写真は土曜日のオフ会の様子です。
(肖像権の問題を考慮し、ピントをずらしています)
さて、マジック教室初日。
朝帰ってくる電車の中で1時間ほど寝たからなのか、
気合が入っているせいなのか眠気は全くありません。
購入しておいたトランプを持ち、地元の中央公民館へ
自分の軽で向かいます。
12時半に集合し、1時半に教室を始める予定。
少し早めに着いた私は1人、今日のマジック教室での
トランプマジックの説明をノートに書いて時間を潰し、
メンバーが集まったら教室の机とイスの配置をします。
13名の申し込みで、急遽1名の方が欠席して12名。
1時を回って、申込者の方が教室に入ってきました。
時間通り1時半にマジック教室が開始され、2名の方が
若干遅れて到着されましたが、全員揃われました。
まずは公民館の職員の方が進行を務め、館長の挨拶。
そして、今回発起人のRさんが進行役を交代して
いよいよマジック教室のプログラムに入ります。
最初にスタッフ紹介を簡単に行い、次に参加者の方々の
マジック経験とマジック教室申し込みの動機を聞きます。
主には「職場で見せたい」「親戚や近所の子供に見せたい」
という方がほとんどでした。
時間をたっぷりと使ってRさんが会場の雰囲気を明るく、
そして和やかにしてくださいました。
Rさんはトークもベテランで、直ぐに観客の心を掴みます。
また、サーストンの三原則も教えていらっしゃいました。
場の空気もだいぶ温まった頃、とうとう私の出番です。
先に机の上に配布しておいた新品のバイシクル(トランプ)は
皆さん、好奇心にかられて既に開封していらっしゃいました。
一応、遅れていらした方が未開封でしたので、開封作業から
順に説明をしていきます。
マジックにハマっていらっしゃる方はご存知かと思いますが、
バイシクルを始め、USプレイングカード社製のトランプは
包装しているフィルムを剥がす為の糸に切込みがありません。
よく、タバコやガムの包装を剥がす時に引っ張る物と同じで
糸は入っているのですが、その糸の端には切込みが無いので
綺麗に取る事ができません。
その事を考慮し、会場へ向かう前に切込みを入れておきました。
1つ1つ丁寧に。
その糸を引っ張って綺麗にフィルムを剥がしてもらいます。
しかし、フィルムの下の大きい部分は取らない様に伝えます。
それは飲み会の席等でグラスからテーブルに垂れた水滴の上に
不意にトランプを置いて濡らしたりしない為の予防です。
良質の紙製トランプですので、濡れてしまうと使えません。
この事を伝えただけでも、感心して聞き入って下さいました。
そして封をしてあるシールを爪で破るか剥がしてもらいます。
剥がした場合には箱に残った粘着物質を綺麗に取る様に伝え、
剥がしたシールを、ガムテープでゴミを取る様に上手く使って
粘着物質を残さない様にお願いします。
ベタベタしたままポケット等に入れると埃が付いて汚くなり、
マジックを見てもらうお客さんに対して失礼に当たる為です。
ここでトランプを触る前には必ず手を洗う事も伝えておき、
サイドが汚れてきたら新品を使う様にも伝えました。
そしてカードを箱から出してテキストカードを抜いてもらい、
色々と観察をしてもらいながら、トランプの説明をします。
デック、トップカード、ボトムカード、パケット等の説明をし
シャッフルやスプレッドは実演をしながら話しました。
半数の方が持参したノートに熱心に書き込んでいらっしゃり、
書き込むペンの音が少しプレッシャーに感じました。(笑)
さぁ、皆さんが待ちに待ったマジックの講習が始まります。
まずは実演。
その前に皆さんに先にお願いと注意を申し上げておきます。
最初に見た時の驚きを忘れないで下さい。
そして、タネを知っても落胆して意欲を失わないで下さい。
そして1つ目のマジック(3枚のカードを使ったカード当て)
実演→解説→個別指導→隣同士での練習演技→質疑応答をし、
全員の方が素直にこのマジックは素晴らしいと認識して、
