Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

今日、帰ります

2011-10-31 05:20:06 | 日記 -China-
10月31日(月)

これから、大家さんに電気代、ガス代の清算と鍵の引渡しをしていよいよ東京へ向けて帰国です。

最後の2日間は夫が学校で、片づけをしたり、うっぐの希望通り、連結バスに乗ったり、友達のAちゃんと会ったりしてました。

この日も二人で会ってはショッピングモール内を走り回ったり、飛び回ったり。

Aちゃんからもらったハロウィーンのクッキーも「かぼちゃ!」「こうもり!」って楽しそうにしてました。
最後に分かれる時もふざけていたけど、分かれた後は、ちょっとしんみり...。

Aちゃんたちのお陰で、上海の生活もなんとかやってこれた。
本当にありがとう☆

そして最後の日は、外食で、前に母と一緒に行った「上海婆婆」へ。
学校帰りの夫と外灘側で待合せだったので、最後に連結バスに乗って港まで行って、渡し舟で河を渡る。


うっぐは先頭まで行って何を思ってるのかな...


乗って3分で到着。

外灘エリアは相変わらずの賑わい。


たったの2ヶ月しかしなかったけど、色んな事があり過ぎて、長い、長い2ヶ月でした。
昨年、日本を発ってから1年ちょっと。
皆さんの支えでここまで来れました。
応援、本当にありがとうございました。

これからは、12月中旬にあるマドリードの学校の卒業式に家族3人で出席して、夫のMBA留学が終わる。
その頃には就職先も決まり、少しは落ち着くのかな、と思ってます。
12月までこのブログは続けますので、皆さん、これからもよろしくお願いします。

次回は日本からお送りします。


再現!上海!



世界一高い展望台へ

2011-10-31 05:14:05 | 日記 -China-
10月28日(金)

桂林から戻って来て、夫が一仕事をしてから、そのまま上海の夜景を見に「上海森ビル」こと「上海環球金融中心」に向かいました。

奥の青いほうのビル。

このビルは、地上101階、高さ492mと、2011年1月現在、世界第3位の高さを誇る超高層ビル。
2008年にオープン。
地下2階~地上3階はショップ&レストラン、3~5階は大会議場などのある「フォーラム」、7~77階はオフィス、79~93階はパークハイアット上海、そして94~100階が展望台となっている。

ここのフードコートには何度も来てるけど、上には上がるのは今回が初めて。

この日も、フードコートで夕食を済ませてから上に上がる。
100階までの展望台:150元/人

入場すると上海市内の模型が出迎えてくれる。

そして、エレベータホールで待機。
天井には、今エレベータがどれ位高いところにいるか表示される。

あっと言う間に94階。
そこからは、エスカレータ、エレベータを乗り継ぎ、いよいよ100階へ。


すごい~!!


歩くところがガラスになっていて地上が見える...

久々に足がすくむ。


落ち着かない。
94階の展望台まで降りる。ここには、ギフトショップやバーもある。

まだ落ち着く。

ってここ来た事あるような...
そう、同じ森ビルが手掛けた東京の六本木ヒルズの展望ラウンジにどことなく雰囲気が似ていたのは気のせい?

地上に降りてやっと落ち着く。
やっぱり、地に足ついてないとね。

登ったビル。

毎日見ていたビルをやっと制覇!


山水画の世界・桂林へ 3/3

2011-10-30 03:38:07 | 旅行 -China-
10月27日(木)

3日目は朝からしっかり雨が降っている。
午前中にレポートを提出しなければならない夫をホテルに置き、うっぐと街に出る。

...って言っても公園があるわけでもないし、おまけにこの雨。
2階建てバスを見に行こうと連れ出す。

結局、お水とアイスを買ってホテルに戻る。
ちょっと休憩して、軽くお昼を済ませてから、桂林にある大規模な鍾乳洞「蘆笛岩」に向かった。
路線バスの3番に乗って約20分(1元/人)。

停車するバス停名もちゃんと書いてあるし、安心して乗ってられる。
そのまま「蘆笛岩」と言う停留所で降る。

門をくぐりまた少し山を登ります。


「蘆笛岩」
全長500mもあり、中は色とりどりの照明で照らされていて幻想的な世界が広がるという。
入場料一人90元。

いきなり派手!

