Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

遊ぶ、遊ぶ!

2011-08-07 00:12:11 | 子供のこと
7月15日に私達が借りてるpiso(アパート)の大家さんと不動産の担当者が状態をチェックしに来るので、7月11日の週は荷物の整理を始めなければならない。
そんな中、うっぐのお友達と連日の様に遊ぶ。

前の週にも、うっぐと私の為にお友達のご自宅でささやかな送別会を開いてくれてみんなで手巻き寿司を作ったりした。
←アボカド、ツナ、レタスを巻き巻き♪

うっぐももうすぐ日本に帰ってマドリードの友達と遊べなくなるのを分かってるみたいで、この週の前まで「暑いから公園行かないの」と言っていたけど、この週は「今日は誰と遊ぶ?」と、どんなに暑くても公園に出かける準備を自分から支度をする。
そしていつもHくんから譲り受けたバイクに乗って出掛けてました。

仲良く2人乗りが出来て超~~~嬉しそう

調度、夫が学校から帰って来て試験勉強をし始める15:30頃家を出て、公園へと向かう日々。

この日も仲良しのMちゃんとレティーロ公園で待合せ。
あまりの暑さに遊具では遊べない...親はどうしよう...なんて思っていた矢先、Mちゃんママが「あ、スズメが蝉を食べてる!」と。

そう、マドリードにも蝉はいました。
でも日本でよく見かける蝉より半分位の大きさで身体も鳴き声もおとなし目なのが特徴。

そんな蝉をスズメが取り合いして大変な事に
そして勝ち抜いたスズメが蝉をくわえて私達の座ってるベンチの近くに来て、頂いてしまっている...

そんなめったに見れない姿を見に行くMちゃんとうっぐ。
1歳年お姉ちゃんのMちゃんがうっぐの手を引っ張って行く...(実はうっぐ虫が苦手...)

蝉の鳴き声が聞こえなくなるまで二人はじーっと観察してました...

それからもまだまだ日向には出れず、ベンチ前の砂で何やら創作を始める二人。
木の枝や葉っぱ、アイスクリームの棒や、ペットボトルのキャップ、いわゆるそこら辺に落ちている「ゴミ」を使って、「シャワーが沢山あるプール」を造る。
なんて安上がりな人達なの。

なかなか芸術センスがある二人

そしてまた別の日は、近所に住むSちゃんも一緒にまたまた公園で大騒ぎ。
Sちゃんは保育園に行ってるので先にMちゃんと待合せ。
同じラスベリーのマカロンを1つずつ購入し、レティーロ公園のすぐ近くのアルカラ門の広場のカフェでお茶をする。

最近めったにカメラに向かってくれないうっぐもMちゃんが一緒だと楽しいのかちゃんと向いてくれる。

久々にカメラ目線の笑顔が撮れました

Sちゃんが来るまでの間、最近バレエにはまってるMちゃんは、踊りを披露してくれたり、カフェの周りをうっぐのバイクで二人乗りして乗り回したり。
ホント楽しそう

Sちゃんが合流してからもテンション下がる事なくずーっと笑いっぱなし。

痛い位の陽射しの中で遊ぶ、遊ぶ。
やっと遊具エリアが影になって来たけどそろそろ帰る時間(19時頃...)
最後はお楽しみのアイスで締めくくる♪

Mちゃんは、プエルトリコと日本のハーフの子なんだけど、時々うっぐと似てると思うことがある。
ちょっとたれ目なところとか口の表情が似てたりする。不思議


ロンドンに引き続きサンタンデールでも相当涼んで充電したから毎日40度近くても外で遊べた様な気がする。
うっぐ相当ハイテンションなので、口では言わないけど、お友達と沢山遊ばなきゃと思ってるんだろうな。
日本からマドリードに行く時は、あんまり分かっていなくてマドリードに来てからもっと遊べばよかった!って思ったのかな...
もう4歳だもんね。
分かるんだよね。

また寂しくなるけど沢山楽しい時間を過ごす事が一番だもんね。
子供の楽しんでる笑顔が一番

どんなに暑くても頑張るぞ~~


日帰りコルドバ(Cordoba)の旅

2011-08-05 00:40:31 | 旅行 -Spain-
7月13日(水)

週末のサンタンデール旅行から帰って来た翌日、なんと試験中であるにも関わらず、夫が突然コルドバ(Cordoba)に行こうと言い出し、列車のRenfeを予約、日帰りでアンダルシア地方のコルドバに行く事になりました。

