ヘブライ語旧約聖書翻訳研究

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Ⅱサムエル記22章 翻訳途中

2022-06-11 10:56:25 | Ⅰサムエル記

Ⅱサムエル記22章

主がこの方をそのすべての敵の手から、また、サウルの手から救い出された日、ダビデはこの歌の言葉を主に語りかけました。
2 そして、この方は言いました。
「主は私の岩、私の砦、私の救い主です。
3 私の岩である神、この方に私は身を避けます。
私の盾、私の救いの角、私の高い塔、私の避け所、私の救い主、あなたは暴力から私を救ってくださいます。
4 主はほめたたえられ、私は叫ぶと、私は敵から救われます。
5 死の波が私を包んだからです。ベリアルの洪水は私を襲います。
6 シェオルの紐は私を取り囲み、死の罠は私に立ちはだかりました。
7 私は苦しみのうちに主に呼び求めました。いや、私の神に呼びかけました。
8 その時、地は揺れ動き、天の基礎は震え、主がお怒りになったので、それらは揺り動かされました。
9 その鼻から煙が立ち、その口から火が食い、その口から炭火が燃え出ました。
10 この方は天をもおとして下り、その足の下には濃い闇がありました。
11 この方はケルブの上に乗って、飛び、また、風の翼の上に見られました。
12 主は御自分のまわりに暗闇を作り、水を集め、空の厚い雲を作られました。
13 主の前の輝きで、火の炭が燃え上がりました。
14 主は天から雷を落とし、いと高き方はその声をあげられました。
15 主は矢を放って、これを散らし、雷を放って、これを打ち砕かれました。
16 主の戒めによって、海の水路は現れ、世のもとは主の鼻の息の吹き出しによって、あらわにされました。
17 主は高い所から遣わして、私を捕え、多くの水の中から、私を引き出されました。
18 私を最も強い敵から、私を憎む者たちから救い出してくださいました。
彼らは私には強すぎました。

19 彼らは私のわざわいの日に私に立ち向かいましたが、主は私にとどめを刺されました。
19 彼らは私のわざわいの日に私に立ち向かった。だが、主は私のささえであった。

20 主は私を大いなる所に連れ出してくださり、私を喜ばれたので、私を救い出してくださいました。
21 主は私の義にしたがって私に報い、私の手のきよさにしたがって、私に報いてくださいました。

22 私は主の道を守り、邪悪を行って私の神から離れたことがないからです。
22 私は主の道を守り、私の神に対して悪を行わなかった。

23 主のすべてのおきては私の前にあり、そのおきてについては、私はそれから離れませんでしたた。
24 私は主に対して一心になり、私の不義から身を守りました。
25 それゆえ、主は私の義にしたがって、主の目には私の清さにしたがって、私に報いてくださいました。
26 あなたは情け深い者とともに、情け深い御自分を示し、真っ直ぐな人とともに、真っ直ぐな御自分を示されます。
27 あなたは清い者とともに、清い御自身を示し、曲がった者とともに、曲がった御自身を示されます。
28 あなたは苦しむ民を救ってくださり、あなたの目は高ぶる者に向けられ、彼らをへりくだらせます。
29 主よ!あなたは私の灯火であり、主は私の暗黒を照らされます。

30 あなたによって、私は群れを走り、私の神によって、城壁をこえることができるのです。
30 あなたによって私は軍勢に襲いかかり、私の神によって私は城壁を飛び越えます。

31 神について言えば、その道は完全であり、主の言葉は吟味されており、主に寄るべしすべての者の盾です。
32 主の他に誰が神であり、私達の神の他に誰が岩でしょうか。
33 神は私の強い砦であり、私の道をまっすぐに歩ませる方です。

34 私の足を雌鹿のようにし、私を高い所に置かれる方。
35 私の手を戦いのために鍛え、私の腕が真鍮の弓を曲げるようにされた方。

36 あなたはまた、私に救いの盾を与え、あなたの憐れみによって、私を大きくされました。
36 こうしてあなたは、御救いの盾を私に下さいました。あなたの謙遜は、私を大きくされます。

37 あなたは私の歩みを私の下に広げ、私の足は滑ることがありません。
37 あなたは私を大またで歩かせます。私のくるぶしはよろけませんでした。

38 私は敵を追い、これを滅ぼし、彼らが滅びるまで引き返しませんでした。
39 私は彼らを滅ぼし、彼らを打ち破って、彼らは立ち上がることができず、いや、彼らは私の足の下に倒れました。
40 あなたは私に戦いのための力を帯びさせ、私にむかって立ち上がる者を私の下に従わせられたからです。
41 あなたはまた私の敵を私に背を向けさせ、私を憎む者を、彼らを断つようにされました。
42 彼らは見たが、救う者はなく、主に向かっても、彼らに答えられませんでした。
43 私は彼らを地の塵のように粉々に打ち砕き、路傍の泥のように踏みつけ、彼らを踏みつぶしました。
44 あなたはまた私の民の争いから私を救い出してくださり、私の知らない民が私に仕えるように、私を国々のかしらにしてくださいました。
45 よそ者の子孫達は私の前に衰え、私のことを聞くや否や、私に従います。

46 よそ者の子孫達は衰えて行き、その親しい所から立ち止まってやって来ます。
46 外国人らはしなえて、彼らのとりでから震えて出て来ます。

47 主は生き、私の岩を祝福し、私の救いの岩である神を高くされたまえ。
47 主は生きておられる。ほむべきかな。わが岩。あがむべきかな。わが救いの岩なる神。
48 私のために復讐を行い、民を私の下に倒す神です。
49 私の敵から私を連れ出し、私に逆らう者の上に私を引き上げ、暴れる者から私を救い出される神です。
50 それゆえ、主よ!私は国々の中で、あなたに感謝し、あなたの御名をほめ歌います。
51 主はその王にとって救いの塔であり、その油注がれた者、ダビデとその子孫に、永遠に憐れみを示してくださいます。

 

