喜寿から始まる

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生涯現役だけが安心老後

2018年02月22日 | 日記

いろんなところからメールがいっぱいくる。
国際金融作家の橘玲氏が「資産運用だけでは老後は過ごせない。定年後も働き続けることがベストな選択」とあった。

すっきりと気持ちいい。

運用するほど資産のある人はごく一部だろう。また、運用すれば資産が増えるとは限らない。むしろ運用失敗の方がはるかに確立が高い。
安全確実な道は働き続けることである。それしかない。
橘氏が「働くしかない」といいきったのは、彼自身が投資家だからではないだろうか。

安倍首相もそうだが政治家は綺麗ごとにしてしまう。
要は、働くしかないということだ。厳しい現実はあれこれ言わずに認めてしまった方がいい。
人はやるしかないとおもえば、何とかするものなのだ。

マンションの清掃員はかなりな年齢のようだがいつもニコニコと働いていた。
「これどこにおけばいいかしら」などというと決まって「そこにおいておいえもられば、こちらでします」と答えた。頼もしくて、姿をみれば安心していた。
突然姿が見えなくなった。
病気で入院したと聞いた。
みんなの信頼が厚く復帰を待っていた。
1か月ほどで亡くなったことを知った。癌だったという。年齢を初めて知った。84歳と。

1年以上経ち新しい清掃員になれても、いつもにこにこ寡黙に働いていた姿が思い浮かぶ。

まさしく「生涯現役」だ。
覚悟を決めて働き、周囲の人たちに爽やかさを残し死ぬ。

そうなれば、生涯現役も悪くはない。