きまぐれ手品師 よだ たかみ/東松山の子ども会マジックショー、バルーン、パントマイムetc♪内容は気まぐれに♪

埼玉県東松山のきまぐれ手品師の活動ブログ

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今日は地元東松山のマジックサークルへ。

2014-09-21 16:47:43 | マジックサークル
おおよそ2ヶ月ぶりに、ピアニィーマジシャンズクラブの定例会へ
参加をしてきました。

今日はチャイナリング(ポケットリング)の手順のおさらいの後、
ハンカチを使ってスリップノットのレクチャーを行いました。

会員の方から、できればテキスト(書面)を頂きたいとのご要望が
ありました。

あると助かるんですよね。
でも実際に作るとなると、極めてわかりやすく詳細に記載しないと
書いた人にはわかるだけで、結局は後日に書いた本人に聞かないと
やり方がわからない状況になります。。。

いつもは必要に応じて黒板へ書いて、各自でノートをとって頂いて
進行をしていますが、皆さんに分かりやすい工夫が浮かびません。

毎回定例会で直接聞いて頂いてお教えする形が一番早いのですが、
私自身が依頼や仕事で定例会に出られない事も多々・・・。
申し訳ありません。

教えやすく、覚えやすいマジックもなかなか無いものですね。


<閑話休題>

ずっと頭に残っていた言葉。

「今の時代のマジシャンやマジックの考案者は、先人の人達が既に
たくさんのトリックやギミックなどを考案してしまっているので、
今から新しいものを考え出す(作り出す)のは難しいんですよね」

この言葉を聞いたとき、私は推理作家の泡坂妻夫先生を思い出して
いました。先生の本を読んで、昔、同じような文面を読んだ記憶が
あったからです。
確か、同じような意見に対して、泡坂妻夫先生が
「そんなことはない」
と、嗜めていた文章だったような記憶でした。

しばらく引っかかっていたので探し続けていたのですが、ようやく
それを見つけることができました。

「亜愛一郎の転倒/創元推理文庫/泡坂妻夫著」
この小説の巻末で、田中芳樹さんが著者について書かれている中に
似たようなシチュエーションでの話題がありました。

↓以下はミステリーについての質問時のやりとりの引用です。

『とたんに泡坂さんの眼差しが厳しくなり、口調もややあらたまって、
「いやいや、とんでもない。そんなことはけっしてないよ。先人に
 費いつくされたアイデアなんてありませんよ」
そうおっしゃったのであった。』
(田中芳樹・「だます達人、だまされる達人」・1997年・
 337ページ~338ページ)

※費い=つかい

私の様な凡人には、いつの時代に生まれても到底、今にあるような
数々の素晴らしいマジックアイデアなんて、思いついたりはしない
だろうなと思ってしまいますが、まずはそれを払拭して、可能性を
狭めずに研鑽を続けていけば、今まで盲点となって見落としていた
アイデアを見つけることができるのかもしれません。

きっと、たぶん、もしかしたら、万が一・・・(苦笑)

ともあれ、ひとつの引っ掛かりが解消できてすっきりしました♪
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