1 主が、ダビデのすべての敵の手、特にサウルの手からこの方を救い出された日に、ダビデはこの歌のことばを主に歌った。
2 この方はこう歌った。「主はわが巌、わがとりで、わが救い主、
3 わが身を避けるわが岩なる神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら。私を暴虐から救う私の救い主、私の逃げ場。
4 ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、私は、敵から救われる。
5 死の波は私を取り巻き、滅びの川は、私を恐れさせた。
6 よみの綱は私を取り囲み、死のわなは私に立ち向かった。
7 私は苦しみの中に主を呼び求め、わが神に叫んだ。主はその宮で私の声を聞かれ、私の叫びは、御耳に届いた。
8 すると、地はゆるぎ、動いた。また、天の基も震え、揺れた。主がお怒りになったのだ。
9 煙は鼻から立ち上り、その口から出る火はむさぼり食い、炭火は主から燃え上がった。
10 主は、天を押し曲げて降りて来られた。暗やみをその足の下にして。
11 主は、ケルブに乗って飛び、風の翼の上に現れた。
12 主は、やみを回りに置かれた。仮庵は水の集まりと、濃い雲。
13 御前の輝きから、炭火が燃え上がった。
14 主は、天から雷鳴を響かせ、いと高き方は御声を発せられた。
15 主は、矢を放って彼らを散らし、いなずまで彼らをかき乱された。
16 こうして、海の底が現れ、地の基があらわにされた。主のとがめにより、その鼻の荒いいぶきによって。
17 主は、いと高き所から御手を伸べて私を捕らえ、私を大水から引き上げられた。
18 主は、私の強い敵と、私を憎む者とから私を救いだされた。彼らは私より強かったから。
19 彼らは私のわざわいの日に私に立ち向かった。だが、主は私のささえであった。
20 主は、私を広い所に連れ出し、私を助け出された。主が私を喜びとされたから。
21 主は、私の義にしたがって私に報い、私の手のきよさに従って私に償いをされた。
22 私は主の道を守り、私の神に対して悪を行わなかった。
23 主のすべてのさばきは私の前にあり、そのおきてから私は遠ざからなかった。
24 私は主の前に全く、私の罪から身を守る。
25 主は、私の義にしたがって、また、御目の前の私のきよさにしたがって私に償いをされた。
26 あなたは、恵み深い者には、恵み深く、全き者には、全くあられ、
27 きよい者には、きよく、曲がった者には、ねじ曲げる方。
28 あなたは、悩む民を救われますが、高ぶる者に目を向けて、これを低くされます。
29 主よ。あなたは私のともしび。主は、私のやみを照らされます。
30 あなたによって私は軍勢に襲いかかり、私の神によって私は城壁を飛び越えます。
31 神、その道は完全。主のみことばは純粋。主はすべてこの方に身を避ける者の盾。
32 まことに、主のほかにだれが神であろうか。私たちの神のほかにだれが岩であろうか。
33 この神こそ、私の力強いとりで。私の道を完全に探り出される。
34 この方は私の足を雌鹿のようにし、私を高い所に立たせてくださる。
35 戦いのために私の手を鍛え、私の腕を青銅の弓でも引けるようにされる。
36 こうしてあなたは、御救いの盾を私に下さいました。あなたの謙遜は、私を大きくされます。
37 あなたは私を大またで歩かせます。私のくるぶしはよろけませんでした。
38 私は、敵を追って、これを根絶やしにし、断ち滅ぼすまでは、引き返しませんでした。
39 私が彼らを断ち滅ぼし、打ち砕いたため、彼らは立てず、私の足もとに倒れました。
40 あなたは、戦いのために、私に力を帯びさせ、私に立ち向かう者を私のもとにひれ伏させました。
41 また、敵が私に背を見せるようにされたので、私は私を憎む者を滅ぼしました。
42 彼らが叫んでも、救う者はなかった。主に叫んでも、答えはなかった。
43 私は、彼らを地のちりのように打ち砕き、道のどろのように、粉々に砕いて踏みつけた。
44 あなたは、私の民の争いから、私を助け出し、私を国々のかしらとして保たれます。私の知らなかった民が私に仕えます。
45 外国人らは、私におもねり、耳で聞くとすぐ、私のいうことを聞き入れます。
46 外国人らはしなえて、彼らのとりでから震えて出て来ます。
47 主は生きておられる。ほむべきかな。わが岩。あがむべきかな。わが救いの岩なる神。
48 この神は私のために、復讐する方。諸国の民を私のもとに下らせる方。
49 私の敵から私を携え出される方。あなたは私に立ち向かう者から私を引き上げ、暴虐の者から私を救い出されます。
50 それゆえ、主よ。私は、国々の中であなたをほめたたえ、あなたの御名を、ほめ歌います。
51 主は、王に救いを増し加え、油注がれた者、ダビデとそのすえに、永遠に恵みを施されます。」


