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連休中の予定がなくとも、やりたくなるのが二次創作物の手入れ。
ひとり遊びが好きな自分にとっては天国です。凝った料理やプラモデルなどの工作と違って、技術も、特別な道具も、とにかく必要ない! ブログで発表する分には、ふだんの記事とおなじスタイルで投稿すればよいだけ。不器用でものぐさ、なのに理屈っぽい自分にはぴったりです。かれこそ、20年ぐらい続けている趣味です。
オフライン活動すなわち同人誌の発行でしたら、締切があります。
原稿が間に合わない、進捗が危うい状況、いわゆる修羅場アピールをされるのもコミケやイベント参加通知がきたあとのサークルさんの定番らしい。同人屋さんのファンもそれを喜んで(悲しんで?)いるふしがある。
こうした名物ぼやきもオン専二次創作にはありません。
その二次創作者のファンがいたとしても、いつ更新されるかわからないファンサイトでは、しばらくサボってしまうと足が遠のいてしまうでしょう。自由気ままにマイペースで制作できる裏には、こうした功罪もありえます。
データなので延々と無限修正できてしまう。
逆にいえば、どこかで思い切らないと、ずっと表に出せないままの習作で終わってしまう可能性があります。まさに自己紹介乙です。
二次創作絵でツイッターなどで鉛筆書きでもなんでも、えいやっと載せてしまえるのならばいいですが。
ストーリーは途中の構成が抜けてしまうと、いつまでたっても完成できないまま、PCの奥で眠り続けることになります。うっかり、PCが物理的な事故でお陀仏になると、お蔵入りにさえなります。
こうした長年陽の目をみずに、半端に書き散らしたままの二次小説の在庫がけっこうPCを乗り換えるたび残っていることに気が付き、そして、忘れてしまっていたのでした。
体調が悪化し、残りの人生年数を考えた拍子に、ふとがんばって仕上げられた作もありましたが、すべての妄想を世に出せなかったのは残念としか言いようがありません。
寝かせて、練って、固めて、崩す、それが楽しい二次創作――なんだけども、寝かせすぎて時期を外してしまうこともありますよね。すでに旬を過ぎてしまったとか。
そういったモヤモヤを抱えながら、ひとりでできる趣味なので、私はひっそりとブログで二次創作を楽しんでいる次第です。いつもお付き合いくださり、感謝しています。そこのあなた様へ。
(2024.5.10)
【二次創作者、この厄介なディレッタント(まとめ)】
趣味で二次創作をしている人間が書いた、よしなしごとの目次頁です。二次創作には旨みもあれば、毒もあるのですね…。