【画像20241014】【祝・神無月の巫女20周年】
神無月の巫女20周年、おめでとうございます。
…というめでたき言葉を2024年10月1日に言いたかったのに、数箇月前からスタンバイしていたのに…諸事情で間に合いませず。悔しいので、代わりにこのたび更新開始する二次創作小説をその記念日の日付リンクで更新することにしました。10月も半ばになってやっと落ち着いて時間がとれるようになったわけで。
10周年記念の2014年には「神無月の巫女 2014→2004」という特集記事を、魔法少女リリカルなのはやマリア様がみてるともども書くぐらいに意気込んでいたのですが。今からよみかえすと、過去の記事はかなり偏見にみちて書きなぐっていたきらいがありますよね。
20年もすれば人々の思想もはやりすたりがあり、生き方も驚くほど変わっていきます。
あの当時、時代が早すぎたといわれるこの作品のけっこう過激な表現も、一部は斬新としてさきがけとなり、また一部はタブーとして封印されつつあるのかもしれません。まさか20年のちも世代を超えて語られるなんて誰が思ったことでしょう。いや、制作陣の皆さんは知る人ぞ知る作品にしたいとの一念で生み出されたのでしょうけども。
この20年は作品語りをしたい、そんな一心で生き延びてきたものでした。
20年でかなえられた夢もあれば、届かず断念してしまった望みもあり、出会う喜びもあれば別れで失うことも多い。健康状態もかなり後退してしまいましたが、それでもまた次のディケイドまでは語り継ぎたいと思っています。書きたいことは多いのに、言葉と時間が追い付いていない状態です…。
この作品に出会えてよかった! という人が今後も増えつづけてくださったらいいな、と。
【Image】画像で語る、すこぶるアガる、神無月の巫女
神無月の巫女20周年、その前に。二次創作小説の更新時お知らせ記事につけていた画像。たまにコメントをつけていましたが、いい機会なので、ちょこっと遊んで企画化してみることにしました。
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神無月の巫女二次創作小説「君の瞳に生まれたエフェメラ」
第一話:来栖川姫子の写真
千歌音ちゃんに再会したときから、わたしのアルバムの空虚な隙間は埋められていった。まるで裏側から炙り出したように、彼女の姿はみるみる浮かび上がってきた。
そうすると、わたしの瞳を覆っていた膜が溶け出すように流れて、写真の上に滴り落ちた。写されたのは高校生なのに、出逢ったわたしたちは、もう二十歳を超えてしまっていたからだった。
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神無月の巫女二次創作小説第十六弾にして、二〇周年記念の新作をお届けいたします。転生後に同棲しはじめたものの、ある一枚の写真をめぐる姫子と千歌音のさざなみを描いた短編アフターストーリー。
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([神無月の巫女二次小説 其の一]→「君の瞳に生まれたエフェメラ」(目次)