And David spoke unto the LORD the words of this song in the day that the LORD delivered him out of the hand of all his enemies, and out of the hand of Saul;
2 and he said: The LORD is my rock, and my fortress, and my deliverer;
3 The God who is my rock, in Him I take refuge; my shield, and my horn of salvation, my high tower, and my refuge; my saviour, Thou savest me from violence.
4 Praised, I cry, is the LORD, and I am saved from mine enemies.
5 For the waves of Death compassed me. The floods of Belial assailed me.
6 The cords of Sheol surrounded me; the snares of Death confronted me.
7 In my distress I called upon the LORD, yea, I called unto my God; and out of His temple He heard my voice, and my cry did enter into His ears.
8 Then the earth did shake and quake, the foundations of heaven did tremble; they were shaken, because He was wroth.
9 Smoke arose up in His nostrils, and fire out of His mouth did devour; coals flamed forth from Him.
10 He bowed the heavens also, and came down; and thick darkness was under His feet.
11 And He rode upon a cherub, and did fly; yea, He was seen upon the wings of the wind.
12 And He made darkness pavilions round about Him, gathering of waters, thick clouds of the skies.
13 At the brightness before Him coals of fire flamed forth.
14 The LORD thundered from heaven, and the Most High gave forth His voice.
15 And He sent out arrows, and scattered them; lightning, and discomfited them.
16 And the channels of the sea appeared, the foundations of the world were laid bare by the rebuke of the LORD, at the blast of the breath of His nostrils.
17 He sent from on high, He took me; He drew me out of many waters;
18 He delivered me from mine enemy most strong, from them that hated me, for they were too mighty for me.
19 They confronted me in the day of my calamity; but the LORD was a stay unto me.
20 He brought me forth also into a large place; He delivered me, because He delighted in me.
21 The LORD rewarded me according to my righteousness; according to the cleanness of my hands hath He recompensed me.
22 For I have kept the ways of the LORD, and have not wickedly departed from my God.
23 For all His ordinances were before me; and as for His statutes, I did not depart from them.
24 And I was single-hearted toward Him, and I kept myself from mine iniquity.
25 Therefore hath the LORD recompensed me according to my righteousness, according to my cleanness in His eyes.
26 With the merciful Thou dost show Thyself merciful, with the upright man Thou dost show Thyself upright,
27 With the pure Thou dost show Thyself pure; and with the crooked Thou dost show Thyself subtle.
28 And the afflicted people Thou dost save; but Thine eyes are upon the haughty, that Thou mayest humble them.
29 For Thou art my lamp, O LORD; and the LORD doth lighten my darkness.
30 For by Thee I run upon a troop; by my God do I scale a wall.
31 As for God, His way is perfect; the word of the LORD is tried; He is a shield unto all them that take refuge in Him.
32 For who is God, save the LORD? and who is a Rock, save our God?
33 The God who is my strong fortress, and who letteth my way go forth straight;
34 Who maketh my feet like hinds', and setteth me upon my high places;
35 Who traineth my hands for war, so that mine arms do bend a bow of brass.
36 Thou hast also given me Thy shield of salvation; and Thy condescension hath made me great.
37 Thou hast enlarged my steps under me, and my feet have not slipped.
38 I have pursued mine enemies, and destroyed them; neither did I turn back till they were consumed.
39 And I have consumed them, and smitten them through, that they cannot arise; yea, they are fallen under my feet.
40 For Thou hast girded me with strength unto the battle; Thou hast subdued under me those that rose up against me.
41 Thou hast also made mine enemies turn their backs unto me; yea, them that hate me, that I might cut them off.
42 They looked, but there was none to save; even unto the LORD, but He answered them not.
43 Then did I beat them small as the dust of the earth, I did stamp them as the mire of the streets, and did tread them down.
44 Thou also hast delivered me from the contentions of my people; Thou hast kept me to be the head of the nations; a people whom I have not known serve me.
45 The sons of the stranger dwindle away before me; as soon as they hear of me, they obey me.
46 The sons of the stranger fade away, and come halting out of their close places.
47 The LORD liveth, and blessed be my Rock; and exalted be the God, my Rock of salvation;
48 Even the God that executeth vengeance for me, and bringeth down peoples under me,
49 And that bringeth me forth from mine enemies; yea, Thou liftest me up above them that rise up against me; Thou deliverest me from the violent man.
50 Therefore I will give thanks unto Thee, O LORD, among the nations, and will sing praises unto Thy name.
51 A tower of salvation is He to His king; and showeth mercy to His anointed, to David and to his seed, for evermore.


サムエル記Ⅱ12章 翻訳途中

2022-06-04 12:16:58 | Ⅰサムエル記

サムエル記Ⅱ12章

主はナタンをダビデのもとに遣わされました。
彼はダビデのもとに来て言いました。
「ある町に二人の人がいました。
2 富める者は多くの家畜を持っていました。
3 しかし、貧しい人は、買って育てた一匹の小羊のほかには何も持っていませんでした。それは彼とともに、また彼の子らとともに成長し、彼自身の食物を食べ、彼自身の杯を飲み、彼の胸に横たわって、彼にとっては娘のようなものであった。
4 その金持ちのところに旅人が来たので、彼は自分の群れ、自分の群れから取って、自分のところに来る道行く人のために着せるのを惜しみましたが、貧しい人の子羊を取って、自分のところに来る人のために着せました。」
4 あるとき、富んでいる人のところにひとりの旅人が来ました。彼は自分のところに来た旅人のために自分の羊や牛の群れから取って調理するのを惜しみ、貧しい人の雌の子羊を取り上げて、自分のところに来た人のために調理しました。」
5 ダビデの怒りはこの男に対して大きく燃え上がり、彼はナタンに言いました。
「主が生きておられるように、このようなことをした者は死に値する。
6 そして、彼はこのようなことをしたせいと、また、憐れみがなかったせいで、子羊を四倍にして返さなければならないであろう。」
7 ナタンはダビデに言いました。
「あなたこそ、その人です。イスラエルの神である主はこう言われる。
『私はあなたにイスラエルの王としての油を注ぎ、あなたをサウルの手から救い出した。
8 私はあなたの主人の家を与え、主人の妻達をあなたの懐に入れ、イスラエルとユダの家をあなたに与えたが、もし、それらが少なすぎるならば、私はさらに多くのものをあなたに加えたであろう。
9 あなたはどうして主の言葉を軽んじて、わたしの目に悪いことをしようとするのか。ヒッタイトのウリヤをあなたは剣で打ち、その妻をあなたの妻とし、彼をアンモンの子孫達の剣で殺した。
10 それゆえ、剣はあなたの家から決して離れない。
なぜなら、あなたは私を軽んじて、ヒッタイトのウリヤの妻をあなたの妻としたのだから。』
11 主はこう言われる。
『見よ!私はあなたの家からあなたに対する悪を起こし、あなたの目の前であなたの妻を捕えて、あなたの隣人に与え、彼はこの太陽の見える所であなたの妻達と寝るであろう。
12 あなたはひそかにそれを行ったが、私はこの事を全イスラエルと、太陽の前で行う。』」
13 ダビデはナタンに言いました。
「私は主に対して罪を犯しました。」 
すると、ナタンはダビデに言いました。
「主はまたあなたの罪を取り除かれたので、あなたは死ぬことはないでしょう。
14 しかし、あなたはこの行いによって、主の敵から大いに冒涜されたので、あなたの産む子は必ず死ぬであろう。」
15 そこで、ナタンは自分の家に向かって去っていきました。
主はウリヤの妻がダビデに産んだ子を打たれたので、その子は非常に病みました。
16 そこで、ダビデはその子のために神に願いました。
ダビデは断食し、入るたびに、一晩中地の上に伏せました。
17 その家の長老達は起きあがって、彼のそばに立ち、彼を地から引き上げようとしましたが、彼はこれを拒み、彼らと一緒にパンを食べることもしませんでした。
18 そして、七日目に、その子は死んました。
ダビデの僕達は、この子が死んだことを告げることを恐れました。彼らは言いました。
「見よ!この子がまだ生きていた時、私達は王に話しかけたが、王は私達の声に耳を傾けなかった。」
19 しかし、ダビデはそのしもべ達が一緒にささやくのを見て、その子が死んだことを悟り、ダビデはそのしもべ達に言いました。
「その子は死んだのか。」
彼らは言いました。
「この子は死にました。」
20 そこで、ダビデは地から起き上がって、洗い、油を注ぎ、衣服をかえて、主の家に入り、礼拝をし、それから自分の家に来て、彼が求めたので、彼らは彼の前にパンを並べて彼は食べました。
21 そこで、彼の僕達は彼に言いました。」
「あなたのなさったことは何ですか?あなたは子が生きている間は、そのために断食して泣き、子が死んでからは、起き上がってパンを食べました。」
22 そして、言いました。
「子供が生きている間、私は断食して泣いた。主が私を憐れんで、その子を生かしてくださらないかどうか、誰が知ることができようか。
23 しかし、その子が死んだ今、私はどうして断食しなければならないのか。
彼を再び連れ戻すことができるのか。
私は彼のもとに行くが、彼は私のもとに帰ってこない。」
24 ダビデはその妻バテシバを慰め、彼女のところに行き、彼女と寝たので、彼女は男の子を産み、その名をソロモンと名づけました。主は彼を愛されました。
25 主は預言者ナタンの手で彼をつかわされたので、彼は主のためにその名をジェディディアと名づけました。
26 さて、ヨアブはアンモンの子孫達のラバと戦って、その王都を取りました。
27 ヨアブは使者をダビデに遣わして言いました。
「私はラバと戦って、水の都を取りました。
28 それゆえ、残りの民を集めて、その都に陣を敷き、これを奪ってください!
私がこの都を奪って、それが私の名のもとに呼ばれるようにならないように。」
29 そこで、ダビデはすべての民を集めて、ラバに行き、それと戦って、これを取りました。
30 彼はその頭からマルカムの冠を取り、その重さは金一タラント、その中には宝石があり、それをダビデの頭にかぶせました。
また、彼は都の戦利品を、はなはだ多く持ち帰りました。
31 彼はそこにいた民を引き出して、のこぎりの下、鉄の鍬の下、鉄の斧の下に置き、れんが造りのかまどを通らせ、アンモンの子孫達のすべての町々にこうして行いました。ダビデとすべての民はエルサレムに帰りました。


