陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

雪にふりまわされた一日

2025-02-08 | 自然・暮らし・天候・行事

暦の上では立春なのに、寒さますます深まります。
ここ数日、最高気温がひと桁台のご当地県。昨晩は暖房を利かせた部屋でも20度になってくれず、窓際からはビョウビョウと鳴る風の音と、突き刺すような冷気がしのびよります。

二次創作小説でちょうど雪世界のシーンを書いている最中だったけども、まさか自分の現実でそうなるとは思いだにせず。

さて、トップ画像は、2月8日朝の鉢植え栽培のネギ。
雪に数センチ埋もれて、色味も悪い。数日前までは鮮やかなグリーンで、垂直に伸びていたのに。

先週末も悪天候だったため、野菜づくり作業をお休み。
さすがに10日ほどもご無沙汰なので、本日午後に確認に出かけました。ひょっとして霜の害で全滅…?! も覚悟はしましたが、無事な株も多かったです。陽当たりはよいので、雪はほとんど溶けていました。

ただ、黄色や紫、赤みなどやや変色葉が増えています。
雪の重みでつぶされたのか、弱ったそこへ風にあおられたか。青いのだけども、元気のない葉もちらほら。風でちぎれたか、餌のない鳥についばまれたか、けっこう切れている葉もありました。



1月29日に8回目の間引きをおこなって風通しをよくした、第二弾コマツナ群。
11月10日種まきからすでに3箇月近く、本来ならば収穫時期なのですが、まだまだ葉が小さい。でも、けっこう肉厚になっているので、適期なのかも。

この日は、バナナ液肥+卵酢スプレーだけして、作業を早めに切り上げ。
極端に水やりすると、寒さで土が冷たくなりそうで。日の入りが遅くなったとはいえ、今後は午前中に作業したほうがよさそう。

行きも帰りも山際の道にはけっこうな雪が残っていました。
空き家の庭も白が翠と映えて美しかったのだけれども、寒くて撮影する気になれません。

私の方にはあまり実害はなかったのですが。
積雪のせいなのか、家に被害があったりした方もいたようです。うちも空き家のほうの劣化が心配であります。

運転中はタイヤが滑らないか神経をとがらしていましたし。そのあと、買い物先の通路が凍っていて、転びやすくて、とても怖かった…。

ビルの谷間の日陰になりやすく、車の通行量が多いところは、半端に溶けた雪が道路にひろがって氷で覆ってしまうんですね。

我が家は積雪量2センチぐらいでしたが。
地方によっては、雪かきをする際の落下事故や氷柱など、自宅周りでも危険が警戒されています。

埼玉県の道路陥没事故も、運転手さんがまだ見つかっていないというし。
この時期、外でお仕事される方は大変ですね。農産物の被害も懸念されます。

私も昨年まで勤めていた会社で、いちばん寒い日にオンボロな暖房がぶっ壊れて、体調崩しました。道路事情がよくなく運転が危険なので休もうとした高齢の社員さんをむりやり呼び出したり、それを有休扱いにしなかったり。労働者の命に係わることには、お金をかけてほしいし、配慮してほしい。会社の利益のために、人を使い捨てる姿勢は許すまじ。いやなこと、思い出します。極端に寒くなるとメンタルも下降気味なので、困ります。

皆さまも暖かくしてお過ごしください。
私もまさかに備えて、食材などを買い込んできました。もちろん、買い占めにならない程度にですけどね。


(2025.02.08)






この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小説『マリア様がみてる マ... | TOP | 【Image】画像で語る、すこぶ... »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | 自然・暮らし・天候・行事