昨年の10月下旬にアンダルシア旅行で行く場所を選ぶ時には、コルドバには全く興味を示さなかったのに、突然コルドバに行きたい!と思ったらしい。

マドリードでもこんなに暑いのに、もっと南のコルドバはどんな事になっちゃうの?と内心ドキドキ。
前日にアクエリアスの大を冷凍庫に入れ、凍らして持っていく。

朝、9時過ぎにマドリードのアトーチャを出発。
Renfeに乗るのに朝から「どんな顔のRenfeかな~」とワクワクなうっぐ。
乗ったのは、こんな顔の列車でした。

「面白い顔だね。」と。

平日だというのに満席。
4人向かい席にうっぐは私の膝の上(4歳でも席が要らなければタダなので...)。
向かいには、ヨーロッパ人の大きめな老夫婦が。
足がぶつからないように気を使い、朝食のおにぎりを食べるのにも気を使いちょっと疲れました...

アンダルシアに入った頃の景色は本当に絵に書いたようなスペインのオリーブ畑。

時々、もう何年も忘れ去られた館の跡があったりしてとってもドラマチック。

マドリードから2時間6分でコルドバに到着。近い!
コルドバの駅構内にある観光案内所で、今回の目的地「メスキータ(Mezquita)」への行き方を確認、そこでもらった地図を片手に約30分歩きます。
駅の外は、出たくないと思うほどの強い日差し。

この日ばかりは、3人とも帽子着用。
無理をしないで、水分をとりながら、影の中を歩くように心がける。

Renfeやバスの駅からコルドバの見所であるユダヤ人街(メスキータはこの中にある)へは、ビクトリア庭園(Jardines de la Victoria)を通って行くとたどり着くようになっている。ここなら木陰も沢山あるだろうと。

この陽射し、かなり強烈!
木陰から木陰まで気持ち小走りで行く。

20分位歩いたら調度ふるい城壁が見えてきて、これがユダヤ人街への入口になります。
このユダヤ人の歴史地区も世界遺産。
スペインには本当に数多くの世界遺産があるなと改めて思う。

700年代からイスラム教徒が征服、メスキータを中心に10世紀には世界最大の人口を持つ程の大都市だったそう。
11世紀頃からキリスト教勢力に追われ始め、15世紀末にはメスキータにはカトリック教会部分が増築されたと言う。

モロッコのメディナを思い出させるような門構え。

城壁の周りにはお堀の様に水盤があって、このジリジリした暑さの中で感覚的にホッと一息。

癒されます。

門をくぐると、見慣れたはずの白い壁の迷路が。
いつ見てもいい~。



あっと言う間にメスキータの塔に着いたけど、中を見る前に腹ごしらえをする場所を探す。

モスクの外側からの塔


メスキータ横にある観光案内所も趣がある。この道沿いにカフェがあったらいいのに...と思いながら川に出てしまった。

思い切って川を渡ってみようと、門をでる。


景色は素晴らしいけど食べるところが見当たらなかったので、結局また橋を戻り、メスキータの壁沿いのスペイン料理店で頂く事に。

タパスを頂く。
スペインの代表料理でもあるトマトベースの冷たいスープ「ガスパチョ(Gazpacho)」を頂く!
さすが本場のは美味しい~♪これだけで大満足。
他にも小皿で色々頼んだけど、お腹が空いていた事もあり、写真は撮れず...

お腹も落ち着き、うっぐも張り切ってモスクの中へ向かいます。

壁はイスラム教のがそのまま残っていて迫力があります。

壁の中に入り、オレンジの木があるパティオでチケットを購入(8€/人)。
一番手前にあるのが、信者たちが身を清めたと言う泉。


中に入ると柱の森に圧倒される。

すごい迫力。

うっぐも色々と興味津々で色々見て周る。


一番奥にある「ミフラーブ(Mihrab)」は本当に細かい装飾がされてため息が出るほど。


その隣の小部屋には、カトリックの小聖堂。

これも見事だけど、2つが並んでるのが変な感じ。

そして中央のカテドラル。

2つの文化が入り交ざっていて本当に不思議な空間。


気に入った空間でじーっとしてるのもいい。
なんせ涼しいから...笑

うっぐも元気が出てきて、沢山の柱でかくれんぼ。


充分メスキータを堪能した(で涼んだ?)後は、帰りのRenfeの時間までユダヤ人街を散歩。
まずは有名な「花の小道(Calleja de las Flores)」へ。


白い壁に強烈な陽射しが眩しい!
お花や、緑が良く映えるし、きっとこうでもしないと目が痛くなったんじゃないかと思った。



スペインでは、風通しの為パティオ設けられている家が殆ど。
ここコルドバでもそのパティオがカフェになっているところも多いはずだからそんな素敵なカフェでお茶でもと思ったけど、気がついたらなんと、さっきまで開いていたカフェやレストランが閉まってるではないですか
あ、シエスタ!!!
すっかり忘れていた~~~!
こんなに暑いんだからシエスタしない訳ないよね...