1 主がナタンをダビデのところに遣わされたので、彼はダビデのところに来て言いました。「ある町にふたりの人がいました。ひとりは富んでいる人、ひとりは貧しい人でした。」
2 富んでいる人には、非常に多くの羊と牛の群れがいますが、
3 貧しい人は、自分で買って来て育てた一頭の小さな雌の子羊のほかは、何ももっていませんでした。子羊は彼とその子ども達といっしょに暮らし、彼と同じ食物を食べ、同じ杯から飲み、彼のふところでやすみ、まるで彼の娘のようでした。
4 あるとき、富んでいる人のところにひとりの旅人が来ました。彼は自分のところに来た旅人のために自分の羊や牛の群れから取って調理するのを惜しみ、貧しい人の雌の子羊を取り上げて、自分のところに来た人のために調理しました。」
5 すると、ダビデは、その男に対して激しい怒りを燃やし、ナタンに言いました。「主は生きておられる。そんなことをした男は死刑だ。
6 その男は、憐れみの心もなく、そんなことをしたのだから、その雌の子羊を四倍にして償わなければならない。」
7 ナタンはダビデに言いました。「あなたがその男です。イスラエルの神、主はこう仰せられる。『私はあなたに油をそそいで、イスラエルの王とし、サウルの手からあなたを救い出した。
8 さらに、あなたの主人の家を与え、あなたの主人の妻達をあなたのふところに渡し、イスラエルとユダの家も与えた。それでも少ないというのなら、私はあなたにもっと多くのものを増し加えたであろう。
9 それなのに、どうしてあなたは主のことばをさげすみ、私の目の前で悪を行ったのか。あなたはヘテ人ウリヤを剣で打ち、その妻を自分の妻にした。あなたが彼をアモン人の剣で切り殺したのだ。
10 今は剣は、いつまでもあなたの家から離れない。あなたが私をさげすみ、ヘテ人ウリヤの妻を取り、自分の妻にしたからである。』
11 主はこう仰せられる。『聞け。私はあなたの家の中から、あなたの上にわざわいを引き起こす。あなたの妻達をあなたの目の前で取り上げ、あなたの友に与えよう。その人は、白昼公然と、あなたの妻達と寝るようになる。
12 あなたは隠れて、それをしたが、私はイスラエル全部の前で、太陽の前で、このことを行おう。』」
13 ダビデはナタンに言いました。「私は主に対して罪を犯した。」ナタンはダビデに言いました。「主もまた、あなたの罪を見過ごしてくださった。あなたは死なない。
14 しかし、あなたはこのことによって、主の敵に大いに侮りの心を起こさせたので、あなたに生まれる子は必ず死ぬ。」
15 こうしてナタンは自分の家へ戻った。主は、ウリヤの妻がダビデに産んだ子を打たれたので、その子は病気になった。
16 ダビデはその子のために神に願い求め、断食をして、引きこもり、一晩中、地に伏していた。
17 彼の家の長老達は彼のそばに立って、彼を地から引き起こそうとしたが、ダビデは起きようとうもせず、彼らといっしょに食事を取ろうともしなかった。
18 七日目に子どもは死んだが、ダビデの家来達は、その子が死んだことをダビデに告げるのを恐れた。「王はあの子が生きている時、われわれが話しても、言うことを聞かなかった。どうしてあの子が死んだことを王に言えようか。王は何か悪い事をされるかもしれない」と彼らが思ったからである。
19 しかしダビデは、家来達がひそひそ話し合っているのを見て、子どもが死んだことを悟った。それでダビデは家来達に言いました。「子どもは死んだのか。」彼らは言いました。「なくなられました。」
20 するとダビデは地から起き上がり、からだを洗って身に油を塗り、着物を着替えて、主の宮に入り、礼拝をしてから、自分の家に帰った。そして食事の用意をさせて、食事をとった。
21 すると家来達が彼に言いました。「あなたのなさったこのことは、いったいどういうことですか。お子さまが生きておられる時は断食をして泣かれたのに、お子さまがなくなられると、起き上がり、食事をなさるとは。」
22 ダビデは言いました。「子どもがまだ生きている時に私が断食をして泣いたのは、もしかすると、主が私を憐れみ、子どもが生きるかもしれない、と思ったからだ。
23 しかし今、子どもは死んでしまった。私はなぜ、断食をしなければならないのか。あの子をもう一度、呼び戻せるであろうか。私はあの子のところに行くだろうが、あの子は私のところに戻っては来ない。」
24 ダビデは妻バテ・シェバを慰め、彼女のところに入り、彼女と寝た。彼女が男の子を産んだとき、彼はその名をソロモンと名づけた。主はその子を愛されたので、
25 預言者ナタンを遣わして、主のために、その名をエディデヤと名づけさせた。
26 さて、ヨアブはアモン人のラバと戦い、この王の町を攻め取った。
27 ヨアブはダビデに使者を送って言いました。「私はラバと戦って、水の町を攻め取りました。
28 しかし今、民の残りの者達を集めて、この町に対して陣を敷き、あなたがこれを攻め取ってください。私がこの町を取り、この町に私の名がつけられるといけませんから。」
29 そこでダビデは民のすべてを集めて、ラバに進んで行き、これと戦って、攻め取った。
30 彼は彼らの王の冠をその頭から取った。その重さは金一タラントで、宝石がはめ込まれていた。その冠はダビデの頭に置かれた。彼はまた、その町から非常に多くの分捕り物を持ってきた。
31 彼はその町の人々を連れてきて、石のこぎりや、鉄のつるはし、鉄の斧を使う仕事につかせ、れんが作りの仕事をさせた。ダビデはアモン人のすべての町々に対して、このようにした。こうしてダビデと民のすべてはエルサレムに帰った。


