陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

★就職氷河期世代が自分の職業適性を考えてみた(まとめ)★

2024-10-17 | 仕事・雇用・会社・労働衛生

もし人生をやり直せるとしたら、どうしたいですか?
私が思うのは、大学院になんか行かずに、学生時代のうちから、自分の職業適性について、そもそも自分の性格や能力についてきちんと把握しておけばよかったということでした。

20代後半に初めて社会人デビューした私は、そのあとの度重なる空白期間を含めたら、職業スキルが極端に乏しいといわざるをえません。

ただ、運が良かったのは。
仕事でつまづいたときには、面倒な人間関係から離れられ、頼りになるメンターから適切なアドバイスを戴けたことでした。

そして、気づいたのは。
私がブラック職場に辿り着いてしまうのは、そもそも、自分の気の持ちようや思考の癖にも原因がある、ということでした。自分のことは見えているつもりでも、他人から見える自分は自己イメージとは異なるものです。

今回は、自己の誤った職業選びで失敗を続けた私が血路を開くために求めた方法を記事にまとめています。


資格取得やスキルアップ「だけ」では、会社で仕事ができる人になれない
人間関係が理由で兼業会社員の仕事を失ったときに、あるキャリアコンサルタント氏から言われた言葉。なぜ、いまの職場で失敗したのか。反省しないと、また同じことを繰り返すだろうという至言。

【自分は会社でどう働きたいのかを再考してみる】
自分が会社選びを誤っていたのはなぜか? 私は、自分の気持ちに向き合うために、ひとりになって考えてみることにしました。さもないと、会社勤めが嫌だ、「たったそれだけの理由で」、自分を滅ぼしてしまいかねなかったからです。

【40代になってまともな適職診断を受けた私の職業観】
私が会社員として働き続けたい理由は、個人事業では味わえない、他業界多業種の肌合いを知ることでした。面接時には「御社に貢献したい」だの「顧客満足度が高い仕事を」だの口走ってみても、ほんとうの仕事のやりがいは「自分の本業にフィードバックしたい」なのです。

【性格検査で自分のほんとうの仕事の適性がわかる】
若い頃の職業適性テストが、かならずしも、自分の仕事の向き不向きを教えてくれるものではない。生まれつき変わらない性格を知る模擬検査で、自分の強みと弱みがわかる。そして、自分がなぜまちがったプレゼンをしていたのかも。

【職業適性を見極める適職診断テスト】
世の中にはいろんな仕事があります。子供じみた興味で、派手な仕事に憧れるべきではない。自分に向いている仕事や能力に気づいていれば、無駄な回り道をせずに幸せな職業人生を歩めたのかもしれません。

【40代になったら挑戦できる仕事は限られている】
これから会社員として就業できる機会も、能力開発も限られています。私はやはり、仕事は自分のためだけにしたいのです。かなりの傲慢ですが、会社で働いてさんざん傷つけられてきた私の処世術処世術ですから。会社で働く道をあきらめはしないが、過度に依存しはしないということです。


尚、この記事を書きあげた1箇月半のちに。
なんと、私は念願の総務経理の専門事務職として正社員での就業ができたのです。自分の適性を把握したうえで、過剰に飾らずに、前向きに面接でアピールしたおかげだったのかもしれません。コロナ禍のさなかに再就職できるとは思ってもみなかったので、とても嬉しかったです。

この記事は予約投稿にしていますので。
掲載される頃には、はたして、私がその仕事を無事に続けられているのか、不透明ですが。勤め先が倒産しない限りは定年まで長く働きたいと思える、はじめての職場でした。



★不登校・引きこもりでも生存戦略しませんか★(2019-07-04)
挫折からなにかを学んで、いかに立ち上がったかで、人生が決まる








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