意欲的に練習に励んでいらっしゃいました。
次に2つ目のマジック(同じ数字のカードが集まるマジック)
こちらはセルフワーキングという種類のマジックですので、
セットと手順を正確に行えば誰でも同じ現象が起こせます。
しかし、比較的簡単で有名なこのマジックも、70歳以上の
高齢者の方は手順を覚えるのはかなり大変だった様子です。
セット→表返して混ぜる→裏返して上から5枚並べる→
1枚指定してもらい、それ以外を元の順で拾う→1山配る→
一山配りながらストップと言ってもらう様にお願いする→
ストップと言ったら配るのをやめ、指定した1枚を開ける→
持っている山を机に置き、ストップまで配った山に持ち替え
開けたカードの数字の数の山に分けて配る→トップをめくる
演技時間はそんなに長くありませんが、覚える部分は意外と
たくさんありました。
その後、予定時間の3時半が過ぎてしまったので一旦終了。
用事のある方はお帰りになられましたが、15分の休憩後に
最後の10数枚のカードを使ったカード当てを教えて終了。
5時近くまで練習会場となっていました。
何だか私の3倍以上生きていらっしゃる方がかなり多いので
講習にも丁寧に気を使うのが少し大変でした。
だって「先生!」て呼ばれるんですから・・・
人生で初めてです。
次回は補助役なのですが、マジック愛好家を増やす為にも
頑張ってきます。
(肖像権の問題を考慮し、ピントをずらしています)
さて、マジック教室初日。
朝帰ってくる電車の中で1時間ほど寝たからなのか、
気合が入っているせいなのか眠気は全くありません。
購入しておいたトランプを持ち、地元の中央公民館へ
自分の軽で向かいます。
12時半に集合し、1時半に教室を始める予定。
少し早めに着いた私は1人、今日のマジック教室での
トランプマジックの説明をノートに書いて時間を潰し、
メンバーが集まったら教室の机とイスの配置をします。
13名の申し込みで、急遽1名の方が欠席して12名。
1時を回って、申込者の方が教室に入ってきました。
時間通り1時半にマジック教室が開始され、2名の方が
若干遅れて到着されましたが、全員揃われました。
まずは公民館の職員の方が進行を務め、館長の挨拶。
そして、今回発起人のRさんが進行役を交代して
いよいよマジック教室のプログラムに入ります。
最初にスタッフ紹介を簡単に行い、次に参加者の方々の
マジック経験とマジック教室申し込みの動機を聞きます。
主には「職場で見せたい」「親戚や近所の子供に見せたい」
という方がほとんどでした。
時間をたっぷりと使ってRさんが会場の雰囲気を明るく、
そして和やかにしてくださいました。
Rさんはトークもベテランで、直ぐに観客の心を掴みます。
また、サーストンの三原則も教えていらっしゃいました。
場の空気もだいぶ温まった頃、とうとう私の出番です。
先に机の上に配布しておいた新品のバイシクル(トランプ)は
皆さん、好奇心にかられて既に開封していらっしゃいました。
一応、遅れていらした方が未開封でしたので、開封作業から
順に説明をしていきます。
マジックにハマっていらっしゃる方はご存知かと思いますが、
バイシクルを始め、USプレイングカード社製のトランプは
包装しているフィルムを剥がす為の糸に切込みがありません。
よく、タバコやガムの包装を剥がす時に引っ張る物と同じで
糸は入っているのですが、その糸の端には切込みが無いので
綺麗に取る事ができません。
その事を考慮し、会場へ向かう前に切込みを入れておきました。
1つ1つ丁寧に。
その糸を引っ張って綺麗にフィルムを剥がしてもらいます。
しかし、フィルムの下の大きい部分は取らない様に伝えます。
それは飲み会の席等でグラスからテーブルに垂れた水滴の上に
不意にトランプを置いて濡らしたりしない為の予防です。
良質の紙製トランプですので、濡れてしまうと使えません。
この事を伝えただけでも、感心して聞き入って下さいました。
そして封をしてあるシールを爪で破るか剥がしてもらいます。