And the LORD sent Nathan unto David. And he came unto him, and said unto him: 'There were two men in one city: the one rich, and the other poor.
2 The rich man had exceeding many flocks and herds;
3 but the poor man had nothing save one little ewe lamb, which he had bought and reared; and it grew up together with him, and with his children; it did eat of his own morsel, and drank of his own cup, and lay in his bosom, and was unto him as a daughter.
4 And there came a traveller unto the rich man, and he spared to take of his own flock and of his own herd, to dress for the wayfaring man that was come unto him, but took the poor man's lamb, and dressed it for the man that was come to him.'
5 And David's anger was greatly kindled against the man; and he said to Nathan: 'As the LORD liveth, the man that hath done this deserveth to die;
6 and he shall restore the lamb fourfold, because he did this thing, and because he had no pity.' 
7 And Nathan said to David: 'Thou art the man. Thus saith the LORD, the God of Israel: I anointed thee king over Israel, and I delivered thee out of the hand of Saul;
8 and I gave thee thy master's house, and thy master's wives into thy bosom, and gave thee the house of Israel and of Judah; and if that were too little, then would I add unto thee so much more.
9 Wherefore hast thou despised the word of the LORD, to do that which is evil in My sight? Uriah the Hittite thou hast smitten with the sword, and his wife thou hast taken to be thy wife, and him thou hast slain with the sword of the children of Ammon.
10 Now therefore, the sword shall never depart from thy house; because thou hast despised Me, and hast taken the wife of Uriah the Hittite to be thy wife.
11 Thus saith the LORD: Behold, I will raise up evil against thee out of thine own house, and I will take thy wives before thine eyes, and give them unto thy neighbour, and he shall lie with thy wives in the sight of this sun.
12 For thou didst it secretly; but I will do this thing before all Israel, and before the sun.' 
13 And David said unto Nathan: 'I have sinned against the LORD.'And Nathan said unto David: 'The LORD also hath put away thy sin; thou shalt not die.
14 Howbeit, because by this deed thou hast greatly blasphemed the enemies of the LORD, the child also that is born unto thee shall surely die.'
15 And Nathan departed unto his house. And the LORD struck the child that Uriah's wife bore unto David, and it was very sick.
16 David therefore besought God for the child; and David fasted, and as often as he went in, he lay all night upon the earth.
17 And the elders of his house arose, and stood beside him, to raise him up from the earth; but he would not, neither did he eat bread with them.
18 And it came to pass on the seventh day, that the child died. And the servants of David feared to tell him that the child was dead; for they said: 'Behold, while the child was yet alive, we spoke unto him, and he hearkened not unto our voice; how then shall we tell him that the child is dead, so that he do himself some harm?'
19 But when David saw that his servants whispered together, David perceived that the child was dead; and David said unto his servants: 'Is the child dead?' And they said: 'He is dead.'
20 Then David arose from the earth, and washed, and anointed himself, and changed his apparel; and he came into the house of the LORD, and worshipped; then he came to his own house; and when he required, they set bread before him, and he did eat.
21 Then said his servants unto him: 'What thing is this that thou hast done? thou didst fast and weep for the child, while it was alive; but when the child was dead, thou didst rise and eat bread.'
22 And he said: 'While the child was yet alive, I fasted and wept; for I said: Who knoweth whether the LORD will not be gracious to me, that the child may live?
23 But now he is dead, wherefore should I fast? can I bring him back again? I shall go to him, but he will not return to me.'
24 And David comforted Bath-sheba his wife, and went in unto her, and lay with her; and she bore a son, and called his name Solomon. And the LORD loved him;
25 and He sent by the hand of Nathan the prophet, and he called his name Jedidiah, for the LORD'S sake. 
26 Now Joab fought against Rabbah of the children of Ammon, and took the royal city.
27 And Joab sent messengers to David, and said: 'I have fought against Rabbah, yea, I have taken the city of waters.
28 Now therefore gather the rest of the people together, and encamp against the city, and take it; lest I take the city, and it be called after my name.'
29 And David gathered all the people together, and went to Rabbah, and fought against it, and took it.
30 And he took the crown of Malcam from off his head; and the weight thereof was a talent of gold, and in it were precious stones; and it was set on David's head. And he brought forth the spoil of the city, exceeding much.
31 And he brought forth the people that were therein, and put them under saws, and under harrows of iron, and under axes of iron, and made them pass through the brickkiln; and thus did he unto all the cities of the children of Ammon. And David and all the people returned unto Jerusalem.


