10月20日(木)3日目。
前日に「上海旅遊集散中心」と言うバスターミナルで予め買っていたチケットを持って家を8時に出発。
行き先は、江南六鎮のうちの一つ「西塘(せいとう、Xitang/シータン)」。
まずはバスターミナルへ。
地下鉄4号線に乗って「上海体育場」3号出口から、徒歩10分。
家を出てから50分。
2008年の北京オリンピックではサッカーの会場となった8万人スタジアムに隣接してる。
前日にチケットを購入して場所も分かってるから、安心。
朝のインフォメーションは混んでいたし、切符売り場も並んでた。
←前日に行った時の様子。空いている。英語も通じる!
この時代ホームページで調べればすぐに時間やツアー内容が分かるものだけど、サイトは中国語のみだし英語に翻訳してみても上手く検索ができず、時間がもったいないと分かっていながらも事前に行っといてた。
上海近郊の水郷の多くは、電車が通っていない事が多くバスを利用しなければならない。
しかも、大体がツアーになっていてガイド、ランチ、入場料込みだったりするので、楽と言えば楽だけどガイドは全て中国語だったりするし、小さい子供と一緒の場合は、この様なツアーはまだちょっと難しい。
今回、私達が利用したのは往復のバス代と西塘旧市街への入場料とお庭や博物館等の入場料のみのチケット。
一人150元(130cm以下無料)。
上海体育場出発09:15、西塘出発16:15。
待合室に出発時刻と行き先が表示され2号出口に向かう。
観光バスが数台。
どれかな~と探してると私達の9:15発西塘行きが見当たらない。
スタッフに聞いてみると、なんとこの小さなマイクロバス!
ちょっと意外~。
席が決まっているのでまだ良かった。
16人乗りで満席。
うっぐ、膝の上。
10分前に全員揃ったので時間になってなかったけど、出発。
上海からバスで1時間45分の予定がなんと1時間弱で到着。
早く着いたので、帰りの集合時間が早まって15:45と隣に座っていた人が英語で教えてくれた。
助かる~。
バスが到着した駐車場広場から橋を渡って入場門を通る。
曇り空だけど、暑くも寒くもなくいい気持ち。
そして、何より人が少ないのがいい~♪
西塘の町並みの特徴には、町を訪れた人が雨に濡れない様にという人々の心遣いから生まれた瓦の屋根付きの街路がある。
また2006年に公開された『M:i:III』のロケ地となって今では海外からの観光客も増えて来たけど、観光地化されていない所も多く水郷のうち一番商売っ気の無いところらしい。
まずは、屋ね付きの橋を渡ります。
渡ってすぐ素敵な東屋があったので、そこでおやつタイム。
おおママとうっぐ、楽しそうです♪
最初に見た町の建物。
シャッター閉まってる。看板には「臭豆腐」...なんだろう?
ラーメン食べ歩きのおじさん。朝ご飯??
なるほど本当に商売っ気ないな~。
朝は早い中国人だけどここは遅いのかな。もう11時になるんだけど...
静かで小さな商店街を通り過ぎると水路沿いの屋根付きの道にでました。
静かで気持ちがいい~♪
そして、メインの西街と言う通りを目指して、ひたすら水路沿いを歩いて行きます。
これは、旧市街を案内する輪タク。
車は入れないくらい道が狭い。
門をくぐるとようやく活気が出てきました。
水路沿いにはこうした小さな竹で出来た椅子が置いてある。
別に観光客用ではなく、川で洗濯したり、食事の準備をしたりするのに使っている。
ここを曲がればメインの「煙雨長廊」に行ける、と言う所でなんと警察や人が沢山。
なんだろう?と思ったら、なんと事故直後?
屋根の瓦が崩れ落ち、川には、輪タクの様な物が沈んでる...
崩れ落ちた瓦の上を歩いて行く...
ちょっとしたハプニングでした。
こうしてただ町をフラフラ歩くのもいいけど、私達のチケットに組込まれている庭園等をせっかくなので見てみる。
最初に見たのは、「酔園」。
チケットを切る係員もラーメン食べていてやる気ありません...
小さな庭がいくつかあり、今は、版画の展示場にもなっているらしい。
金魚のいる小さな池にコインが沢山あって、うっぐもおさい銭。
「元気に大きくなれますように!」
出口近くの家の台所には、飼い猫も食事中。
屋根付き長廊はこんな感じ。
最初の石の橋「環秀橋」を渡って繁華街である「西街」へ。
西街は狭い道にお土産屋さんがぎっしり。
ここは詩人が集まった私邸「西園」。
文化人の集まったお庭らしく、全てが絵になる。
庭は立体的で、石山を登った所に東屋があったり、屋根付きの階段を上ると上から、狭い道を見下ろせたり。
うっぐ、詩人の一人を何を話してるのかな?
