SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

「プリズム」を読んだ。

2015年11月10日 19時24分24秒 | Weblog
この作者は文章の構成能力がとても高いと思う。

この本を読んで思ったことだけど、内容が薄くて、進行と、展開に中だるみがあるよな。

それでも、構成がうまいから、苦もなく読めるんだ。

家庭教師のバイトをした家族の親族に多重人格者がいて、一人の男に棲む5人の人格の一人に恋をする人妻主人公。

多重人格者って、幼少時にひどい虐待を受けた子供が現実逃避する、手段なんだな。

親に虐待され、逃げ場もなく、自殺するか、気が狂うか?そんなに追い詰められたら、解る気がする。

俺が犯罪の中で、一番憎む人種が虐待親だ。

こういう親は、全員殺してやりたいと、常々思っている。