初めての鍾乳洞に最初はうっぐも戸惑ったけど、あっという間に慣れて私たちを誘導する。


エイリアンに見えて仕方がない。

ここはかなり広い。


おもむろに「ケン、ケン、パー」をしだすうっぐ。


ここは池があって綺麗。

確かに幻想的。

どんどん中へ。



いかにも中国らしい派手な照明の鍾乳洞を抜け、敷地内の山をまた登り出すうっぐ。

こっちは足がガクガクなんですけど、「It's alright!」と言いながらどんどん登っていく。


上からの景色。

休む間もなく今度はどんどん降りていくうっぐ。

ちょっと前なら一回は転んでいたのに全く転ばなくなった。
成長したもんだ。



湖畔に前日乗ったBamboo boatをイメージした石の彫刻があって、うっぐ、船頭さんの真似をして舟をこぐ。

帰りも同じバスに乗って市内へ戻る。


一旦ホテルに戻り一休みをしてから今度は、ホテルから徒歩圏内の名所「象山景区」へ。川に浮かぶ小山の先端部分が洞窟が外観が水を飲んでいる象の様な形をしているらしい。

「象山景区」
入場料:40元/人

至る所に象、象、象!



階段好きのうっぐ、また山を登ります...

改めて上からみた桂林の街...


そして明代に建てられたという仏塔。

かなり古い...


また山を下り、

ようやく象び鼻の部分に到着!

あれれ?
どうやら反対側に出てしまったらしい...
洞窟の穴の向こうから大勢の人がこっちに向かって写真を撮っている。
ぐるっと周れるのかと思ってた...

出直して...

ようやく正しい方から象を見る。

「本当だ!象さんだ~!」


この反面の洞窟は川面に浮かぶ月の様に見える事から水月洞と言われている。

あっと言う間に辺りは暗くなり、賑やかだった中国人の観光客もいなくなった。

日没後も幻想的。

最後の晩は偶然見つけたとても賑わってるお店に入ってみる。
地元料理?四川料理かな?

どれもとっても美味しく頂きました!

10月28日(金)最終日は、大雨。
ホテルの無料送迎バスは、なんと空港→ホテルまでのみで、ホテルから空港まではないらしい。
仕方ないから前日に空港までのタクシーを手配してもらう。
結構雨が降っていたので、助かった。
120元。

雨か...嫌な予感はしていたけど、案の定私達の便は「Delay」との事。
結局2時間送れての出発。

上海に戻って来たのは夕方になってしまったけど、今回は何事もなく無事帰宅。
こうして、中国最後の旅行が終わってしまいました。

私の中で中国と言えば桂林の水墨画のイメージが強かったので、実際に行けて目の前でその景色を見れて本当に良かった。


あと2日でいよいよ帰国。





山水画の世界・桂林へ 2/3

2011-10-30 02:18:58 | 旅行 -China-
10月26日(水)2日目。

英語を話すガイドが迎えに来て朝8時にホテルを出発!
ホテルのある市内からバスで約40分、私たちのボートが出向する竹江埠頭に到着。

この漓江下りは、桂林から陽朔(ようやく)と言う町までの約83キロを奇岩が林立する山水画の様な世界を船から楽しむツアー。
ホテルまでの送迎、船内の昼食、お茶、お水の見放題、英語のガイド付きで一人480元。
うっぐは例によって無料。
時間はどれも大体朝の8時~18時まで。

いくつものボートが船舶している中、間違わないようにガイドに着いて行って乗船。


9時半、いよいよ出航!
早速上の甲板にでる。

さむ~~!!