それに気づいた後はパティオは諦め、開いてるカフェを探す。
やっと見つけたところ↓

パティオはなさそう、と残念な気持ちで入ったけどなんとパティオあり!
ラッキー♪

途中からパティオのブラインドも開けてくれてとっても素敵なティータイムを過ごせました!

帰りは、もう18時近いと言うのにまだまだ陽射しが痛く腕に突き刺さる位の強さ。

ユダヤ人街を後にし帰路へ。
うっぐは、電車に乗るなり私の膝の上で爆睡
この日も良く歩いたよ~。よく頑張った!

急遽決めた日帰り旅行も充実したものとなりました。
最後によく絵になってる最もスペインらしい風景に出会えて満足。
陽射しが本当に強く暑かったけど、今まで行ったスペインの白い村は殆ど曇ってたり雨だったりだったから思い切って行って本当に良かった!

残りあと1週間!
後はマドリードの思い出作りだ~。

北スペイン -Santander II-

2011-08-03 01:10:09 | 旅行 -Spain-
7月10日(日)
サンタンデール2日目、最終日。

残念ながら、朝からしっかりした雨が降ってました...
マドリード行きのフライトは、19時。
さぁ、丸一日どうしよう。

朝は、ゆっくり起き出し、ゆっくり朝食をとる。
夫は、ホテルのロビーで翌日の試験勉強。

今回の旅行の目的だったシーフードのタパス/ピンチョスをまだ食べてないので、とにかくそれを探す事にする。
路線バスに乗り、前日行ったマグダレナ半島の更に先まで行って見る。
とにかく本降り。
すごい雨...

カフェに入り、コーヒーなどを飲み雨が上がるのを待ってみる。
うっぐは、贅沢にもアイスを注文。

こんなに大きくても2€でした!
安い!

この近辺の見晴らし公園、Jardines del Piquioも土砂降り。


公園の左側のビーチと右側のビーチ。

よく見るとこんな雨の中でも海に入ってる~!

こんな日は、カフェやレストランは人で大賑わい。
最初に入ったカフェにはシーフードピンチョスがなく、2件目に挑戦。
ようやく、カウンターにシーフードピンチョスが並ぶお店をみつけ、ここでランチをする。

この小さい、小さい貝をサザエのつぼ焼きみたいにピンでつまみ出して食べるのにうっぐがはまり、2皿も注文。

それにしても美味しかった!
ピンチョス、一つ1.50€。

満足して外にでたらやっと雨が上がってました。
入ったお店の隣にはカジノがありました。


たまに出てくるお日様で砂はもう既に乾き始めていて、しばしこの海岸で遊ぶ。
さすがに水着はホテルに置いてきた荷物の中。
水着がないなら「洋服全部脱ぐ~~~!」と言い張ったけど、そこはなんとか我慢させてズボンだけ脱いで波と遊ぶ。

水もきれい



帰る頃になってようやく青空が見えてきて、海の色もきれいな碧色になってきました。

晴れていたらどんなにきれいだったのだろうか...

帰りの飛行機から。

アディオス、グリーンスペイン!

うっぐ、帰宅するなり寝る~!
しまじろうは、汚れたので洗濯中。
代わりのHippoと一緒に力尽きる...


今回は天候に恵まれず、海水浴は出来なかったけど、念願のシーフードタパス/ピンチョスが食べれたし、何より灼熱のマドリードから逃れられたのがよかった。
ロンドンに引き続き、これ位の方が私もうっぐも元気でいられる。

スペイン生活がカウントダウンに入り、試験勉強に追われる夫、荷造りで頭がいっぱいだった私達にとって心理学的には「逃避行動」になるんだろう今回の旅。
これで先に進めると思った。
ラストスパート、マドリード激熱だけど、頑張って満喫するぞ~!

でも今度またスペインに来られるとしたら、絶対に北スペインを満喫したいと思う...
美味しいタパス/ピンチョスを食べたいのなら是非お勧めです!


