ハワイ旅行
酔うて酔うて 浮かべてる
あそこも行きし 此処も行きしと
テレビに映像 出る度に
懐かし懐かし 蘇える
北から南へ 思い出す
酔うて酔うて 昨日の如
あの宿この宿 懐かしや
あの岬 この岬
灯台様々 浮かびしや
酔うて酔うて 蘇える
シケで出られぬ 時もあり
大雪降りて 飛びたてぬ
そんな時も 有りしかと
酔うて酔うて 思い出す
思わぬハプニング 今となり
懐かし懐かし 旅の思い出
四季折々の 風景に
時には観劇 落胆も
酔うて酔うて 浮かびしや
遠き記憶も 蘇える
酔うて酔うて イライラぞ
パソコン反応 遅すぎる
せっかちせっかち この身には
反応遅し パソコンに
イライラ募る 毎日ぞ
あらやこれやと 試し打ち
キーボードも ストライキ
益々意思 不通にて
居ても立っても おられぬぞ
古きパソコン 未熟な腕と
如何にもならぬ パソコン作業
募るイライラ 高まるばかり
酔うて酔うて 高まるや
パソコン反応 我慢する
酔うて酔うて 我慢する
我慢も限界 達するや
こうなりゃ お前とお別れと
新しパソコン 発注と
酔うて酔うて 決めしおる
酔うている 酔うている
能弁なるを 嫌気して
頭の回転 鈍き事
さっと出て来ぬ 言葉にも
酔うて酔うて 落ち込みし
言葉を忘れた カナリアか
はたまた言葉を 失いしか
人との会話 少なくて
声帯までも 退化する
酔うて酔うて 閉じ籠る
己の世界に 閉じ籠る
外の世界に 背を向けて
人との接触 殆どなし
酔うて酔うて 独り言
益々声帯 使わずや
声出す事さえ 忘れてる
酔うて酔うて 進化する
己の声帯 退化する
酔うて酔うて 思い出す
あの大騒ぎは 何だったのか
サッカーワールドカップ
酔うて酔うて 馬鹿らしや
煽り煽りて 臨みしに
あっと言う間の 負け戦
阿保らし阿保らし あほらしや
会社休みて 応援も
真夏の夢の 競演に
酔うて酔うて 馬鹿らしや
テレビに新聞 大騒ぎ
勝つぞ勝つぞと 大合唱
馬鹿な者ども 踊らさる
経済効果 何兆円
取らぬ狸の 皮算用
酔うて酔うて 夢見たる
馬鹿な馬鹿な 協奏曲
酔うて酔うて 思い出したり
今も今とて 苦々し
酔うて酔うて 苦々し
酔うて酔うて 痛みしや
心の底から 痛みしや
己の心 鉄仮面
人の道に 外れしや
親の思い 無視しての
過ぎし人生 何なりや
己の心 痛みても
人の道 外れての
歩みし人生 半世紀
己の勇気 無きままに
痛み痛みの 人生を
親の思い 恩さへも
避けての人生 何なりや
悔み悔やみて 今になる
今も今とて 張り裂ける
己の勇気 無きままに
己の不甲斐なさ 恥じ入るや
酔うて酔うて 恥じ入るや
人として 価値無し己
いっそ抹殺 したきぞえ
酔うて酔うて したきぞえ
己を抹殺 したきぞえ
酔うて酔うて 振り返る
愛とは 恋とは
行きつ戻りつ 心の中を
醒めて眺める 己有り
酔うて酔うて 醒める心有り
忘却の 彼方となりし
灼熱の思いは 遥かに
ただ ひたむきに
恋し 愛した心さへ
一時の 熱病の如し
己に無きもの 惹かれる如く
ひたすら 恋痴れし故か
愛とは 恋とは
あれ程に 盲目になれしは
何ゆえか
酔うて酔うて 問うてみる
恋し愛した 熱き胸の内
今は重きで 苦痛でなりし
このギャップ 何なのか
無い物ねだりの なせる技
今も 葛藤しつつ
酔うて酔うて 夜は更けてゆく
思考乱れ 何ゆうてるやら
我も分からず 書き綴る
酔うて酔うて 更けゆく夜