喜寿から始まる

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金木犀の花の絨毯

2020年10月10日 | 写真・絵日記

一日中、冷たい雨だった。

金木犀、香りがしなくなり、忘れられた存在と思いきや、道路に落ちた花の集まりが絨毯のようだった。オレンジ色に輝いていた。
赤みのオレンジ色とは異なり、黄色味のオレンジ色は言葉の通り輝いて見えた。
香り(臭覚)と同じ一瞬だが、強烈な印象(視覚)が残った。
上を見上げると、そこに金木犀の木があった。
香りはどことなく漂ってくるのに、花は木のすぐ根元に落ちるんだ、所属を忘れないでとでもいうように。
金木犀はこんもりと茂り、濃い緑なので、目立たない。
花はこんなに鮮やかなのに、小さいので、咲いているときは濃い緑に吸い込まれて存在感がない。
香りと落ちた花でその存在感をみんなに知らせているのかもしれない。
こういう存在感の知らせ方っておもしろい。
だから、金木犀は忘れられない。

ウオーキングは身体を動かす運動だ。
ウオーキング中には無意識のうちに五感が目一杯アンテナを挙げているらしい。
刺激をうけて頭の方も激しく働いているようだ。

まずは身体を動かすこと、かもね