タパス(tapas):スペイン料理の前菜。オリーブや生ハム、トルティージャなど。
ピンチョス(pinchos):スライスしたバゲット(フランスパンの様なもの)に食べ物がのせられた軽食のこと。タパスの一種。



北スペイン -Santander I-

2011-08-02 22:52:23 | 旅行 -Spain-
7月9日(土)~10日(日)

スペインに来てから10ヶ月。
スペインの色んな所に行って色んな表情を見てきたけど、まだ唯一行っていない地域があった。
それは、北スペイン。

北の方は、最近『グリーン・スペイン』と言うことで日本でも紹介されているけど、カラッカラのマドリードとは違って、緑が多く、なんたってシーフードのタパスやピンチョスが美味しいらしい。ガリシア地方や、サン・セバスチャンが有名だけど、急遽決めた旅行だけに、航空券もかなり割高。
色々探して比較的割安だったサンタンデール(Santander)と言う港町に行く事にしました。

サンタンデールは、1900年代初頭、王家の夏の避暑地となって海を見下ろせる岬にマグダレナ宮殿を建てた。この頃からサンタンデールは注目を浴びるようになって、今でもスペインの海水浴リゾートとしての人気を保持しているそう。
ただ、1940年代に大火災に見舞われ、歴史的建造物は殆ど残っていないらしい。

間際にとった空港券だけに時間もかなり変な時間。
朝の6:30発
4:30に家の前からタクシーに乗って空港に向かった。
約1時間で到着。
サンタンデールの空港からは、エアポートバスで市内へ(約20分、2.10€/人)。
ホテルはこのバスターミナルから徒歩5分。
荷物を置かしてもらい、駅前のカフェでdesayuno(デサジュノ、朝食セット)を頂く。

サンタンデールは、灼熱のマドリードとは違って本当に涼しい。
そしてあいにくの天気で曇り&小雨...
せっかくのビーチでは遊べないので、予定を変更して、サンタンデールからバスで40分位の近郊の町、サンティリャーナ・デル・マル(Santillana de Mar)に行く事に。

エアポートバスを降りたバスターミナルでサンティリャーナ行きのバスの時間を確認、切符はバス内で運転手さんから購入と言うことだったので、次のバスまで焼く40分、近くを散策する事にしました。

港沿いの歩道にはカフェが並ぶところはスペインどこでも一緒だなと思ったけど、街路樹は違う。
あの刺すような日差しには絶えられないような、もっと繊細な樹が植えてある。


フェリー乗り場近くのペレーダ公園(Jardines de Pereda)にちょっとした遊具があり、一遊び。


土台は、8世紀のものらしいサンタンデールのカテドラルの横を通り、バス停に向かう。


途中、スペインの郵便屋さんコレオス(Correos)の車と。


バスターミナルの地下の階から出発(2.40€/人)。


あっと言う間の40分。
サンティリャーノ・デル・マルに到着。

ここは、家や教会が中世のまま残っていて、町全体がナショナル・モニュメントに指定されているだけにバスを降りた途端、タイムスリップした錯覚に陥る。
またこの小さな町のはずれに世界遺産としても登録されている「アルタミラの洞窟」がある。
この洞窟には、18,000~10,000年もの前の旧石器時代に描かれた牛を初めとする動物の壁画がみられるので有名。

バスを降りたところにあった観光案内所で場所を教えてもらい、さっそく向かってみる事に。


洞窟までは約2キロ、大人の足で約30分強。



うっぐとどれ位時間がかかるのか心配だったけど、マドリードでは見かけない、ナメクジなんかを見ながら、なんとかずーっと歩いてくれました。



同じスペインとは思えないほど、緑が多い!気持ちがいい~。
そして、所々に牛が...
この地域には、大昔から牛がいたんだね。
それにしても白黒の牛は、スペインではこの時初めて見ました...黒や茶色の闘牛で見るような牛が殆どだったからかなり新鮮でした。

結局1時間以上も歩き続け、ようやく到着。
アルタミラ博物館には入らず、洞窟だけみようと安易に考えていたらなんと、洞窟は今は劣化が激しく閉鎖中。
博物館でレプリカをみるしかないんだと...

ここまで歩いてこのまま帰るのもしゃくなので、チケットを買うのに並ぶ。
今まで一度も使えた事の無い学生証(Student Card)を見せたら、すんなりOKで、入場料5€の所、なんと無料に!

レプリカを見る前に、本物がある場所を見に行ってみる。

この入口から全長約270メートルもある洞窟があるとは思えないとっても小さな入口。
1800年代にここの領主の娘さんが偶然発見したそうです。

博物館の入口。

中では撮影禁止だったため、写真がないので、どのような壁画だったかは、こちらからどうそ↓
アルタミラ洞窟(Wikipedia)より

壁画は、洞窟のでこぼこを上手く利用して、動物の立体感を出すなど、動物の生き生きしたところが流動的に描かれている。
あまりにも芸術的なので旧石器時代のクロマニヨン人が描いたものとは認められなかったのも納得。
素晴らしい!

