ハワイ旅行
戦々恐々 日々暮らす
酔うて酔うて 今日も又
無事過ぎ行くを 祈りしや
酔うて酔うて 祈りしや
去年前厄 最悪を
思うて今も ぞっとする
余りの多く 重なりて
右往左往の 年となる
一生に一度の 重なりぬ
今年は本厄 如何なるや
酔うて酔うて 身の毛がよだつ
人生最大 出来事要らぬ
今も今とて 怯えてる
酔うて酔うて 怯えてる
思うだけでも 命が縮む
五体満足 過ごせるか
酔うて酔うて 気がかりぞ
人生最大 ならぬを願う
酔うて酔うて 願しや
酔うて酔うて 旅の地で
舞い降る雪に 見とれつつ
重ねるグラス 幾度か
酔うて酔うて 最北の
流れ来るや オホーツク
寒さ深々 募ります
外は凍てれて 極寒の
酔うて酔うて 心さへ
熱き心も 鋳て尽きる
酔うて酔うて 辿り着く
目に入る 北方の
今は悲しや 渡れぬに
酔うて酔うて 痛みます
何時になったら 戻れしや
手伸ばせば 届きしに
北方領土 手届かぬは
酔うて酔うて 歯痒きぞ
酔うて酔うて 痛みます
酔うて酔うて 迎えけり
無音の夜が 更けてゆく
誰とて居ない 部屋ひとり
ひとり侘しく 干すグラス
酔うて酔うて 今宵また
ひとり寂しく 酔いにけり
冷気深々 沈みゆく
熱き心を 冷やさんと
冬の夜は 更けてゆく
虚しき想いが 忍び寄る
深々更けゆく 闇の夜
侘しく募る 赤き炎
君を思いて 忍び泣く
切なく切なく 君思う
青春の息吹 蘇える
愛しき君を 胸に抱き
今宵も切なく 過ぎてゆく
酔うている 酔うている
今宵も 酔うている
新聞見ながら 酔うている
次は中東 ドバイかと
はたまた スペイン フランスかと
世界の未だ見ぬ 所をば
酔うて酔うて 描きしや
地球は自然の 芸術ぞ
人智及ばぬ 想像を
ひしひし実感 するばかり
酔うて酔うて アジアにも
タイにベトナム カンボジア
未だ未だ未踏の地 多数あり
世界遺産の あれこれを
この目でじっくり 見届けたし
人類歩みし 足跡を
酔うて酔うて 浮かべしや
残る人生 短しぞ
酔うて酔うて 急かせらるる
酔うて酔うて 危惧せりや
トランプの命 危なしと
一気に覆す 世界の仕組み
他人の事など 知らんぞと
己の意のまま 動いてる
暴君 そのままに
酔うて酔うて 振るまいし
延々と築きし 秩序をば
いとも簡単 放り出す
己のままに 動いてる
世界の仕組み 次々と
これまで築く 秩序をば
かなぐり捨てて 突き進む
酔うて酔うて 突き進む
世界の秩序 攪乱す
見えて来る 見えて来る
トランプ不吉な 末路をば
当たらねば良いがと 祈ってる
酔うて酔うて 危惧せりや
酔うて酔うて 嘆きおる
己の浅学 嘆きおる
人と逢い 友と逢い
語りて語りて 思い知る
己の未熟さ 思い知る
足らぬ事ばかりが 身に染みる
過ごせし これまでの
何と虚しき 己の道よ
時の流れに 身を任せ
無為に過ごせし 人生が
今になっては 悔まれる
己磨きを 怠りて
気付けば既に 時遅し
酔うて酔うて 虚しさが
包みて覆う 無力感
気付きし時は もうゴール
人生レース 敗北し
すごすご消ゆる 虚しさが
酔うて酔うて 流れゆく
酔うて酔うて 心配ぞ
世界の情勢 動乱に
イギリスの EU離脱
アメリカ トランプ大統領
益々世界 動乱に
中東情勢 混沌と
酔うて酔うて 心配ぞ
いよいよ地球 大荒れに
世界大戦 勃発か
それともトランプ 銃弾に
不吉な予感 当たらねば
良からんを 祈るのみ
揺れに揺れてる 世界中
地球規模で 不安定
酔うて酔うて 心配ぞ
この先地球 世界はと
酔うて酔うて 心配ぞ
酔うて酔うて 収める力なし
あちこち反乱 何故起こす
酔うて酔うて 問うてみる
身体の反抗期 迎えてか
身体あちこち 起こしてる
増えて増えて ひと山に
どちらが命の 源や
薬を入れれば 一食分
数えてみれば 幾種類
あれやこれやと 増えていく
目をしょぼつかせ ブルーベリー
酔うて酔うて ウコンをば
健康食品 飲んでいる
あれやこれやと 飲んでいる
我が身体 手なずけんと
酔うて酔うて 情けなや
そっぽ向いて 行くばかり
我が意とは 裏腹に
目も足も腰も 何処もかも
酔うて居る 酔うている
目を しょぼつかせながら
酔うている 酔うている