アニメ「神無月の巫女」
それは学園美少女物とは大きく一線を画し、コバルト少女小説にはない乙女の
色濃い恋心と悲劇の運命を描いた自分史上最高峰の百合アニメ。
後続の百合物がちょっとやそっとで太刀打ちできない。
お兄様、お姉様が深夜こっそり鑑賞したい禁断の愛の物語。
少し語弊のある言い方ですが、アニメとしての「マリ見て」よりは上の意味です。
神無月ではじめて百合というジャンルを知り、その後いくつか評判のアニメを視聴してみたのですが、DVD、CD、原作と買い揃え何度も見直したりしているのは、やはり神無月だけです。
他アニメの信者様には悪いのですが、いくら作画が良くて知名度が高い他作品をみても
「神無月と比べて」完全に受容できない理由を探してしまう。
逆に言えば他と見比べる事で、自分の中にある譲れない稜線というものが
浮かび上がってくる…。
百合は好きだけど、全く男の出てこないってのも張り合いなくてつまらないです。
あと、学園物とか複数人が同じ制服や戦闘服着てる設定って、人物の性格やら身体的特徴やらに相当差異を設けて描写しないと、それぞれの魅力が浮かび上がってこない。
各人を掘り下げるエピソードに時間を割くには、尺の問題があります。
「神無月の巫女」はたった12話で、登場人物も数少なく、エピソードが非常に濃縮されているので、製作者側の表現したいもの――「真正面から描かれた女の子どうしの愛」が、
まっすぐに伝わってきます。
終盤の泣き所である11話・12話を本放送で観たという出会い方が、単に良かったのかも。
百合アニメ視聴歴が長く、第一話からチェックしていたら、もっと冷めた視点で眺めていたかもしれない。
アニメにあまり手を広げたくない、消化不良を起こすほど量産される物語を消費したくない、と考えている自分には最適のアニメでありました。
……って単に多くを知らない者の浅薄な言い分なんですけどね。
最近読み始めた小説の『マリみて』や、他の百合アニメ等については
機会があれば雑記程度に感想でも書こうかと思います。
それは学園美少女物とは大きく一線を画し、コバルト少女小説にはない乙女の
色濃い恋心と悲劇の運命を描いた自分史上最高峰の百合アニメ。
後続の百合物がちょっとやそっとで太刀打ちできない。
お兄様、お姉様が深夜こっそり鑑賞したい禁断の愛の物語。
少し語弊のある言い方ですが、アニメとしての「マリ見て」よりは上の意味です。
神無月ではじめて百合というジャンルを知り、その後いくつか評判のアニメを視聴してみたのですが、DVD、CD、原作と買い揃え何度も見直したりしているのは、やはり神無月だけです。
他アニメの信者様には悪いのですが、いくら作画が良くて知名度が高い他作品をみても
「神無月と比べて」完全に受容できない理由を探してしまう。
逆に言えば他と見比べる事で、自分の中にある譲れない稜線というものが
浮かび上がってくる…。
百合は好きだけど、全く男の出てこないってのも張り合いなくてつまらないです。
あと、学園物とか複数人が同じ制服や戦闘服着てる設定って、人物の性格やら身体的特徴やらに相当差異を設けて描写しないと、それぞれの魅力が浮かび上がってこない。
各人を掘り下げるエピソードに時間を割くには、尺の問題があります。
「神無月の巫女」はたった12話で、登場人物も数少なく、エピソードが非常に濃縮されているので、製作者側の表現したいもの――「真正面から描かれた女の子どうしの愛」が、
まっすぐに伝わってきます。
終盤の泣き所である11話・12話を本放送で観たという出会い方が、単に良かったのかも。
百合アニメ視聴歴が長く、第一話からチェックしていたら、もっと冷めた視点で眺めていたかもしれない。
アニメにあまり手を広げたくない、消化不良を起こすほど量産される物語を消費したくない、と考えている自分には最適のアニメでありました。
……って単に多くを知らない者の浅薄な言い分なんですけどね。
最近読み始めた小説の『マリみて』や、他の百合アニメ等については
機会があれば雑記程度に感想でも書こうかと思います。
ふたたび、コメントありがとうございます。
ブログ創設期の記事ですね。こんなこと書いていたんだと恥ずかしくなりましたね。
この頃はあまり他を観ていないので偏愛が過ぎました。
いまでも、ナンバーワンには違いないですけれど。
好きなひとには好き。分からないかな~?
みたいなマニアの行き過ぎた愛情ですよね、きっと。
おなじくこの作品が好きな方でも、いろんな志向があるものですね。というのを、ここ三年ぐらいのブログ生活で学びました。
他のどんなアニメを見ても、あんなに短く深くまでいったものに出会ったことがまだないのです(もはや尊敬)。
これからいい作品に出会えることを期待します、でもナンバー1はもう神無月で決定ですね(笑)
>それが二回目にみて、いままでにないアニメへの没頭(?)が始まってしまったんです。
私は初見(アニメ本放映)では十一話、十二話しか観なかったのですが。最終回でボロ泣きしちゃいましたね。
それから、数年来アニメなんて観なかったのに、気にするようになりました。
>他のどんなアニメを見ても、あんなに短く深くまでいったものに出会ったことがまだないのです(もはや尊敬)。
あまり多くに受け入れられるものではないかもしれませんが。ある種のひとには、ツボにハマったらどんどん深みに行ってしまう作品ですね。麻薬みたいな(苦笑)
>これからいい作品に出会えることを期待します、でもナンバー1はもう神無月で決定ですね(笑)
この記事を書いた時点では文句なくオンリーワンでしたけれど。今は微妙に違いますね。もちろん寝ても覚めても、これが好きには違いないですが。
あとひねくれ者ですので、マニアックな作品が好きだったというのもあったり。
他の好きな作品は、このブログの他のところで随時紹介しております。評判はあまりかんばしくないですが、「京四郎と永遠の空」もけっこう好きですね。
この作品がなぜ好きか、その深層理由を探ってしまったとき、一概に作品として楽しめなくなった気がしました、個人的に。
ともあれ、愛好者の方が増えてくださって嬉しい限りですね。