SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

日本にも聖人がいたんだ。

2016年09月19日 07時54分11秒 | Weblog

福島原発事故によって、被ばくした牛を保護している人がいる。

消費として出荷できないが、殺処分を行わないで飼い続ける、そこには未来はない。

500頭以上の牛が寿命で亡くなるまで世話をするんだ。

人の行った悪行、家畜への償い、命の尊さを訴えているんだ。






求む!!~処分に困った汚染牧草や汚染稲藁を無償で引き取ります!


緊急

求む!!~処分に困った汚染牧草や汚染稲藁を無償で引き取ります!

2011年3月11日の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の爆発放射能漏れ事故により、国は2カ月後の5月12日、旧警戒区域(同原発から半径20キロ圏内)に生き残った家畜を所有者の同意を得たうえで殺処分するよう福島県に指示しました。しかし、いまも十数軒の農家らが「命を見捨てることはできない」と自身の被曝を顧みず、エサや水を与えながら約500頭の被曝牛を生かし続けています。

原発事故の生きた証し・被曝牛とともに原発を乗り越える世の中を目指す、非営利一般社団法人「希望の牧場・ふくしま(福島県浪江町)」では現在、十数軒の農家から預かった牛約330頭を保護・飼育しています。その全頭が、移動や出荷を禁止された経済価値ゼロの“被曝”牛です。当牧場の主な目的は、この被曝牛を継続飼育することで、今後の放射能災害の予防などに役立つ貴重な科学的データを集積することにあります。すでに2013年末から東北大学加齢医学研究所の福本学教授のチームほかとの共同研究がスタートしています。

当牧場はいま、最大の危機に直面しています。それは餌不足です。約330頭の牛たちの主な餌は現在のところ、北関東や東北の農家から無料で譲ってもらった、放射性物質に汚染された牧草や稲藁(8000ベクレル/キログラム以下)ですが、そのストックは残りわずかで、このままでは全頭餓死という差し迫った危機的状況です。

牧場としての事業収益は一切ないため、自力でクリーンな餌を購入、調達することは困難です。一方、北関東や東北には現在も汚染牧草・稲藁が数十万トンあるとされ、地元農家はその置き場所や処分に大変苦しんでいます。そもそもの汚染物質の発生者は東京電力であり、責任を持つべきは国ですが、彼らはいまだ根本的な解決策を打ち出せていません。処分するにも莫大なコストや手間がかかり、だからといってそのまま放置しておくわけにもいかない、厄介な汚染牧草・稲藁ですが、旧警戒区域の牛たちにとっては命を繋ぐための貴重な餌になります。汚染牧草・稲藁を、本来の生産目的である餌として、被曝牛にこれを食べさせることは、コストも手間もかからず、その処分に困っている農家も助かるという、もっとも理にかなった片付け方です。

行き場のない汚染牧草や汚染稲藁をぜひ、被曝牛の餌として使わせてください。

ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。



2015年4月12日

代表理事 吉沢正己

[連絡先]

非営利一般社団法人「希望の牧場・ふくしま」

担当 針谷勉(090-1279-2106)

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア 4F

電話: 03-3496-2177 FAX: 03-3496-2188 E-Mail: kibouno.bokujyou@gmail.com