分け入っても分け入っても本の森

本読む日々のよしなしごとをそこはかとなく♪

●忙中閑

2008年12月18日 20時05分57秒 | haiku(俳句)
「師走でやす」――と友人の口真似をしてみたり。
忙しいと言うと叱られる文学専攻なので、「忙しがっています」。*1
でも、ふと見上げた冬空は清潔な青♪

銀杏並木から見上げた空



黄金の 銀杏並木と 富士の山

銀杏並木の黄金色の紅葉と彼方に拝す富士山、これこそ東京のもっとも東京らしい風情です。  

*1 たとえば他にも、何かを「やらせていただきます」と言ったりしたら、無礼であるから叱られます。(日本語は難しすぎるのでグローバルスタンダードになり得ないです、おそらく。もはや、ほとんどの日本人も日本語は使いこなせなくなってきていますし)

追記(思いついた余談):二人称の「あなた」はもちろん蔑称であるからして、夫にこう呼びかける妻というのは潜在意識で夫を見下しているわけですが、主体はそれを自覚していない場合が(この場合の助詞は「が」です)多いです。

さらなる追記:助詞の「が」なんてそう使うものではないのに、ばかの一つ覚えの幼児みたいに、助詞は「が」しか使えないような大人も増えています。

●ある昼下がり

2006年03月31日 21時39分22秒 | haiku(俳句)
午後のお紅茶をたしなむぼくに、緊急コールが。
「みか5さいちゃんが、幼稚園を脱走しました。保護者の方は、いらっしゃいますか」
ピーンときました、ぼく。
年度末に押し寄せる、誰もが嫌がる書類の山を、みか5さいちゃんとこに押しつけたりするから……。

春爛漫、桜満開の千鳥ヶ淵。
ボートにひとり、文庫本を抱えたみか5さいちゃんは乗り込もうと。
そこへ、ヨンダッシュで駆けつけ飛び込むぼくです、ぼくですよ、みか5さいちゃん。
「あ、ヨンダくんに、みつかっちゃった」
「だいじょうぶ、誰にも言いませんとも」
「もう今日は、幼稚園に戻らなくていいよね」
「いいですとも、いいですとも」
あとで、神保町に寄りましょうね。ケーキも買って、いいですからね。

 漕ぎいだして ひとりかも寝む 桜の濠(ほり)
  

●七草粥

2006年01月07日 21時16分35秒 | haiku(俳句)
七草粥のご馳走を食べながら、みか5さいちゃんとぼく。
「お正月に読んだ本から選んで、何か書いてください」
「それより、パソコン2台欲しいんですけど、ダメですか」
「もう、自分の言いたいことばかり言って」
「みか5さいちゃんこそ♪」

 七草粥 いっぱい食べて ダイエット
   

●お正月

2006年01月01日 10時46分16秒 | haiku(俳句)
あけましておめでとうございます♪
お家の周囲を、ちょっとだけお散歩。
澄み渡った新年の早朝――大都会なのに誰もいなくて、ピーンと張りつめた冷たい空気が、気持ちよかったです。

 寒気破る 新たな決意 胸にして

 初氷 なぞる指先 目を覚ます

 おくゆかし めでたさはにかむ 曇り空
   

●ぼくがいるのに

2005年12月11日 18時57分33秒 | haiku(俳句)
町内会の餅つき大会で、あんこと黄粉のお餅をもらって帰ってきました。

「臼と杵でついたお餅って美味しいね、ヨンダくん」
「ほんとですね♪」
熱い緑茶を入れて、美味しくいただきます。


 さびしくて また楽しくて ひとり炬燵   

――お部屋と廊下に積み上げた本が、まったく片づきません。