サムエル記第二12章30節

2022-04-03 07:01:48 | Ⅰサムエル記

サムエル記第二12章30節

 

彼はその頭から彼らの王の冠を取りました。
その重さは金一タラントと宝石で、それをダビデの頭にかぶせました。
そして、彼は町のとても多くの戦利品を持ち帰らせました。

 

彼はその頭から彼らの王の冠を取りました。{カル態未完了形}
その重さは金一タラントと宝石で、それをダビデの頭にかぶせました。{カル態未完了形}
そして、彼は町のとても多くの戦利品を持ち帰らせました。{ヒフイル態完了形}
彼はその頭からマルカムの冠を取り、その重さは金一タラント、その中には宝石があり、それをダビデの頭にかぶせました。
そして、彼は町の戦利品を、とても多く持ち帰りました。
30 彼は彼らの王の冠をその頭から取った。その重さは金一タラントで、宝石がはめ込まれていました。その冠はダビデの頭に置かれた。彼はまた、その町から非常に多くの分捕り物を持ってきた。


サムエル記第二12章 翻訳途中

2022-04-03 06:54:07 | Ⅰサムエル記

サムエル記第二12章

主はナタンをダビデに遣わされました。彼はダビデのもとに来て言いました。
「ある町に二人の人がいました。
1 主がナタンをダビデのところに遣わされたので、彼はダビデのところに来て言いました。「ある町にふたりの人がいました。ひとりは富んでいる人、ひとりは貧しい人でした。」
2 富める者は多くの家畜を持っていました。
3 しかし、貧しい人は、買って育てた一匹の子羊の他には何も持っていませんでした。
4 その金持ちのところに旅人が来たので、彼は自分の群れから取って自分のところに来る道行く人のために着せるのを惜しんで、貧しい人の子羊を取って、自分のところに来る人のために着せました。」
4 あるとき、富んでいる人のところにひとりの旅人が来ました。彼は自分のところに来た旅人のために自分の羊や牛の群れから取って調理するのを惜しみ、貧しい人の雌の子羊を取り上げて、自分のところに来た人のために調理しました。」
5 ダビデの怒りはこの男に対して大きく燃え上がり、彼はナタンに言いました。
「主が生きておられるように!このようなことをした者は死に値する。」
6 そして、彼はこのようなことをしたせいで、また、憐れみがなかったせいで、子羊を四倍にして返すであろう。」
7 ナタンはダビデに言いました。
「あなたこそ、その人です。イスラエルの神である主はこう言われる。
『わたしはあなたにイスラエルの王としての油を注ぎ、あなたをサウルの手から救い出した。
8 わたしはあなたの主人の家を与え、主人の妻達をあなたの懐に入れ、イスラエルとユダの家をあなたに与えたが、もしそれが少なすぎるなら、わたしはあなたにさらに多くのものを加えようと思う。
9 あなたはどうして主の言葉を軽んじて、わたしの目に悪いことをしようとするのか。
ヒッタイトのウリヤをあなたは剣で打ち、その妻をあなたの妻とし、彼をアンモンの子孫達の剣で殺した。
9 それなのに、どうしてあなたは主のことばをさげすみ、わたしの目の前で悪を行ったのか。あなたはヘテ人ウリヤを剣で打ち、その妻を自分の妻にした。あなたが彼をアモン人の剣で切り殺したのだ。
10 それゆえ、剣はあなたの家から決して離れない。
なぜなら、あなたはわたしを軽んじて、ヒッタイトのウリヤの妻をあなたの妻としたのだから。
11 主はこう言われる。
見よ!わたしはあなたの家からあなたに対する悪を起こし、あなたの目の前であなたの妻を捕えて、あなたの隣人に与え、彼はこの太陽の見える所であなたの妻と寝るであろう。
12 あなたはひそかにそれを行ったが、わたしはこの事を全イスラエルと太陽の前で行う。』」
13 ダビデはナタンに言いました。
「わたしは主に対して罪を犯しました。」 
すると、ナタンはダビデに言いました。
「主もあなたの罪を取り除かれたので、あなたは死ぬことはないでしょう。」
13 ダビデはナタンに言いました。「私は主に対して罪を犯した。」ナタンはダビデに言いました。「主もまた、あなたの罪を見過ごしてくださった。あなたは死なない。
14 しかし、あなたはこの行いによって、主の敵に大いに侮りの心を起こさせたので、あなたの産む子も必ず死ぬであろう。」
14 しかし、あなたはこのことによって、主の敵に大いに侮りの心を起こさせたので、あなたに生まれる子は必ず死ぬ。」
15 そこで、ナタンは自分の家に向かって去って行きました。
主はウリヤの妻がダビデに産んだ子を打たれたので、その子は非常に病んでしまいました。
16 そこで、ダビデはその子のために神に願い求めました。
ダビデは断食し、入るたびに、一晩中、地の上に伏しました。
16 ダビデはその子のために神に願い求め、断食をして、引きこもり、一晩中、地に伏していました。
17 その家の長老達は起きあがって、彼のそばに立ち、彼を地から引き上げようとしましたが、彼はそうせず、彼らと一緒にパンを食べることもしませんでした。
18 そして、七日目に、その子は死んでしまいました。
ダビデの僕達は、その子が死んだことを告げるのを恐れました。彼らは言いました。
「見なさい!この子がまだ生きていた時、私達は彼に話しかけたが、彼は私達の声に耳を傾けなかった。それではどうして、この子が死んだことを告げて、彼が自分に害を及ぼすかもしれない。」
18 七日目に子どもは死んだが、ダビデの家来たちは、その子が死んだことをダビデに告げるのを恐れた。「王はあの子が生きている時、われわれが話しても、言うことを聞かなかった。どうしてあの子が死んだことを王に言えようか。王は何か悪い事をされるかもしれない」と彼らが思ったからである。
19 しかし、ダビデはその僕達が一緒にささやいているのを見て、その子が死んだことを悟り、ダビデはその僕達に言いました。
「その子は死んだのか。」
すると、彼らは言いました。
「この子は死にました。」
20 そこで、ダビデは地から起き上がって、洗い、油を注ぎ、衣服をかえて、主の家に入り、礼拝をし、それから自分の家に来て、彼が求めたところ、彼らは彼の前にパンを供えたので、彼は食べました。
21 そこで彼の僕達は彼に言いました。
「あなたのなさったことは何ですか。あなたは子が生きている間は、そのために断食して泣き、子が死んでからは、起き上がってパンを食べました。」
22 そして彼は言いました。
「子供が生きている間、私は断食して泣いた。主が私を憐れんで、その子を生かしてくださらないかどうか、誰が知ることができようか。
23 しかし、その子が死んだ今、私はどうして断食しなければならないのか。
私はその子のもとに行くが、その子は私わたしのもとに帰ってこない。」
24 ダビデはその妻バテシバを慰め、彼女のところに行き、彼女と寝たので、彼女は男の子を産み、その名をソロモンと名づけました。主はその子を愛されました。
25 主は預言者ナタンの手によって遣わし、彼は主のためにその名をジェディディアと名づけました。
25 預言者ナタンを遣わして、主のために、その名をエディデヤと名づけさせた。
26 さて、ヨアブはアンモンの子らのラバと戦い、その王都を奪いました。
27 ヨアブは使者をダビデに遣わして言いました。
「私はラバと戦って、水の都を取りました。
28 それゆえ、残りの民を集めて、その都に陣を敷き、これを奪ってください!
私がその都を奪って、それが私の名のもとに呼ばれることのないように!」
29 そこで、ダビデはすべての民を集めて、ラバに行き、それと戦って、これを攻め取りました。
30 彼はその頭からマルカムの冠を取り、その重さは金一タラント、その中には宝石があり、それをダビデの頭にかぶせました。
そして、彼は町の戦利品を、とても多く持ち帰りました。
30 彼は彼らの王の冠をその頭から取った。その重さは金一タラントで、宝石がはめ込まれていました。その冠はダビデの頭に置かれた。彼はまた、その町から非常に多くの分捕り物を持ってきた。
31 彼はそこにいた民を引き出して、鋸と鉄の鍬と鉄の斧の下に置き、煉瓦窯を通らせました。
ダビデとすべての民はエルサレムに帰りました。