でもいい気持ち♪


ボートは結構なスピードで、あっという間に岩山を縫うように進んで行く。


時々、物売りが船にくっついて「Hello~!」とフルーツを売りに来る。

ってどうやって受け取るんだ?

天気は、雨が降りそうで降らない。
いい天気ではないけど、なんとなく雲がかっていて桂林らしい。


大体15分に一度は名所といわれる山があるけど、どれも人が見て連想するもの。
これは、「Hello Kitty」だと説明を受け、うっぐは「違うよ。しっぽもちゃんとあるから猫だよ!」と。

確かに猫なんですけど...
皆さんは分かりますか?

私たちが景色を楽しんでる間、船の後ろで一生懸命昼食の準備をしているスタッフ達。

ランチはビュッフェスタイル。

味はまぁまぁ。

食後のデザートは甲板で。


ここは、20元紙幣に描かれている場所。


うっぐも色んなボートが行きかうのを観て楽しそう。



ボートでは、英語を話す中国人?裕福な中国人も乗っていたけど、ほとんどが外国人。
うっぐが英語で話しているのを聞いて、アメリカ人が話しかけてきたり、日本人に話しかけられたり。
中でも驚いたのが、スペイン語を話している人達のところで急に「uno, dos, tres...」と山をスペイン語で数え出して、スペイン語で数えられる事をアピールした事!
小さい子供が大好きなスペイン人がうっぐの事をほっとく訳もなく、「スペイン語が話せるの?」「中国人なの?」とか色々質問攻めにあう。
なんとか聞き取れる私も必死で忘れかけていた片言のスペイン語で応える。
結局その後は英語で会話したんだけどね...
セゴビア出身の陽気なおばちゃんたちに「Adios!」と元気にうっぐも応えた。

うっぐも国際的になったもんだ☆

そしていよいよ陽朔に到着。

時刻は、14:20.
結構な時間。

船を下りて暫く歩くとなんと遊具が。
ちょっと羽を伸ばす。


そして、川べりを歩き...

町の繁華街「西街」へ。

うっぐ、実はこの時、眠気がピークに。
座り込み作戦で、歩かないと!


でもこんなお店の展示にごまかされ、なんとか復活。


西街は、外国人が多くオシャレなカフェやお土産屋が並ぶ道。


とっても賑やかなところだったけど、私達は別途、陽朔の田舎を訪ねるオプショナルツアーを申込んでいたのでツアーの待合せ場所まで急ぐ。

ホテルに迎えに来てくれたガイドさんともう一組のガイドさんと一緒のツアーでバスに乗って近くの昔ながらの生活をしている小さな村へ向かいます。
稲作の村。

昔ながらの家。

橋からの景色は本当に綺麗。

うっぐも橋は大好き!


そしてメインイベント!Bamboo Boat!
手作り感たっぷりの竹で出来た二人乗りボート。うっぐはひざの上。

気持ちいい~!


まず向かったのが水牛のところ。
ここで草をあげられるのだけど、うっぐ、怖がりすぎ。

本当は乗ってもいいって言われたけど、断固として嫌だと。


その後は、ライスフィールドへ。
西洋人にとってみたら珍しいお米。


うっぐは、あぜ道を走る、走る。

追っかけるのも一苦労。

その後は、鵜飼いの漁を見た。

一度飲み込んだ魚を吐かしてるんだけど、どうもかわいそうでならない...

その後は、村の横を通り...


もっと下流へ。
この辺りは水が綺麗。


結婚式用の撮影をしていた。


カエルの形に見える岩山。

そして、サルの顔に見えるのも。


そして、うっぐのこの顔。

何を楽しみにしてるかと言うと...この先にちょっとしたダムがあってそれをこのボートで下りるのだという。
ガイドさんの話によると全く安全だからと、ちょっと濡れるだけだと。

そして、ダダダダダ~っ!

