ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

恐怖の怪談ナイト・リターンズ

2010-04-01 23:14:49 | 自宅介護

昨夜・・・ディサービスに持っていくバッグが気になる母ちゃん。

中に何が入っているのかをしきりに気にするので、バッグを見せてあげると・・・

ニンマリと笑って『これ、おばちゃんが用意してくれた』って言うんです。

『オレが詰めてあげたんでしょうが』

『うそだー。おばちゃんだよ』

『だーかーらー、おばちゃんはここに居ないでしょ』

『えー・・・だってそこに居るじゃん』

オイラの左肩越しを指差して言うんです

その時仏壇が『トントン

・・・ざわー

『ニャァ

ひょっこり顔を出したチィさんでしたぁ

ホッとしたのも束の間・・・トントン・・・

誰も居ないはずの2階から音が・・・

『ほーら、2階におばちゃんがいるよぉ』

『んもう、母ちゃん・・・この家には母ちゃんとオレしか居ないんだよ』

すると母ちゃん、指差し確認で人数を数えはじめました。

母ちゃん自身を指差して『一人ぃ』

オイラを指差して『二人ぃ・・・おばちゃん』

宙を指差して『三人・・・〇〇(オイラの名前)』

・・・オイラのほかにおばちゃんが居て、オイラがおばちゃんであっておばちゃんじゃなくて、もう一人オイラが居る・・・しかも見えてるの・・・まともに考えたら頭痛くなっちゃうぉ

認知症と診断された当時の『おばちゃん』とは質が違うのかなぁ・・・。

当時の『おばちゃん』は実在の人物だったけど、今度の『おばちゃん』はオイラのことらしい・・・うー、わけわからん

と、混乱していると、台所のほうから『ガチャン

こんな感じで夜中の2時ごろまで、あちらこちらから音が鳴ってました。

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母ちゃんのアバラ痛を診てもらうために病院に行きました。

ちょっと大変でしたがレントゲンを撮るのに成功

骨には異常は見つかりませんでした

アバラの打撲ということで湿布を処方してもらい、ついでにいつもの『1か月分のお薬』も出してもらいました。

血圧など計ってもらっていると、母ちゃんってばなにやら先生に報告しはじめました。

母『いっつも、一日何十回も、血圧計れって怒られるの・・・イモウトに』

先生『へぇー、妹さんが血圧計ってくれるんだぁ』

母『うんそう、イモウトとおばちゃんに・・・』

オイラ『センセ。うち、二人暮しなのに、おばちゃんが居るとか言うんですけど。妹っていうのは初登場です』

母『うるさいぃ、おばちゃんだまってて』

オイラ『おばちゃんじゃねぇし』

先生『ははーん、居るかもしれないよ』

オイラ『んもー、センセまでぇ』

先生『〇〇さんには見えるんだねぇ・・・そっかそっか』

・・・つまり・・・そういう病気ってことなのね

否定しても無駄なんだねぇ・・・

『おばちゃん』と『イモウト』

長ーいお付き合いになりそうだなぁ・・・。

登場人物がこれ以上増えないことを祈ります

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今日の『お仕事の打ち合わせ』は、明日に延期してもらいました。

先方様も今日は年度替りで忙しいとのことで、かえって良い結果になって一安心です。

明日、母ちゃんがディに出かけてから出向くことになりました。

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先日来、温度が上がらなくて困っていたオーブンレンジですが、メーカー修理ということになりました。

おそらくコンピューターの故障だろうということです。

代替機のオーブンレンジを置いていってくれたので、さっそく『おしりパン』を焼きました。

15分でちゃんとキレイな焼き色が・・・やっぱ温度が高いと焼き時間が短くていいなぁ。

早いとこ直って帰ってこいよぉー・・・

パンは家で焼いたほうが断然『安い』んだからー・・・

美味いまずいは別だけどねー・・・。

あ゛っ修理代で高くついちゃうかぁ