「秋の暮れ たなびく煙 ソコここに 遠いお山は陽に映えて」
→ 一年の納めで畑をトラクターで耕しているこの秋
夕暮れ前にあっちこっちで枯れ葉や枝を焼いているのか
煙が立ち上っている。 風がないので煙はまっすぐだ。
小春日和の今日は日本晴れ、遠くに見えるいつもの山には
夕陽があたって別世界のようだ。
<意訳>
何か忘れていたものを思い出させてくれるのは「ニオイ」である。
田舎の煙のニオイはその代表的なもので遠い昔の幼き頃へ直結する。
それに加えて秋の夕映え、特に山に夕陽があたっていると近くに感じる。
ニオイと夕映えは田舎の風物詩、ニオイで五感を取り戻し季節を感じよう。
いつもの山が違って見える夕暮れはまた格別である。