歴史のロマンの余韻に浸りながらまた同じ道を下る。
少し晴れ間も出てきて暑くなってきた。

下り道は早い。30分足らずで町の中心地に到着。

中世の町中を散策しながら手頃なランチを出来るところを探す。



町は中世そのもの。

奥の参事会教会では、結婚式が行われていたらしく、お祝いの言葉が書かれたポストイットで覆われたクラシックカーに新郎新婦が!
お幸せに~


本当に風情のある小さな町。


この教区博物館の向かいの建物の階段でサンタンデール行きの帰りのバスを待ちました。

人口約4000人の小さな町は、均衡の町からランチをしにくる観光客で大賑わいでした。

バスに揺られまた近代的なサンタンデールに戻ってきました。
天気はこっちの方が悪く、どんより。

この日は朝4時半に家を出発して来たから、うっぐはバスの中で熟睡。
起こしても起きないからとりあえずおんぶ。
それでもとりあえず、夏の宮殿が建つマグダレナ半島を目指す。

途中の港の様子。


半島に差し掛かったところで、雨が降ってきて木の下で雨宿り。
その後、うっぐも復活。
海を見て元気いっぱい。

しかし、今回海に入るのは無理そう...

マグダレナ半島は、実は、現在大学の敷地になっていて宮殿は別館として使われているそうです。
公園内を歩いていたらなんといつの間にか動物園に入っていたみたいで、目の前にペンギンやらアザラシやらのいるプールが。


そして港町だけに船の模型も。


公園内から見る海は本当にキレイ。
晴れてたらどんな色なんだろう。


...と突然、うっぐが走り出した。
何かと思ったら、こんなものが。

落雷ににでもあった木なんだろうか、ペンギンに彫ってあって、なんてさりげないんでしょう。
これに気づく人もなかなかいないと思う。

宮殿には、なにやら正装した人たちで大賑わい。

なんとここでも結婚式。

この日は、日がいいのかこの後も2組の結婚式をみました。

スペインではなかなか見かけないアジサイもここでは元気いっぱいに咲いてます。


坂を下りていくとここにも充実した遊具がありました!

遊ばずにはいられないうっぐ。地元の子供たちに混じって遊ぶ、遊ぶ。

マドリードのLagoの公園にもあるうっぐお気に入りの遊具を発見して大喜び。


日も暮れてきて(20時頃)、まだ遊ぶと騒ぐうっぐを路線バスに乗るよと説得しながらホテル近くまで帰る。

「明日もこんな天気かな...」

夕食は、なんと中華!
美味しいエビチャーハンを食べました!

ホテルに戻るなり、シャワーを浴び倒れこむように寝てしまったうっぐ。しまじろうも持たずに...

本当に長い一日でした。うっぐよく頑張った!!!
さすがに私達もクタクタ。

夫も試験勉強は翌朝に回して早めに寝ました...

マドリードの美味しい日本食

2011-08-01 00:33:26 | 食材・料理
...これからしばらくは、スペインでの残りの生活をお伝えしていきます...


7月7日(木)

充実したロンドンからマドリードに戻った翌日は、夫の学校の「Japan Night」と言うイベントがあり、マドリードで一番日本食の美味しいと評判の『美山』に行ってきました。

美山(Miyama)
Calle Flor Baja 5, Madrid, Spain

夫の学校の生徒さん達は、大の日本食&日本酒好き。
飲み放題だった事もあったのだけど、なんせ試験期間の真っ只中で人数が足りず、私が頭数で借り出されたのが本当なのだけど、ずーっと噂の『美山』に行きたかったし、この日は夕食を作る気分でもなかったので、一人55€と今までにない高い出費でしたが、行ってきました。

スタートはスペインらしく夜の21時から。
うっぐ、旅の疲れでこの日はタイミングよく沢山お昼寝をしたので、21時でも元気いっぱい!
おまけにお寿司が食べれるから超~~~ハイテンション

お店に入るなり、「お店きれいだね~!」と。

店員さんも日本人で日本語喋ってくれるし、嬉しくてたまらない様子。

お通しから何から何まで本当に美味しく日本に帰えるのが益々楽しみになりました☆



お寿司の美味しい事!!

あっと言う間に夜の0時!
慌てて帰ろうとする私達にうっぐへスタッフからのプレゼント。

その場で風船を犬にしてくれてうっぐも大喜び。

子供が大好きなスペイン人。
帰る時には、アメ等のプレゼントをくれるところが多かったな~

最後に『美山』に行けて大満足な夜でした