1 主がナタンをダビデのところに遣わされたので、彼はダビデのところに来て言いました。「ある町にふたりの人がいました。ひとりは富んでいる人、ひとりは貧しい人でした。」
2 富んでいる人には、非常に多くの羊と牛の群れがいますが、
3 貧しい人は、自分で買って来て育てた一頭の小さな雌の子羊のほかは、何ももっていませんでした。子羊は彼とその子どもたちといっしょに暮らし、彼と同じ食物を食べ、同じ杯から飲み、彼のふところでやすみ、まるで彼の娘のようでした。
4 あるとき、富んでいる人のところにひとりの旅人が来ました。彼は自分のところに来た旅人のために自分の羊や牛の群れから取って調理するのを惜しみ、貧しい人の雌の子羊を取り上げて、自分のところに来た人のために調理しました。」
5 すると、ダビデは、その男に対して激しい怒りを燃やし、ナタンに言いました。「主は生きておられる。そんなことをした男は死刑だ。
6 その男は、あわれみの心もなく、そんなことをしたのだから、その雌の子羊を四倍にして償わなければならない。」
7 ナタンはダビデに言いました。「あなたがその男です。イスラエルの神、主はこう仰せられる。『わたしはあなたに油をそそいで、イスラエルの王とし、サウルの手からあなたを救い出した。
8 さらに、あなたの主人の家を与え、あなたの主人の妻たちをあなたのふところに渡し、イスラエルとユダの家も与えた。それでも少ないというのなら、わたしはあなたにもっと多くのものを増し加えたであろう。
9 それなのに、どうしてあなたは主のことばをさげすみ、わたしの目の前で悪を行ったのか。あなたはヘテ人ウリヤを剣で打ち、その妻を自分の妻にした。あなたが彼をアモン人の剣で切り殺したのだ。
10 今は剣は、いつまでもあなたの家から離れない。あなたがわたしをさげすみ、ヘテ人ウリヤの妻を取り、自分の妻にしたからである。』
11 主はこう仰せられる。『聞け。わたしはあなたの家の中から、あなたの上にわざわいを引き起こす。あなたの妻たちをあなたの目の前で取り上げ、あなたの友に与えよう。その人は、白昼公然と、あなたの妻たちと寝るようになる。
12 あなたは隠れて、それをしたが、わたしはイスラエル全部の前で、太陽の前で、このことを行おう。』」
13 ダビデはナタンに言いました。「私は主に対して罪を犯した。」ナタンはダビデに言いました。「主もまた、あなたの罪を見過ごしてくださった。あなたは死なない。
14 しかし、あなたはこのことによって、主の敵に大いに侮りの心を起こさせたので、あなたに生まれる子は必ず死ぬ。」
15 こうしてナタンは自分の家へ戻った。主は、ウリヤの妻がダビデに産んだ子を打たれたので、その子は病気になった。
16 ダビデはその子のために神に願い求め、断食をして、引きこもり、一晩中、地に伏していました。
17 彼の家の長老たちは彼のそばに立って、彼を地から引き起こそうとしたが、ダビデは起きようとうもせず、彼らといっしょに食事を取ろうともしなかった。
18 七日目に子どもは死んだが、ダビデの家来たちは、その子が死んだことをダビデに告げるのを恐れた。「王はあの子が生きている時、われわれが話しても、言うことを聞かなかった。どうしてあの子が死んだことを王に言えようか。王は何か悪い事をされるかもしれない」と彼らが思ったからである。
19 しかしダビデは、家来たちがひそひそ話し合っているのを見て、子どもが死んだことを悟った。それでダビデは家来たちに言いました。「子どもは死んだのか。」彼らは言いました。「なくなられました。」
20 するとダビデは地から起き上がり、からだを洗って身に油を塗り、着物を着替えて、主の宮に入り、礼拝をしてから、自分の家に帰った。そして食事の用意をさせて、食事をとった。
21 すると家来たちが彼に言いました。「あなたのなさったこのことは、いったいどういうことですか。お子さまが生きておられる時は断食をして泣かれたのに、お子さまがなくなられると、起き上がり、食事をなさるとは。」
22 ダビデは言いました。「子どもがまだ生きている時に私が断食をして泣いたのは、もしかすると、主が私をあわれみ、子どもが生きるかもしれない、と思ったからだ。
23 しかし今、子どもは死んでしまった。私はなぜ、断食をしなければならないのか。あの子をもう一度、呼び戻せるであろうか。私はあの子のところに行くだろうが、あの子は私のところに戻っては来ない。」
24 ダビデは妻バテ・シェバを慰め、彼女のところに入り、彼女と寝た。彼女が男の子を産んだとき、彼はその名をソロモンと名づけた。主はその子を愛されたので、
25 預言者ナタンを遣わして、主のために、その名をエディデヤと名づけさせた。
26 さて、ヨアブはアモン人のラバと戦い、この王の町を攻め取った。
27 ヨアブはダビデに使者を送って言いました。「私はラバと戦って、水の町を攻め取りました。
28 しかし今、民の残りの者たちを集めて、この町に対して陣を敷き、あなたがこれを攻め取ってください。私がこの町を取り、この町に私の名がつけられるといけませんから。」
29 そこでダビデは民のすべてを集めて、ラバに進んで行き、これと戦って、攻め取った。
30 彼は彼らの王の冠をその頭から取った。その重さは金一タラントで、宝石がはめ込まれていました。その冠はダビデの頭に置かれた。彼はまた、その町から非常に多くの分捕り物を持ってきた。
31 彼はその町の人々を連れてきて、石のこぎりや、鉄のつるはし、鉄の斧を使う仕事につかせ、れんが作りの仕事をさせた。ダビデはアモン人のすべての町々に対して、このようにした。こうしてダビデと民のすべてはエルサレムに帰った。

