おはようございます! 寄居町商工会の杉山です!
今日は4月1日、今日から新年度が始まりました。 商工会は基本的には人事異動がなく、事務的に大きな変化はありますが、毎年同じ流れで新年度をむかえます。 新年度をむかえるにあたって、外部的な変化がありませんので、個人的には新鮮な気持ちに切り換える努力をしています。
さて、先日読んだ本の中に、とても気にいったフレーズがありました。 そして、その言葉は私の気持ちを、強く後押ししてくれました。 「水車を一生懸命押しているうちに、やがて加速がついてくる!」 よく言われる言葉かもしれませんが、あらためて私を勇気づけてくれる言葉として目に留まりました。 正直、商工会の環境はとても厳しい状況にあります。 経済環境、社会環境が変化して、商工会員さまにとって厳しい時代ですから、商工会自体が厳しいのは当然です。 しかし、依然として、商工会のことを様々な関係者から理解してもらえないでいます。 もちろん努力が足りないと言えばそれまでですが、ジレンマです。 以前から訴えていますが、私は商工会は社会になくてはならない組織だと思っています。 さらに、とてもやりがいのある職場だと思っています。 私は信金に10年以上勤務して、その信金が破たんして、悩んで、転職してきましたので、ある程度客観的に商工会を見ることができていると思います。 しかし、一般の方から、行政から、残念なことに会員さまからも理解されない状況にあります。 そのことが悔しくて悔しくて仕方がありませんが、まだまだ努力が足りないのです。 そんな中、寄居町商工会では全職員が一丸となって基本方針のもとに、商工会の存在意義を理解してもらうようがんばっています。 しかし、なかなか前進していかない。 ほんの少ししか動いていかない。 そんな状況に少し疲れを感じていました。 そんな時に、この「水車を一生懸命押しているうちに、やがて加速がついてくる!」という言葉が目に、そして心に留まりました。 とても勇気づけられました。 少しずつですが、前に進んでいる状況ですので、このまま努力していけば目の前が開けてくるのであると。 今年度の寄居町商工会は加速がついてくると感じています。 そして埼玉県の商工会が加速して、さらには全国の商工会が加速していくと確信しています。 そんな想いを忘れずに目の前の壁を押し続けていきたいと思っています。
▲寄居町にある川の博物館の水車
▲寄居町風布にある水車