このダムです。

大したことないけど、うっぐ、大興奮!

大満足。


そして折り返す。
え?あのダム、どうやって登るの?
と思ったら回転する棒に上手くボートの乗せて上がるのだという。


そのまま乗ったところまで戻り、オプショナルツアーは修了。

静かな景色の中で進むボートの水の音が忘れなれない。

この村からバスに乗り、20人あまりいるツアー客一組、一組を直接桂林のホテルまで送ってくれた。
もちろん、うっぐはバスに乗るなり熟睡。
ホテルに着いたのは19時過ぎ。

また地元料理を頂く。

これにご飯をつけて約900円。

うっぐも辛い、辛いと唇が赤く腫れてるに結構食べた。


桂林を満喫した盛り沢山な一日でした。



山水画の世界・桂林へ 1/3

2011-10-30 01:18:56 | 旅行 -China-
10月25日~28日は、中国最後の旅行で桂林(けいりん、Guilin/グィリン)に行ってきました。

上海虹橋空港から飛行機で2時間強。

緑いっぱい、遠くの地平線には、写真では見えにくいけど、桂林独特の岩山のシルエットが見える...

朝10時の桂林に到着。
到着口を出ると私達の名前のカードを持った人が出迎えてくれた。
いつも旅行先の空港で大変な思いをして来た私達にとって、ホテルの空港出迎えサービス程嬉しいものはない。

空港から市内にある私達のホテルまで約40分。
英語で桂林の楽しみ方の説明を受ける。

ホテルチェックイン後、早速翌日の漓江(りこう、Li River)の川下りのツアーを申込む。
一人480元とかなり高めだけど、これは外国人向けで英語のガイドが付く。
しかも船内でのランチ付き。

中国人用のツアーは半値位からあるらしくてボートが出向する桟橋も違うらしい。
中国では、市内以外の観光はガイド付でないと行けないところも多いらしいので、きっと桂林もそうなのかも。

早速、市内を散策。
朝6時に家を出て来てる私達はちょっと疲れモード。
昼食をとったマクドナルドで夫は、レポートの作成、うっぐは、キッズコーナーでしばし羽を伸ばす。

思えば、こんな滑り台や遊具、スペイン以来かも...。
とっても楽しそうでした♪

賑やかな繁華街を通り、漓江に出る。


翌日の漓江下りを楽しみにこの川の対岸にある「七星公園」に向かう。

この街はまだまだ自転車、バイク天国。

信号が変わる度にバイクや自転車の波...

「七星公園」
入場料:45元/人


始めに、色とりどりのちょうちんで飾られた橋を渡る。
橋から下を見下ろすと竹のボートに乗って釣りをする人の姿が...いい感じ♪

うっぐは、広くて長い橋を行ったり来たり、暴走中...


公園内はとても綺麗に整備されていて気持ちいい。
メガフォンから聞こえてくる中国語のツアーガイドの声さえ園内に響いてなければ本当に心洗われるのにな...




ここには野生のサルもいます。


ちょうちんアート(?)が所々にあります。


思い、思いに過ごす地元の人々。

左:記念写真を撮る人、自らお客さん用の椅子で爆睡中。ついでに中国服を着たサルもおじさんと昼寝中。
右:太極拳中?

らくだの形をした岩山。


最後にちょっと山に登りたいと言う夫の希望でもう少し歩く。


結構急な階段を登ります...

更に登ります...


...とこの先はもう行けず残念がる、夫とうっぐ。私的にはラッキー。
ここからの桂林市内の眺め。

岩山のすぐ麓に街が栄えてる事がよく分かる。
不思議な光景。

この日は、桂林の郷土料理店で適当に頼みます。

ちょっと癖あり。
でもキャベツの炒め物は美味しかった♪

夜のツインタワー...

何もここまで派手にしなくても...

翌日の川下りは朝8時にホテル出発。
私とうっぐは、早めに就寝。
夫はレポート作成...お疲れ様です。