楽しい初詣

代々木八幡に初詣に行った時の話です。

まだ、所々に片付けた雪が残っているある日‥‥

３時間近く待って、やっとお詣り。足は痛いし冷たいしで新年早々、忍耐力を試された様でした。

何でここに来たのかなぁ？と駅に階段を降りて行きました。

階段の途中で一番下に居たおばあちゃんに気がつきまして、耳を澄ましてみると「あ～階段かぁ～階段なぁー」と大声で何度も言っているんです。

近くには誰もいないのです。さぁ、あなたならどうしますか(笑)

私、足痛いんですよ～

一番下迄降りて、手を差し出すと「まぁ降りて来たのに良いんですか？」と言いながら、もうしがみついてるんです。(笑)

「後４年で百歳です、若い人に迷惑を掛けない様に長生きして税金払っているんです」と耳も聞こえ足もシッカリしてるんです。

階段の上に着いて「後は大丈夫ですか？」と聞くと「近くだから大丈夫です」と言いこちらが照れる位の賛辞と感謝をされました。

多分毎日の恒例になっていると思うんですけど(笑)お元気で散歩されているんでしょうね。

私もあんな元気で、ちょっとチャッカリ、ユーモアを持って生きて行けたらと思いました。

反対に元気をもらった様でした。

ひょっとして振り向いたら、あのおばあちゃんは消えていて代々木八幡の神様だったりして‥‥なんてね

帰りはなんだか、ニコニコして帰って来ました。良い初詣でした。

皆様も良い年になります様に。