よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録049(はくちょう座 C20北アメリカ星雲)

2023-05-09 06:00:00 | C天体

はくちょう座 C20(NGC7000) 北アメリカ星雲

画像①(QBPフィルターⅢ使用、回転、該当部分トリミング)

QBPフィルターによる4つ目の電視観望は、北アメリカ星雲。写ったときは、大げさだが、感無量。ほしぞLOVEログのSamさんがブログやYoutubeでよく紹介している星雲。心の中でSamさんやりましたとつぶやく(面識は全くありません(^^;)。しかも、NGC7000のほかに、カルドウェルカタログ20とは、カルドウェルカタログの星雲が、こんなに早く観望できるとは・・・

電視観望中は、喜びいっぱいでしたが・・・

Astapで、fitsファイルにプレートソルブをかける。OK。自動色修正。うーん。はっきりしない。星が赤い。取りあえず、回転させ、北アメリカをわかりやすくする。α,δ gridを表示させ、Deepsky annotation処理後、jpegで保存。(画像③)

いろいろやりました・・・。最終的には、SharpCapProのSave exactly as seen で保存した5枚のpngファイルを。ステライメージLiteで加算コンポジットして調整。Microsoftフォトで再度調整。それでも見えるかどうかレベル。う~ん。『無駄遣いだめよ。FMA135とNeptune-CⅡ極めなさい。』何にも言ってないのに館長の声で空耳が・・・

もう一つ気になることがある。ネット上の北アメリカ星雲の写真では、北アメリカの右に他の星雲も写っているものが多い。私の画像には影も形も無い。色々調べる。隣にあるのはペリカン星雲。全く写っていない。C20の他に、ペリカン星雲を合わせて、シャープレスカタログで、Sh2-117の名前もある。シャープレスカタログと言えば、Starlight TerraceさんのGooブログ。写真も素敵。なるほどといろいろ納得する。勉強になった。いつもありがとうございます。

月の影響が無くなったら、UV IRカットフィルターで再観望しなければ。

画像②(ステライメージLiteの画像を加工)

画像③(Astapで、プレートソルブ後、Deepsky annotation処理、該当部分)

 

(追記)

実は、この記事は記録048として投稿予定であった。予約投稿を済ませ、夜中に再確認していたところ、どうも気になる。形・星の配置・ペリカン星雲・その位置関係・・・自信がなくなり、急遽記事の差し替え、翌日にAstapでの再確認となった。

画像④(Astapでの再確認)

Astap優秀。写ってないところまでDeepsky annotationで表示。中央右隅にIC5067/Pelican_Neburaの表示が、位置関係がはっきりしてすっきり。なお、恥ずかしい話だが、ペリカンの部分を取り違えていた。他の方々の画像や天体写真を見ると、なるほどペリカンと再度納得。まだまだ理解できない部分も多いが、今回はこれでよしとしよう。

なお、Astapの使用についてプレートソルブ以外の部分は、KIMUKAZU_blogで知り、blog記事や紹介されている参考文献で学習して習得を目指している。AstapのDeepsky annotationをKIMUKAZU_blogで見たときは、かっこいい!できるようになりたいと強く思った。kimukazujp_gooさん、いつも有益な記事の発信、そして稚拙な当ブログをご高覧頂きありがとうございます。

m(__)m

 

参考資料

1)北アメリカ星雲~Wikipedia

2)ペリカン星雲~Wikipedia 

3)Starlight Terrace~fornaxさんのGooブログ

4)ほしぞloveログ~Samさんのブログ

5)KIMUKAZU_blog~kimukazujp_gooさんのGooブログ

 

撮影データ
2023年5月5日月齢14.9、晴れ所々雲あり
メダカ部屋観測所
はくちょう座C20(NGC7000)北アメリカ星雲
FMA135+Neptune-CⅡ+Virtuoso-GTi+QBPフィルターⅢ
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng5枚保存
Raw8、Area2712x1538、Offset=20、Gain=300
Exposure=8s×113frames(最大)
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルをプレートソルブ、自動色補正、Deepsky annotation、α,δ grid処理、jpeg保存(画像③)
ステライメージLiteで、png保存した5枚のファイルを加算コンポジット。他調整(画像①)
Microsoftフォトで、色・明るさ調整、トリミング