ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

初七日

2010-04-22 21:06:12 | 自宅介護

ばあちゃんの初七日を迎えました。

タイミングよく、今日はお寺さんの大般若法要の日・・・

一人でお寺に行っても沢山の人々がいたので寂しくありませんでした。

あまりにも沢山の人だったので、板の間で正座をするはめに・・・

足はしびれたけど法話は面白かったぁ

法要が終わって帰ろうとすると、ご本家さんに呼び止められました。

『家さ寄って、お茶っこ飲んで休んでってぇ』

先日のお礼がてら、寄らせていただきました。

お茶を頂きながら猫の文太君をぐちゃぐちゃいじくって遊んじゃいました。

帰り際お米と白菜を頂戴してしまいました。

お土産の八橋・・・喜んでくれたかなぁ。

村役場に行ってばあちゃんの除籍謄本を申請するも、まだ町役場からの連絡が無いとのことだったので、書類が出来次第郵送してもらうことになりました。居住地と本籍地が違うって、やっぱり不便ですねぇ。

銀行さんの手続きも年金の手続きも無事に済み、ようやく一段落した感じです。

・・・あーぁ、疲れたぁ

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18日・・・

納棺も済んじゃったし、通夜は翌日。

丸々一日暇でした。

兄ちゃんが持ってきた本を読んだり、時折ばあちゃんの顔を見に棺を開けたり・・・

午後にはお寺さんにご挨拶に行きました。

お布施の額を相談したり、ばあちゃんの戒名をお願いしてきました。

戒名にはばあちゃんの名前のイメージの漢字一字を入れてもらうことにしました。

お寺の帰りにお墓の掃除をしようと思いましたが、生憎の雨模様・・・

掃除は翌日改めてすることに・・・

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19日・・・

今夜の通夜に備えて、菓子類の買出しに出かけました。

お墓の掃除にも行ってきました。

またまた通夜までの時間をダラダラ過ごしてました。

午後4時、通夜の開始時間です。

和尚さんが到着したというのに、身内のいつもの遅刻常習犯が相変わらずの遅刻・・・

会場に来て下さっているのは親族だけではないので、お待たせするわけにはいきません。

定刻より5分遅れで始めてもらいました。

喪主挨拶ではちゃんとメモ書きを見ながら話し始めたのに、途中から大量の涙と鼻水でぐじゃぐじゃになり何にも見えなくなっちゃいました。

何をしゃべってるのか自分でも分からなくなっちゃって・・・とんでもなくみっともない喪主挨拶になっちゃいました。

駄目なんですよぉ、ばあちゃんの最期を思い出すとウルウルしちゃって

どうにかこうにか、通夜のおつとめも終了。

通夜振る舞いのお料理が美味しかったなぁ・・・。

昔のように夜通しの通夜ではないので、夜は兄ちゃんと酒飲みしてました。

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20日午前・・・

2年連続で霊柩車に乗るなんて、思ってもみなかったなぁ・・・

兄ちゃんは位牌を持って助手席に、オイラは遺影を持って棺の脇に乗りました。

わが町の火葬場は高速焼却炉なので1時間で焼きあがります。

その間、皆さんに軽食と菓子類を振る舞い、焼き上がりを待ちます。

甥っ子がワクワク・ソワソワしながら、何度も焼却扉に行ったり来たり・・・電子レンジじゃないぞぉー。

ばあちゃんの骨は、思っていたとおりスカスカでした。

父ちゃんの骨の3分の1くらいしかなかったです。

陶器製の入れ歯の『歯』がピカピカ光っていました。

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20日午後・・・

葬儀です。

またまた喪主挨拶はグッチャグチャ

どうしてもばあちゃんの最期を説明できません。

皆様、どーかお許しを・・・

付け法事では、いらっしゃる予定ではなかった方が2名も増え、お膳が足りなくなるハプニングがありました。

が、和尚さんの計らいで、仏様の分のお料理を回していただけたので助かりました。

もう一膳足りない分は、姪甥の分を使わせてもらいました。

お料理が足りなかったね。ゴメンネ。

最期までゴタゴタ続きでしたが、なんとかすべてが終わりました。

兄ちゃんを駅まで送り、チィさんを動物病院に迎えに行きました。

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大雑把ですが、ばあちゃんの最期から葬儀までを振り返りました。

後々思い出したことがあれば、また書こうと思います・・・

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夕方・・・母ちゃんがショートから帰ってきました。

意外と冷静に、ばあちゃんの遺影と対面しました。

一連のことを少しずつ話して聞かせていると、

『ところでさ・・・だれが死んだの

オイラ、思いっきりズッコケましたよぉ

でもね、もう一回ちゃんと教えてあげるとちゃんと納得してくれました。

明日覚えていてくれるかは定かではありませんけどね・・・。

母ちゃんと話をしている最中、ずっと母ちゃんに寄り添ってくれているチィさんが、やけに頼もしく見えました。

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ところで・・・

オイラが役所巡りに出かける時、お留守番のチィさんのために1台のFFストーブを点けて出かけたはずなのに、帰るとやけに寒々しい。

チィさんってば、スイッチ・オフしてくれちゃったんですねぇ・・・

火の元用心ってことなんでしょうかねぇ。

チィさん、オイラのお布団に入ってグースカピーと眠りこけてましたっけ。