気にもせず、わが王子はひたすら砂を求めて、走る走る。

気がつくとビーチの背後は、砂漠!!


うっぐも砂の山を越えるのに「キャーキャー


一度コツをつかめば、もう怖いものはない。
どんどん先に行ってしまう。

結構な高さの砂丘も怖くないのか、やっとの思いで追いついて、
「Hola!」

超~ご機嫌。

砂の滑り台


色んな遊びを作り出してくれます。

この大きな山!

登りきったら...

すごい景色!!

ホント砂漠だ~。




十分砂漠を満喫した後、可愛らしい別荘郡の横を通りバンガローに戻る。
 

顔、頭皮、耳の中まで砂だらけになった私達は、シャワーを浴び、部屋の前のテラスでお茶を飲もうと思ったらうっぐがいない!

どこに行ったのかと思ったら、ホテルのネコとまったりまどろんでました...




大瀧詠一の『カナリア諸島にて』とは、全然違うイメージ。
天気のせいもあるけど、『Canaria Islands、風も動かない~♪』とは正反対...
自然の力強いパワーを感じました。

この大きな砂浜はかな~り衝撃的。
砂漠ってこんな感じなんだ...。
強風の為、時折吹き付ける砂が痛かったけど、すごく気持ちがいい~。
これ、真夏だったら裸足で歩けないよね...
足の裏も程よくに刺激され、いい運動になりました