夫が還暦近い医者で妻が重度の鬱病をわずらっている夫婦間の生活を綴ったエッセイかな?
俺の周囲には多くの鬱病を患う人がいる。
鬱病の症状はものすごく、わがままで、本音で感情をぶつけてくる、物事の優先順位が曖昧だ。
自分自身判っていてもどうする事もできないようだ。
そう言う人と、生活を共にするには強い愛情がないと、無理だと思う。
ただ、鬱病になるには必ず理由があるんだ。
深い悩みを抱えて我慢しすぎると、発症する。
原因は大体、人間関係だ。
発症すると、完治することはないようだ。
それよりも、発症しないことだ。
人なんて、あてにして、依存してつき合うと悩みは尽きない。
基本生活は孤独でいいんだ、誰も・・・たとえ家族でも当てにしないことだ。
人なんて口を開けば、他人を傷つけ、それに気づかずのほほんとしているものだ。
苦労は買ってでもしろと、誰が言ったか知らないが、クソ野郎が言ったんだろうな。
今時そんな事、だれもしない。
経験を積むと、苦難を乗り切りやすいたとえだろうが、苦難なんて、まともに受けずになりふり構わず、逃げるべきだ。
人との縁なんてどんどん切り捨てればいいんだ。
鬱病の生涯生存率は35パーセントと聞いた。
躁鬱病は0.5パーセント・・・200人に一人しか生きられないのか?
著者の奥さんも自ら命を絶ったんだ。献身的に尽くした9年間はなんだったのか?
やりきれないよな。