「西園」のすぐそばに西塘のもう一つの目玉、道幅は最も狭いところで80cmしかない「石皮弄」。
その行き止まりにある宿&レストラン。
ここでトム・クルーズが食事をしたのか、西塘の屋根の上を飛び回っている写真が飾ってありました。
さて、いい加減お腹が空いてきました。
うっぐはやっぱり「麺麺!」と言い西街を歩き回る。
川沿いのレストランに入ってみるけど麺はないと言われようやく入った食堂。
ザーサイの麺と青菜の麺。
各10元!
両方ともさっぱりして美味しかった!!
お腹も落ち着いたところでまた西街を散策。
オシャレな雑貨屋も多い。
そして母がこの街で一番見たかったボタンの博物館「鈕釦博物館」。
漢代の頃から西塘はボタンの生産地らしく、石や貝で彫ったベルトのバックルやボタンが沢山。
今でも中国全土のボタンの生産量の40%は西塘が占めているらしい。
この日は実演していなかったけど、こうした昔ながらの方法でボタンを貝殻から抜き取るところから見せてくれるらしい。
最後に訪れたのが「倪宅」。
町一番の知識人が暮らした邸宅で、当時の暮らしぶりがみれるというので行ってみた。
町のはずれにあってそこまでの道のりはなかなか雰囲気がよかった。
門は中々立派。
客人を迎えた中庭に面した居間も素敵。
台所には、生活感を感じさせる道具が展示。雀卓も。
2階にはチャイナ服が展示された婦人の部屋が見れるはずだったけど、2階へは行けず、残念...
ここで、結構な距離を歩いて足が疲れていたのでお茶タイム。
この舟が停泊しているお店でコーヒーを頂きました。
メニューは扇子に手書き☆
そしてバスの時間まで町を散策。
気が付いたら、結構観光客も増えていて、地元の人もお店の開店準備で活気溢れていた。
そう、ここは夜活気に溢れる町なのかも。
この地区はこんなお店がずらり。
空き瓶が飾りになってる~。
カラオケの練習も始めてる店員もいて、朝の静かな雰囲気とは大分変わってきた。
こうゆう町はやっぱり人が少ない方がいいな...
最後にトム・クルーズにまた会いました↓
無事にマイクロバスに乗り帰路へ。
この日も沢山歩きました。
うっぐは、出発と同時に熟睡。
帰りにケンタッキーをテイクアウトし、家で食べました。
きっともう最後の水郷。
満喫しました!
日本に帰ったらじっくり『M:i:III』借りて観てみようっと。
前日に「上海旅遊集散中心」と言うバスターミナルで予め買っていたチケットを持って家を8時に出発。
行き先は、江南六鎮のうちの一つ「西塘(せいとう、Xitang/シータン)」。
まずはバスターミナルへ。
地下鉄4号線に乗って「上海体育場」3号出口から、徒歩10分。
家を出てから50分。
2008年の北京オリンピックではサッカーの会場となった8万人スタジアムに隣接してる。
前日にチケットを購入して場所も分かってるから、安心。
朝のインフォメーションは混んでいたし、切符売り場も並んでた。
←前日に行った時の様子。空いている。英語も通じる!
この時代ホームページで調べればすぐに時間やツアー内容が分かるものだけど、サイトは中国語のみだし英語に翻訳してみても上手く検索ができず、時間がもったいないと分かっていながらも事前に行っといてた。
上海近郊の水郷の多くは、電車が通っていない事が多くバスを利用しなければならない。
しかも、大体がツアーになっていてガイド、ランチ、入場料込みだったりするので、楽と言えば楽だけどガイドは全て中国語だったりするし、小さい子供と一緒の場合は、この様なツアーはまだちょっと難しい。
今回、私達が利用したのは往復のバス代と西塘旧市街への入場料とお庭や博物館等の入場料のみのチケット。
一人150元(130cm以下無料)。
上海体育場出発09:15、西塘出発16:15。
待合室に出発時刻と行き先が表示され2号出口に向かう。
観光バスが数台。
どれかな~と探してると私達の9:15発西塘行きが見当たらない。
スタッフに聞いてみると、なんとこの小さなマイクロバス!
ちょっと意外~。
席が決まっているのでまだ良かった。
16人乗りで満席。
うっぐ、膝の上。
10分前に全員揃ったので時間になってなかったけど、出発。
上海からバスで1時間45分の予定がなんと1時間弱で到着。
早く着いたので、帰りの集合時間が早まって15:45と隣に座っていた人が英語で教えてくれた。
助かる~。
バスが到着した駐車場広場から橋を渡って入場門を通る。
曇り空だけど、暑くも寒くもなくいい気持ち。
そして、何より人が少ないのがいい~♪
西塘の町並みの特徴には、町を訪れた人が雨に濡れない様にという人々の心遣いから生まれた瓦の屋根付きの街路がある。
また2006年に公開された『M:i:III』のロケ地となって今では海外からの観光客も増えて来たけど、観光地化されていない所も多く水郷のうち一番商売っ気の無いところらしい。
まずは、屋ね付きの橋を渡ります。
渡ってすぐ素敵な東屋があったので、そこでおやつタイム。
おおママとうっぐ、楽しそうです♪
最初に見た町の建物。
シャッター閉まってる。看板には「臭豆腐」...なんだろう?