剥がした場合には箱に残った粘着物質を綺麗に取る様に伝え、
剥がしたシールを、ガムテープでゴミを取る様に上手く使って
粘着物質を残さない様にお願いします。
ベタベタしたままポケット等に入れると埃が付いて汚くなり、
マジックを見てもらうお客さんに対して失礼に当たる為です。
ここでトランプを触る前には必ず手を洗う事も伝えておき、
サイドが汚れてきたら新品を使う様にも伝えました。
そしてカードを箱から出してテキストカードを抜いてもらい、
色々と観察をしてもらいながら、トランプの説明をします。
デック、トップカード、ボトムカード、パケット等の説明をし
シャッフルやスプレッドは実演をしながら話しました。
半数の方が持参したノートに熱心に書き込んでいらっしゃり、
書き込むペンの音が少しプレッシャーに感じました。(笑)
さぁ、皆さんが待ちに待ったマジックの講習が始まります。
まずは実演。
その前に皆さんに先にお願いと注意を申し上げておきます。
最初に見た時の驚きを忘れないで下さい。
そして、タネを知っても落胆して意欲を失わないで下さい。
そして1つ目のマジック(3枚のカードを使ったカード当て)
実演→解説→個別指導→隣同士での練習演技→質疑応答をし、
全員の方が素直にこのマジックは素晴らしいと認識して、
意欲的に練習に励んでいらっしゃいました。
次に2つ目のマジック(同じ数字のカードが集まるマジック)
こちらはセルフワーキングという種類のマジックですので、
セットと手順を正確に行えば誰でも同じ現象が起こせます。
しかし、比較的簡単で有名なこのマジックも、70歳以上の
高齢者の方は手順を覚えるのはかなり大変だった様子です。
セット→表返して混ぜる→裏返して上から5枚並べる→
1枚指定してもらい、それ以外を元の順で拾う→1山配る→
一山配りながらストップと言ってもらう様にお願いする→
ストップと言ったら配るのをやめ、指定した1枚を開ける→
持っている山を机に置き、ストップまで配った山に持ち替え
開けたカードの数字の数の山に分けて配る→トップをめくる
演技時間はそんなに長くありませんが、覚える部分は意外と
たくさんありました。
その後、予定時間の3時半が過ぎてしまったので一旦終了。
用事のある方はお帰りになられましたが、15分の休憩後に
最後の10数枚のカードを使ったカード当てを教えて終了。
5時近くまで練習会場となっていました。
何だか私の3倍以上生きていらっしゃる方がかなり多いので
講習にも丁寧に気を使うのが少し大変でした。
だって「先生!」て呼ばれるんですから・・・
人生で初めてです。
次回は補助役なのですが、マジック愛好家を増やす為にも
頑張ってきます。
例えば、最初に見たときの驚きを忘れないで下さい。とありますが、マジックになれてくると忘れがちになります。
マジックを演じる人が、純粋に擬似であれ魔法を楽しんでいないと、見ている側は面白くないはず。
そこのところを上手く伝えていらっしゃるようですね。
次回も頑張って下さいませ。
僕もよだっち先生の生徒になりた~い。
偉そうな事を言ってしまいましたが、個人的な思いですので参考程度に受け止めて下さい。
私よりもマークさんには素晴らしい師匠がいらっしゃるじゃないですかー。
それに、経験値や知識量から言っても、私なんかではマーク大先生の足元にも及びません。
どうやったらマジックが上手くなれますか?
是非真髄を伝授願います。(スランプの生徒より)
いや~しかし、凄く充実したマジックライフをお過ごしで羨ましい限りです。
昨日のブログも参照。(若いっていいですね~)
そしてマジックに対する心構えに敬服いたしました。
カードのサイドが汚れてきたら交換します。(爆)
逆に先日はマッチがくっつく事を教えられましたし(・・;)ゞ
ましてや真髄となると、私もどなたかにお教え頂きたいです。バーノンやカップスやトミーワンダーやエルムズレイや石田天海や高木重朗や・・・
って、どなたもいらっしゃらなかった。