And the LORD sent Nathan unto David. And he came unto him, and said unto him: 'There were two men in one city: the one rich, and the other poor.
2 The rich man had exceeding many flocks and herds;
3 but the poor man had nothing save one little ewe lamb, which he had bought and reared; and it grew up together with him, and with his children; it did eat of his own morsel, and drank of his own cup, and lay in his bosom, and was unto him as a daughter.
4 And there came a traveller unto the rich man, and he spared to take of his own flock and of his own herd, to dress for the wayfaring man that was come unto him, but took the poor man's lamb, and dressed it for the man that was come to him.'
5 And David's anger was greatly kindled against the man; and he said to Nathan: 'As the LORD liveth, the man that hath done this deserveth to die;
6 and he shall restore the lamb fourfold, because he did this thing, and because he had no pity.' 
7 And Nathan said to David: 'Thou art the man. Thus saith the LORD, the God of Israel: I anointed thee king over Israel, and I delivered thee out of the hand of Saul;
8 and I gave thee thy master's house, and thy master's wives into thy bosom, and gave thee the house of Israel and of Judah; and if that were too little, then would I add unto thee so much more.
9 Wherefore hast thou despised the word of the LORD, to do that which is evil in My sight? Uriah the Hittite thou hast smitten with the sword, and his wife thou hast taken to be thy wife, and him thou hast slain with the sword of the children of Ammon.
10 Now therefore, the sword shall never depart from thy house; because thou hast despised Me, and hast taken the wife of Uriah the Hittite to be thy wife.
11 Thus saith the LORD: Behold, I will raise up evil against thee out of thine own house, and I will take thy wives before thine eyes, and give them unto thy neighbour, and he shall lie with thy wives in the sight of this sun.
12 For thou didst it secretly; but I will do this thing before all Israel, and before the sun.' 
13 And David said unto Nathan: 'I have sinned against the LORD.' And Nathan said unto David: 'The LORD also hath put away thy sin; thou shalt not die.
14 Howbeit, because by this deed thou hast greatly blasphemed the enemies of the LORD, the child also that is born unto thee shall surely die.'
15 And Nathan departed unto his house. And the LORD struck the child that Uriah's wife bore unto David, and it was very sick.
16 David therefore besought God for the child; and David fasted, and as often as he went in, he lay all night upon the earth.
17 And the elders of his house arose, and stood beside him, to raise him up from the earth; but he would not, neither did he eat bread with them.
18 And it came to pass on the seventh day, that the child died. And the servants of David feared to tell him that the child was dead; for they said: 'Behold, while the child was yet alive, we spoke unto him, and he hearkened not unto our voice; how then shall we tell him that the child is dead, so that he do himself some harm?'
19 But when David saw that his servants whispered together, David perceived that the child was dead; and David said unto his servants: 'Is the child dead?' And they said: 'He is dead.'
20 Then David arose from the earth, and washed, and anointed himself, and changed his apparel; and he came into the house of the LORD, and worshipped; then he came to his own house; and when he required, they set bread before him, and he did eat.
21 Then said his servants unto him: 'What thing is this that thou hast done? thou didst fast and weep for the child, while it was alive; but when the child was dead, thou didst rise and eat bread.'
22 And he said: 'While the child was yet alive, I fasted and wept; for I said: Who knoweth whether the LORD will not be gracious to me, that the child may live?
23 But now he is dead, wherefore should I fast? can I bring him back again? I shall go to him, but he will not return to me.'
24 And David comforted Bath-sheba his wife, and went in unto her, and lay with her; and she bore a son, and called his name Solomon. And the LORD loved him;
25 and He sent by the hand of Nathan the prophet, and he called his name Jedidiah, for the LORD'S sake. 
26 Now Joab fought against Rabbah of the children of Ammon, and took the royal city.
27 And Joab sent messengers to David, and said: 'I have fought against Rabbah, yea, I have taken the city of waters.
28 Now therefore gather the rest of the people together, and encamp against the city, and take it; lest I take the city, and it be called after my name.'
29 And David gathered all the people together, and went to Rabbah, and fought against it, and took it.
30 And he took the crown of Malcam from off his head; and the weight thereof was a talent of gold, and in it were precious stones; and it was set on David's head. And he brought forth the spoil of the city, exceeding much.
31 And he brought forth the people that were therein, and put them under saws, and under harrows of iron, and under axes of iron, and made them pass through the brickkiln; and thus did he unto all the cities of the children of Ammon. And David and all the people returned unto Jerusalem.


Ⅰサムエル記1章28節

2022-01-06 14:38:20 | Ⅰサムエル記

Ⅰサムエル記1章28節

 

?それゆえにまた、私はこの子を主に捧げさせました?
この子が生きて生きながらえている限り、この子は主に捧げられているのです。」{貸し出されているのです。
そうして、そこで彼らは彼ら自身に主を礼拝させます。

 

?それゆえにまた、私はこの子を主に捧げさせました{貸させました:ヒフイル態完了形}?
この子が生きて{カル態完了形}生きながらえている限り、この子は主に捧げられているのです。」{貸し出されているのです。{カル態受身形}
そうして、そこで彼らは彼ら自身に主を礼拝させます。{ヒトパエル態未完了形}