ラーメン食べ歩きのおじさん。朝ご飯??
なるほど本当に商売っ気ないな~。
朝は早い中国人だけどここは遅いのかな。もう11時になるんだけど...
静かで小さな商店街を通り過ぎると水路沿いの屋根付きの道にでました。
静かで気持ちがいい~♪
そして、メインの西街と言う通りを目指して、ひたすら水路沿いを歩いて行きます。
これは、旧市街を案内する輪タク。
車は入れないくらい道が狭い。
門をくぐるとようやく活気が出てきました。
水路沿いにはこうした小さな竹で出来た椅子が置いてある。
別に観光客用ではなく、川で洗濯したり、食事の準備をしたりするのに使っている。
ここを曲がればメインの「煙雨長廊」に行ける、と言う所でなんと警察や人が沢山。
なんだろう?と思ったら、なんと事故直後?
屋根の瓦が崩れ落ち、川には、輪タクの様な物が沈んでる...
崩れ落ちた瓦の上を歩いて行く...
ちょっとしたハプニングでした。
こうしてただ町をフラフラ歩くのもいいけど、私達のチケットに組込まれている庭園等をせっかくなので見てみる。
最初に見たのは、「酔園」。
チケットを切る係員もラーメン食べていてやる気ありません...
小さな庭がいくつかあり、今は、版画の展示場にもなっているらしい。
金魚のいる小さな池にコインが沢山あって、うっぐもおさい銭。
「元気に大きくなれますように!」
出口近くの家の台所には、飼い猫も食事中。
屋根付き長廊はこんな感じ。
最初の石の橋「環秀橋」を渡って繁華街である「西街」へ。
西街は狭い道にお土産屋さんがぎっしり。
ここは詩人が集まった私邸「西園」。
文化人の集まったお庭らしく、全てが絵になる。
庭は立体的で、石山を登った所に東屋があったり、屋根付きの階段を上ると上から、狭い道を見下ろせたり。
うっぐ、詩人の一人を何を話してるのかな?
「西園」のすぐそばに西塘のもう一つの目玉、道幅は最も狭いところで80cmしかない「石皮弄」。
その行き止まりにある宿&レストラン。
ここでトム・クルーズが食事をしたのか、西塘の屋根の上を飛び回っている写真が飾ってありました。
さて、いい加減お腹が空いてきました。
うっぐはやっぱり「麺麺!」と言い西街を歩き回る。
川沿いのレストランに入ってみるけど麺はないと言われようやく入った食堂。
ザーサイの麺と青菜の麺。
各10元!
両方ともさっぱりして美味しかった!!
お腹も落ち着いたところでまた西街を散策。
オシャレな雑貨屋も多い。
そして母がこの街で一番見たかったボタンの博物館「鈕釦博物館」。
漢代の頃から西塘はボタンの生産地らしく、石や貝で彫ったベルトのバックルやボタンが沢山。
今でも中国全土のボタンの生産量の40%は西塘が占めているらしい。
この日は実演していなかったけど、こうした昔ながらの方法でボタンを貝殻から抜き取るところから見せてくれるらしい。
最後に訪れたのが「倪宅」。
町一番の知識人が暮らした邸宅で、当時の暮らしぶりがみれるというので行ってみた。
町のはずれにあってそこまでの道のりはなかなか雰囲気がよかった。
門は中々立派。
客人を迎えた中庭に面した居間も素敵。
台所には、生活感を感じさせる道具が展示。雀卓も。
2階にはチャイナ服が展示された婦人の部屋が見れるはずだったけど、2階へは行けず、残念...
ここで、結構な距離を歩いて足が疲れていたのでお茶タイム。
この舟が停泊しているお店でコーヒーを頂きました。
メニューは扇子に手書き☆
そしてバスの時間まで町を散策。
気が付いたら、結構観光客も増えていて、地元の人もお店の開店準備で活気溢れていた。
そう、ここは夜活気に溢れる町なのかも。
この地区はこんなお店がずらり。
空き瓶が飾りになってる~。
カラオケの練習も始めてる店員もいて、朝の静かな雰囲気とは大分変わってきた。
こうゆう町はやっぱり人が少ない方がいいな...
最後にトム・クルーズにまた会いました↓
無事にマイクロバスに乗り帰路へ。
この日も沢山歩きました。
うっぐは、出発と同時に熟睡。
帰りにケンタッキーをテイクアウトし、家で食べました。
きっともう最後の水郷。
満喫しました!
日本に帰ったらじっくり『M:i:III』借りて観てみようっと。